元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

アスレティックリハビリテーション

2012-04-27 23:13:01 | 健康
本日午前は神戸ゆうゆう体操。
昨年の秋、大腸がんは見つかり、手術入院、療養されていたYさん(85歳)が 本格的復帰をされました。
Yさんは 60歳代の頃から、ずっと運動を行い、私が担当させていただいてからも15年になります。
術後、ベッドから立ちあがる際、即座にシッカリと立ち、すぐに歩く事が出来たのは 運動で貯筋が出来ていたからだ!と主治医の先生も驚いておられたそうです。

今朝も電車2駅分を歩いて来られる途中に、御近所の民生委員の方に

「退院して間もないので、デイケアセンターの手続きをしましょう。 
そこへ行ったらお昼の食事の用意もしてもらえるから・・・。
どこに行くの?」

と声をかけられたそうです。

「体操に行くの。」

とYさんがお答えになると、民生委員の方は 目をまんまるにしてビックリされていたようです。
病後に運動という事を理解する人は少ないのかもしれません。
なんせ、健康のためにエクササイズを行っている人は 国民の2割程度、御近所10人に2人ですから。

そして、Yさんは・・・
「自分で自分の事が出来んようになったら、しまいや!」
と、体操をお休みされていた間も近所への買い物、台所仕事は努めておられました。
今月は 来られるたび、運動時間を伸ばし、今日は 教室終了までのプログラムをこなしました。
Yさん本格復帰・・・嬉しいです。

午後は 神戸YMCA専門学校で授業。
アスレティックリハビリテーションの概要について・・・

「アスレティックリハビリテーションは疾患、外傷、外傷後遺症によってスポーツ活動を休止または制約されているものを、より早期に、より良い身体状態で復帰させるために行われる」

このようにテキストはスポーツ復帰を中心に書かれていますが、スポーツ選手を目的にするだけでなく、アスレティックリハビリテーションは一般人にも十分に適応する事が出来ます。
もちろん、生徒さん達にYさんの事を話しましたよ!

 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿