元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

体が モノを言う

2009-06-26 23:59:26 | 健康
神戸ゆうゆう体操にて…
三○さんが 教室は始まる前に「3日前ぐらいに、ちょっと腰がギクッとなったので、今日は 用心しながら体操します。」との御報告。

ということで、こちらも用心しながら様子を見せていただきました。
両脚を伸ばし長座になって前屈する腰のストレッチをしながら、三○さんを見て・・・
「三○さん、左の方の腰が お悪いんじゃないですか?」
と、お聞きすると・・・

「さあ?? どっちが悪いかな~? よく分からないです。」
と、おっしゃるので・・・
左右片方ずつの腰に刺激がかかるストレッチをしてみると・・・

「あ~やっぱり、左の方が 硬いですわ~~!」と、三○さん。

以外と自分の身体の細かい部分まで、自分で気づけないものですね。

ちなみに私が 左側だ!と分かったのは 長座に座った時、三○さんのお膝の左側が 右側に比べ、かなり曲がっていたからです。
腰から殿部、膝の関節に繋がる太ももの裏へと筋肉は 連結しています。
太ももの筋肉にも影響が出て、そのすべての筋肉が硬くなるため、膝の様子も変わってきます。
腰だけでなく、腰に関連するパーツの全てのケアが大切です。

午後・・・YMCA専門学校へ
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「さあ、どの子の、どっちの膝に危険信号が出ているでしょうか?」

膝関節の障害評価を行いました。
チェックポイントは・・・
① 膝が 曲って、膝のお皿が前に出ていないか? または 反りかえって、膝のお皿が奥に引っ込んでいないか? 

② つま先と膝が同じ方向を向いているか?

チェックをして、ちょっとおかしい!と膝を評価してみても、主原因は 案外、膝ではない場合が多いです。
膝は 曲げると伸ばすしかできない単純な構造です。
その下にある足関節や股関節は いろいろな動きを作り出すことができます。
その為、上下で起こった捻じれなどが 上からは大腿骨、下からは脛骨を介して、その中間にある膝の関節をいじめている場合あります。
足底の変形や股関節の柔軟性不足が 膝関節に多く影響している場合が多いです。

さて、8人の膝・・・・・
18歳×2倍以上の年季が入った膝が 混じっています。
膝の中身は かなり消耗しておりますが、リハビリを頑張って、最近走れるようになった嬉しい膝です。
長年使う大切な体のパーツ・・・
危険信号を早めに見つけて、大切にお手入れしてしましょうね。


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