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元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

ヒザイタさん

2008-10-02 19:38:34 | 健康
スポーツ医学センターで、私が担当する患者さんの疾患は 変形性膝関節症の方が多く、いらっしゃいます。
今日の朝いちばんのIさん(70歳)も、私のクライアントであるお友達のKさんに・・・
「あなた、そんなことしていないで、早くChii先生の所へ行きなさい!」と勧められて、5か月前に、痛い脚をひこずって来られました。

“そんなこと”と言うのは 整形外科でヒアルロン注射をしつつも、半年以上、痛みが続き、どんどんと日常生活活動が低下し、お友達のKさんとも、お出かけできなくなったそうです。

今、そのIさんは・・・
もう、膝のリハビリトレーニングも卒業し、全身のトレーニングを行い、体力アップと体脂肪低下のトレーニングを行っています。
膝の痛みもなく、お身体もスリムになり、デパートを2、3時間歩き回っても、大丈夫になりました。


本日、Iさんの次に来られた、新患のHさん(78歳)も変形性膝関節症で、4月に右膝の手術を受けました。
現在、反対側の左膝に痛みを感じ、右膝は 痛みがないけれど、浮腫みが出ています。
問診をすると、学生時代は テニスプレーヤー、子育て期間は お休みして、20年ぶりにテニスに復帰すると、膝が痛んだそうです。
それでも、我慢をしてテニスをずっと続けていたそうです。
Hさんってね・・・ものすごく、我慢強いのです!?
今、Hさんのお歳は 76歳です・・・
何十年我慢していたんだろう???

Hさんの我慢強さを知ったのは 膝だけではありません。
どう見ても、右肩が変形していました。
なんと、亜脱臼したまま、10年近く置いていたそうです。
自転車で転んで、ぶつけて、痛いな~・・・治らないな~・・・50肩かな~・・・
と思っていたそうです。
今回、膝で受診をして、亜脱臼していることを初めて知ったそうです。
今日は 膝周辺のストレッチを行いました。
「わあ~・・・ラクになった~!!」と、Hさん・・・
手ごたえありです!!

違和感や痛みを感じて、1週間以上続くようであれば、必ず専門家に相談しましょうね。
事故などの外傷で、痛んだのではなく、使ってるうちに痛んだ変形性関節症は 私の経験上、初期なら、すぐに痛みが軽減します。
使い方に問題があるのですから、以後、身体のケアに努めれば、再発もしません。

道を歩いていても、世の中に、膝が変形している人が多いですよね。
ずっと、キレイな脚のラインで、しっかり歩くことが 健康につながります。
「脚は 第2の心臓」とも呼ばれ、とても大切です。

こんな協会もあるんですよ・・・
日本ヒザイタ改善普及会:http://www.hizaita.com/001/001_01.html
会長の小谷さおりさんは 以前、エアロビクスインストラクター養成コースの仕事をご一緒させていただきました。
小谷さんは 全国でヒザイタさんのために素晴らしいご活躍をされています。
私も、ご近所のヒザイタさんのお役に立ちたいと思います。



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