元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

介護

2008-06-10 21:56:28 | 健康
昨日、大学にて、介護についての講義を受けました。

宝塚ゆうゆう体操は 50歳代後半の方が多く、介護者となる世代の方が多いです。
介護に加えて、お子さんの育児の援助など、とてもお忙しい世代。
そのため教室をお休みせざるおえないと言う事も少なくはありません。

一方、神戸ゆうゆう体操は 90歳のCさんまで、60歳以上の方がほとんどで、御家族の用事・・・とうのは もう終わった世代でもあります。
そして、要介護者になっても、おかしくはない世代であります。
でも、お元気です。
大学で、高齢者福祉の話しを聞いても、その高齢者の枠には入らない・・・
あらためて、体操教室の皆さんが 特別な人たちなのかもしれない!?と感じています。


宝塚ゆうゆう体操の方と、たまにお食事をして、お聞きする話題は 介護の負担について・・・。

福祉が充実する北欧などでは 要介護者が1人暮らしでも、生活が成り立つシステムが確立されていると聞きました。
しかし、日本の介護システムは「家族による介護」が システムの基盤となっているようです。
そのため、介護者の精神的肉体的負担を感じることが多いようです。

もともと・・・
動物というのは 本能的に子育てを行うが、親を看取ることをしないそうです。
親を介護するのは 人間だけなのだそうです。
本能ではないので、介護者は どこか、しんどくなる部分があるのでしょう。

犬や猫が 死期を知ってか、知らずか、老いて弱った頃、どこかへ いなくなる・・・
という話を聞きます。
最後まで、自己責任を取って、偉いな~と感心します。
最後まで、歩き続けて、土に伏せる、土に返る・・・カッコいいな~。
そんな死に方に憧れます。

見せて頂いたデータで驚いたのが、「65歳以上の寝たきり期間の割合」
寝たきり者の50%の人が3年以上だという事です。

PPK・・・ピンピンコロリ
数年前、こんな言葉が 国の政策から出てきました。
個人としては それを望みます。
しかし、、問題になっている後期高齢者医療制度など、国の思惑として、そんな事を望むなど、なにごとか!?などの批判もあってか、、
最近、PPKを聞かなくなりました。


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