こんにちは、ヤン・ヒョンソクです。
昨夜、誤解を招くような記事が掲載され、急に話題になりましたがそれについて簡単に説明致します。
なぜ、YGの公式的立場ではなくヤン代表の文章で説明するのか?
正確に言いますと、あの記事の内容は4年前のことで
その当時、BOMの両親に会ったとき、BOMの家族側が調査を受けたということ、
過去BOMが経験した衝撃的な事故、そして病歴についてのことを私だけに初めて話してくださいました。
実際、あの記事が出る前はYGの全ての職員はもちろん2NE1メンバーすら知らなかった内容です。
そのため、状況に詳しくないYGの公式的な立場よりは
内容を直接聞いた私のほうから説明させていただくほうが正しいと判断しました。
記事についてプロデューサーとしての心境は?
練習生の期間まで含め、私と2NE1が共にした時間は9年です。
9年間見守ってきた2NE1は
メンバー皆タバコを吸わず..お酒もあまり飲まず…
公式的な行事を除いてこれまでの9年間、個人的にクラブに行ったこともないようです。
私が知る限りではそうですが..周りからもそのような噂を聞いたことはありません。
しかし、そんなBOMが突然ある記事のタイトルで「麻薬密輸者」と呼ばれています。
あまりにも当惑してどこから説明すればいいのか
根拠もない噂についていちいち説明するのがいいのか、
状況をこじらせるだけなのではないか、少し悩んだのも事実ですが
現在ワールドツアーを行っている2NE1の多くのファンのためにも…
突然麻薬密輸者と呼ばれているバカみたいで自分の妹のようなBOMを
そばで見守っているだけが最善策ではないと考えました。
真実は何ですか?
ファンの皆さんはご存知のように、BOMは2NE1としてデビューする前、
長い間アメリカで育ち、幼いころはサッカー選手が夢だったそうです。
しかし、不幸にも試合に一緒に出た親友が競技中事故で亡くなり、
その後BOMは手に負えない衝撃や悲しみでつらい時間を過ごしました。
数年間、精神科での相談や心理治療を受け、
アメリカの有名な大学病院で正式に処方される薬を着実に服用してきたそうです。
BOMは、その事故以降それ以上サッカーができなくなり、
夢を歌手に変えた後韓国に来て初めてオーディションを受けましたが、私はその日を鮮明に記憶しています。
数多くの人々がオーディションを受けましたがその中でも私がBOMを覚えている理由は、
その場で「YGでなければ歌手になりたくない」という多少大胆なことを言ったからです。
当時、オーディションで落ち、翌年再挑戦しましたが再び落ちました。
3年目は公開オーディションに参加し数千人のうち1位で合格したため、
BOMに対する私の記憶は格別だと思います。
あまり関係のないこのようなことまで話していますが、
私がBOMに初めて会ったのが11年前なのですが、
4年前お父さんにそんな話を聞く前まで、BOMのサッカー経歴や病歴についてぜんぜん聞いたことがないので
それほどBOMにとっては二度と公にしたくない痛い記憶であるのは確かだと思います。
不本意ながら説明させていただきますと、
BOMは4年前までアメリカの大学病院で正式的に処方された薬を数年間服用してきました。
スケジュールに追われ、アメリカに行けなくなりBOMのお母さんとお祖母さんが同病院で処方された薬を郵便で受ける過程で、
国内では許容されていない薬品だったので税関で問題になったのです。
幸い、アメリカの大学病院側からBOMのここ数年間の診断書や診療記録処方箋などを送ってもらい、
調査過程で全てを提出しました。その結果、全ての状況や証拠が認められ解決されたことでした。
麻薬成分が含まれているといわれているが
常識的に考えて、娘、孫に麻薬を届けるお母さん、お祖母さんが世の中に存在すると思いますか。
何が含まれているか知って飲む人がどれほどいると思いますか。
私も数年前「ヒーリングキャンプ」に出演し明かしたように、
パニック障害でいつも神経安定剤を飲んでおり持ち歩いていますが、
その薬の成分がなにか聞いたこともなく聞いてもよく分からないと思います。
BOMの場合、アメリカで数年間飲んでいた薬が韓国国内にないということだけを知って、
それが輸入禁止薬品ということは知らなかったようです。
4年前の調査を通じて、そのことを知ってからは国内の大学病院で他の薬に変えて服用していることと知っています。
最近ワールドツアーなど忙しいスケジュールをこなしていて私もしばらくBOMに会っていませんでしたが、
よりによって昨夜久しぶりに録音作業のため事務所に来てすぐ記事が出たので一晩中涙を流すBOMの姿を見て
またBOMが公開したくない昔のことを申し上げることになり複雑な気持ちです。
たくさんの方々に心配をお掛けしまして申し訳ございません。
至らないところの多い文章ですが、以上を持ちましてご説明とさせていただきます。
次回は嬉しいニュースでお目にかかります。ありがとうございました。
2014. 07 .01
ヤン・ヒョンソク