左手を負傷して以来、全く草刈りが出来ていないので、畑はもとより、家の周りも草まるけ(岐阜弁^^;)
この困難な状態を打破すべく(相変わらず大袈裟(^^;)、手押し式エンジン草刈機を買ってみました。
この種の機械は昔からあり、一台欲しいなーと思っていました。しかし、農家ではないのと、お値段の高さ、機械の重さ・大きさに、二の足を踏んでいました。
私が従来の草刈り機をブンブン振り回せないので、我家の大和撫子(後期高齢者)に、「草刈ます代」デビューをしていただかねばなりません。
そこで、軽快に使える草刈機はないものかと探したところ、農業屋の店頭に展示してあるこの草刈機を見つけた次第です。
軽い(10㎏)し、小さい(幅55㎝、長1.2m)、そして、なによりも、安い(3万円)(^.^)
2サイクルの小エンジン(26c.c.)と
ナイロンコードカッター。
これは、通常のエンジン式草刈機を、台車に取り付けたものですね(^^;
果たして、ものになるか?
さっそく、草刈り機初体験の草刈ます代さんに動かしていただきました。
結果がこれ。
まあ、なんとか合格。私がいつも使っている(HONDA4サイクル35c.c.)のヘビーデューティー刈払い機に較べれば、大人と子供ほどの違いがありますが、簡単に草刈りができることは確かです。
しかし、
わずか、数平方メートル刈っただけで、ナイロンコードは擦り切れ、もう一方のコードは飛んでいます(^^:
まあ、初心者の方ですから、コンクリートや石の所も同じようにぶん回ししたのでしょう。
で、ナイロンコードを補充。
ところが、
純正のコードしか、合わないのです。
やむなく、一袋購入。
これが、何と、2500円。
これでは、まるでPCプリンターの純正インクのようなボッタクリではありませんか(^^;
消耗品代がバカになりませんね。
差し込み式のナイロンコードは、以前、自分で作っていました。しかし、今回の場合は、金属のかしめが特殊で、手に入らないと思います。
かといって、草刈り部分を、他のアタッチメントに交換することも不可能です。ランニングコストがかさむ草刈機ではあります(^^;
二本のナイロンコードを、下のように差し込んで完成。
それから、この草刈機の難点をもう一つ。
通常のエンジンと同じように、リコイルスターターを引っ張るのですが、この時、よほどうまく方向を定めないと、ハンドルに引っ掛かってしまいます。安全にエンジンをかけるためには、邪魔なハンドルを折りたたんでから、スターターを引っ張る必要があります。手間がかかるけれど、仕方ありません。
まあ、値段が値段(古伊万里の上等中皿一枚分)ですから、こんなものかもしれませんね(^.^)
以前、草刈機を探していた時のカタログにこんなのがありました。
「草刈りまさお」が誕生してから20年もたっているそうです。しかもこの品で、ものづくり日本大賞を受賞したとか。
他にも、「アラフォー傾子」「芝耕作」「男働盛清」「男前刈清」「荒野の用心棒ジョージ」など、ユニークなネーミングの機械を作っています。キワモノ会社?かというとさにあらず、海外でも注目されている優秀な会社なのです。
私もこれにならって、今回の草刈機に名前をつけてみました。
「草刈かるこ(刈る子、軽小)」(^.^)