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元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

オーバーロードトレーニングとオーバートレーニング

2008-07-29 22:40:01 | 健康
「オーバーロード」と「オーバートレーニング」
トレーニング用語で、よく使われ、よく似ている言葉ですが、間違えると大変です。

本日、股関節の手術をしたSさんのリハビリトレーニング。
右脚は なんともなく良好なのですが、左脚股関節周辺に痛みを感じるようです。

痛みのある左脚の筋肉をチェックして、私が・・・
「ん~~~硬くなっていますね、すごく左の筋肉が 張っています。」
と言うと、Sさんは・・・

「筋肉が着いた(増えた)ということですか? もっとトレーニングの回数を増やしたほうが良いですか?」
と、おっしゃいました。

「いえいえ、そうじゃないんです。」と、私。

“オーバーロード”とは 日本語で“過負荷”と言って、トレーニングを行う際には 日常の活動レベルより多い負荷を身体にかけてトレーニングをするという事。

Sさんの左脚が 右脚のように異常がなければ、筋力の向上にあわせて、すこしずつ回数を増やしたり、強度を増やして、過負荷をしていきます。
すると、筋肉は 筋肥大をして、チカラが増し、ストレッチして伸び縮みする能力もアップします。

しかし、私が「硬いですね~ 張っていますね~」と、表現したのは 言わば筋肉が 使い古した弾力性のないゴムのようになって、疲れていて収縮が悪くなっているという意味でした。
「え~安もんの お肉になってしまってるの~!?」と、Sさん・・・。

関節になにか、異常が起こりそうな場合、または すでに起こっている場合、その周辺で関節を支えている筋肉は いつも以上に「支えなきゃ~!」と、知らないうちに筋肉が仕事を多くし過ぎて、過労を起こしている場合があります。
肩こりも、腰痛も、膝の痛みも、実は 関節よりも筋肉で起こっていることが多いようです。

このような疾患でなく、スポーツやトレーニングの場合も、過度に運動をしすぎて、休養と栄養の補給が間に合わなくなると、筋肉の働きが悪くなり、パフォーマンスが低下します。
これが、オーバートレーニングです。

そんな時は トレーニングの量や質、休養や栄養を見直さなければ、慢性疲労症候群をおこしたり、障害を悪化させてしまいます。

身体(筋肉)の機能は適度に使うと発達し、 ⇒ オーバーロードトレーニング
使わなければ萎縮(退化)し、 ⇒ 運動不足 廃用性症候群
過度に使えば障害を起こす ⇒ オーバートレーニング 
ルーの法則


「オーバートレーニングとオーバーロードトレーニングについて説明しなさい」
・・・・・大学院博士課程入試の過去問題!?!?

北京オリンピックも、あと10日のカウントダウンが始まりました。
博士課程入試も そろそろカウントダウン・・・
これから、このブログ・・・勉強ノートに使います!?

オリンピック出場選手もドキドキしているだろうな~
私も ドキドキ。。。

でも、さっきから 娘が 横を うろうろ・・・
オーバートレーニングで、ふくらはぎが痛いみたい・・・

ママは そんな場合ではない・・・


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