光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津市小櫃堰とシラサギの群れ

2023年09月13日 | 日記

 9/1(金)ツレと木更津市牛袋の梨農家に朝どり梨を買いに行きました。その梨農家は小櫃堰の近くにあるのですが、ここの梨はとても美味しいです。途中小櫃堰の側の中郷大橋を車で渡っていると下流の浅瀬にシラサギが20羽近くいるのを発見。急いで川沿いの駐車場に車を停めました。

 小櫃堰と小櫃川を散策するには最適の駐車場で周りに桜の木も植えられています。そこで車を降り小櫃川を少し下るとシラサギの群れが小櫃川の浅瀬や岩場で羽を休めていました。

 シラサギは最初に20羽位いたのですが、私たちが近づくと4~5羽が飛び立ってしまいました。それでもかなりのシラサギがいて、その光景は一幅の日本画を思わせるものがあります。

 シラサギの群れの中にはアオサギもいたようですが、あまり近寄れないので、確認はできませんでした。小櫃川沿いに木や雑草が生い茂り川辺には行けないのです。仕方がないので、小櫃堰周辺を散策することにしました。

 小櫃堰は昭和48年(1973年)3月に完成した小櫃川(川幅120mの部分)に設けられた堰です。ただ昭和45年(1970年)7月の集中豪雨による被害を受けたため、千葉県は災害復旧工事事務所を設置し、95.2億円を投入して決壊護岸の復旧・屈曲部を直線に改修した工事を昭和50年(1975年)3月に完成させました。

 ダムのような堰ですが、調べてみるとダムと堰の区別ですが、以前は堤防に接するものを堰、山に接するものをダムといっていました。しかし最近の堰は水の量を調節したり、下流の水の量を維持したする機能をもっているので、高さで区別するそうです。高さが15m以上のものをダム。15m未満のものを堰と言うようになったとの由。下の写真は小櫃堰の少し下流にある中郷大橋です。