パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

落語

2009-11-24 01:12:14 | Weblog
立川談志を調べていたら、「止め名」というものがあることを知った。

落語界では最高位の名跡で、それ以降は他の名を襲名することはないそうだ。
歌舞伎の市川団十郎のようなもの?だろうか。

東京では桂文治(ぶんじ)、三笑亭可楽、三遊亭圓生、
柳家小さん、古今亭志ん生、林家正蔵、
上方では桂文枝(ぶんし)、笑福亭松鶴、桂米團治

であり、今のところ使われている(使われる予定)なのは、
三笑亭可楽、三遊亭圓生(2011年を目途に三遊亭鳳楽)、
柳家小さん、林家正蔵(こぶ平)、桂文枝(桂三枝が襲名予定)、桂米團治(小米朝)
とのこと。

落語のことはわからないが、三平よりも正蔵のほうが格上であることや、
その正蔵をこぶ平が襲名したこと、三遊亭は円楽よりも円生がいて、
すでに後継者がいて、古典落語が抜群にうまいこと、
桂文枝に三枝が襲名する予定や、桂米團治に人間国宝桂米朝ではなく、
その息子の小米朝が襲名したところなど、落語の世界もいろいろ事情が
あって、必ずしも実力と襲名は一致していなくて、名前が人を作るような
ところもあると思った。

米團治系統の名跡は「米歌子」「米之助」「米朝」「米團治」「文團治」「文治」の順に名前が大きくなるそうで、
文治は最初上方だったが、東京に移り、それ以降は
文治が桂系列の総本家で、分枝が関西総本家のような扱いらしい。
この辺は複雑だが、どうして東京にも桂系列の落語家がいるのかよくわかった。

関西の番組で弟子の桂きんしがよく、「分枝師匠」といっていたが、
かなり偉い人だったようだ。



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