パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

1~3冊目○○○

2008-04-14 01:17:10 | Weblog
○1「マン・マシンの昭和伝説(下)」前間孝則、1993、講談社
感想:プリンス自動車はもともとブリジストンの石橋の個人的な趣味の会社で、
トヨタとかにタイヤが売れなくなるのを懸念した石橋が、日本興業銀行や、日産と共謀して、売り払ったことや、日産の前にトヨタの豊田英二に打診してたことなどが面白かった。
また、神格化されている、本田宗一郎の実の姿が生生しく書いてあり、非常に参考になる。
この本は上下とも内容が非常によく、前間氏もよくここまでまとめたな、と関心させられる内容だ。
やはり、昔かトヨタは横綱相撲をとっていたし、例えば、自動車工業会でもトヨタと日産の輪番制だったことや、経済性至上主義で、儲かることしかしないところなど、いかにも
トヨタらしくて、じゃないと世界に最大の自動車会社にはなれないのだろうな。と妙に納得したりした。

○2「話せぬ若手と聞けない上司」山本直人、2005、新潮新書
感想:
筆者は元博報堂でマーケティング調査をしていて、独立した人物。最後の3年程度で新卒者教育を担当していた。
彼曰く、若者の話をよく聞いてやれということをしきりに言っている。

○3「おとなの叱り方」和田アキ子、2008、PHP新書
感想:
和田アキ子の自伝のなかで、自分がいかに叱られてきたか、
そして、自分がいかに他人を叱るのかを書いたなかなかの名著。
特に、和田流叱りの極意で、助走をつけて叱る、目を見て叱る、恩着せがましくしない、叱ったあとは徹底的にフォローする、アメとムチで叱る、究極は無視して待つ、という叱り方はかなり参考になった。また、最後には、皆に感謝という言葉が和田アキ子らしく書いてあり、普段のテレビの姿からはかなり違う側面が見れて良い。生かされて生きている人にはみんながついてくるというのはすばらしい言葉だと思いました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする