やっぱブログだべさ。

 こんなブログタイトルでも…まぁイイんでないかい? 
 まずは「初めに・お約束」をお読み下さい。

コンサートとレッスンとコンサートのお話。

2008年01月16日 | Music
 とうとうマーラーのコンサート♪ 実は一回目のリハーサルはクリスマスの前だった。途中休暇を挟んでいた事もあって、長いサイクルでした。今回も満員で客席の一番上まで見事に埋まっていました。

 本番はデスね、もっとOutwater氏とリハーサルして、全員が(勿論私を含めて)ちゃんとコンセプトを理解していたら完璧だっただろうな、という感じでした。ところどころ危うい所があったけど、magical momentもあって楽しかったです。「最後の最後まで、『曲の重さと重心』を感じて弾いて下さい」とリハの最後に言われてたんだけど、それは良かったかな。

 元々このコンサートは、チョン・ミュンファンが指揮の予定だったのが変わったので、オケの中にはOutwaterじゃ物足りない、と贅沢を言う人も居ましたが。いいじゃん、Outwater。まだ若いのに有名なオケは殆ど全て振ってるじゃん。

 コンサート後のお楽しみ オケ仲間とバーに行ってフローズン・ダイキリを飲みました。グラス一杯、全部飲んじゃった♪完食(?)したのは初めてでーす。おめでとう、Chewie トレーニング・オケでお酒もトレーニングされちゃってマス


 さて、今日は子供っちの練習をみるレッスンへ行って参りました。2回目。その子の先生とのレッスンのビデオを見ながら、一緒に練習してくれ、とお母様に言われてビデオを観たんだけど、Chewieはショックを受けたよ 

 アメリカ人のおばさんの先生なんだけど、めちゃめちゃ怖い! 怒鳴るわ、弓の先で子供を突付くわ こんな怖いレッスンを見たのは初めてかも。子供っちはこれに慣れちゃってるみたいで、特に怖がってる様子はないんだけど

 そのレッスンだと、先生が自分のコピーを作ろうとしてるだけで、子供に真似をさせて終わってるのです。ま、まだ11歳だし。
 だけど、もう11歳。少し頭を使って練習したら弾く事にも意味が出てくるでしょう。「先生がここは大きな音でって言ったから大きな音で弾いてる」という感じなのです。
 なので、レッスンで先生が説明していない、「何故」こう弾かなきゃいけないのか、「どう」練習したらそう弾けるか、を私が説明してあげて、それで練習させたのです。

 そしたらレッスンの後でお母様が、「そんなに説明しなくていいから、5回ずつとか繰り返し練習させてくれませんか?」と仰るのです。いえいえ、お母様、ただ繰り返し弾かせるだけなら、わざわざミュージシャンを雇わなくても誰かが「監督」すればそーいう練習は出来るでしょう。
 と、そこまでは言わなかったけど、「今whyとかhowが分かったら、後で同じ様な問題がある時に自分で解決出来る様になるし、弾く事にも意味が出てきますよ」とだけ言いました。

 私も練習に付き合うレッスンは初めてで、お母様が私に何をして欲しいのか、更に子供っちが何をして欲しいのか良く分からなくて暗中模索であります 

 その後Chicago Symphony(CSO)のコンサートへ。ベートーヴェンのピアコン1番とチャイコフスキー4番。とても良かったデス。今日の指揮は、やっぱりキャンセルしたチョン・ミュンファンに変わって、ロシアのPolianichkoさん。CSOデビューだそうですが、中々良かった。そして、CSOの金管は本当に素晴らしい チャイコフスキーは凄く向いてるわん Beethovenのピアコンも、久し振りに聞いたんだけど、やっぱり私、Beethoven様々が大好きデス!

 ところで、「CSO二軍」みたいなうちのオケのメンバーは、チケットが余っているとタダで貰えちゃうんデス。今回は、初めて1階席のチケットを貰えたの そしてまた明後日のコンサートもチケットを貰いましたうふふ。