光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津市金田漁港付近で強風にふかれて

2024年03月06日 | 日記

 2/27(火)は発達中の低気圧のせいで千葉県は、沿岸部を中心に非常に強い風がふき大しけになりました。しかしこの日は強風でしたが雨が小ぶりだったので、午前9時頃ツレと金田漁協に焼き海苔を購入に行きました。

 海苔を購入してから、金田漁港の写真でも撮ろうと港に出ました。ところが風が強くて車のドアを開けるのに一苦労。ようやくドアを開け港の写真を2~3枚撮影しました。対岸のビルが良く見えます。

 強風の具合を車のラジオで聞いてみると、羽田空港では午前6時すぎに風速21.1m、千葉市では19.5mの最大瞬間風速を観測したそうです。

 気象庁によると沿岸部を中心に非常に強い風がふき、最大風速は海上で23m、陸上で18m、最大瞬間風速は30mから35mと予想されているとのことでした。

 漁港からアクアライン方面を見ると、富士山がアクアラインの上にのっているかのように見えます。

 綺麗な富士山です。この時期富士山が良く見えますが、今日の富士山は格別です。ツレと強風の中暫く見入ってしまいました。

 

 この後海岸に沿った道路を進みました。そしてアクアラインを潜って帰宅しましたが、アクアラインと東京湾の間に見える富士山も見事です。葛飾北斎の有名な「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」を思い起こします。

 この絵のモデルの地はいろいろな説があり、図中の三艘の船は押送船と呼ばれ、房総半島から江戸に海産物を運ぶ際に使用されたもの。その為神奈川沖の対岸にあたる木更津沖から富士山を書いたという説があります。ある説ではアクアライン中程の橋桁辺りから見た富士山の姿がこの構図にピッタリとの由。

 この日も強風のせいで大きな波が立っていました。そして海岸側では富士山をスケッチする北斎の姿が見えた様な気がしました。強風の中の幻です。