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からすま日記

マンガ家挫折者、食いしん坊、の
マイペースな日記です。

高杉さんちのお弁当

2012年01月05日 11時24分15秒 | 今読んでるもの
あけましておめでとうございます~(遅いですが)

去年は更新がめちゃ滞っておりましたが、
今年はも少し頑張って記事アップしようと思っています。

さて写真はいわゆる食べ物マンガになると思うのですが、
独身30男と、天涯孤独になった親戚の中学生女子が同居を初めて、
お弁当やごはんを一緒に作る・・という内容。

設定が光源氏みたいですが、男性誌的色気要素は全く!ありません。
描いてる人が女性だからか、本当にお弁当やごはんのレシピが主です。
独身30男が大学の教授のもとで働いているため、
学会、フィールドワークで遠出、などのシーンもありますが、
基本的にごはんを絡めたお話です。

このお話の中学生女子がかわいい。しっかりもの。
基本的に無表情なんだけど、お買い得品をゲットした時に見せる
ほんわかした笑顔に癒されます。


ご飯レシピもごく普通の食材を使ったもので、結構おいしそうなので
思わずコピーとってしまいました(レンタルだった)。

マグロの南蛮づけ、さんまの炊き込みご飯、大根と柿のサラダなどなど。

ばら色タイムカプセル(ネタバレあり)

2010年12月06日 21時56分31秒 | 今読んでるもの
久しぶりにいっき読みした本です。

13歳の奏(かなで)は白髪の家出少女。
放浪の果て?に行きついたのは海辺の女性専用老人ホーム「ラヴィアンローズ」。
年齢を偽り住み込みで働くことになった奏は、ホームの庭にまつわる噂が気になるようになり・・・。


登場人物がみな個性豊かで、そのため勢いで読めてしまったという感じです。
前半はホームの住人達にまつわるエピソード、後半は少しミステリー入ってます。

明らかに中学生少女を住み込みで働かせるなど、
ちょーっと設定に現実感がない気もしますが、まま面白かったです。
山崎和臣くんとはどうなるんだ~。




いつまでもここでキミを待つ

2010年09月29日 19時59分21秒 | 今読んでるもの
簡単にいうとガールミーツボーイなお話です。
ベッタアマではないですが。

中学生の奏(かな)は塾からの帰り、寝台列車「サンライズ出雲」に乗ってしまう。
自分自身がとった行動に驚き、一泊したらすぐ家に戻ろうとするが、
なぜか「帰りたくない」と思うように。
列車で乗り合わせたヤンキー少年と、ふとしたことから行動をともにするようになるが・・。

という導入部です。
奏が内気で真面目な女の子なので、ヤンキー少年の個性がきわだちます。
なんとなく好きなお話でした。





水の時計

2010年09月21日 22時28分58秒 | 今読んでるもの
2週間ぶりの更新です。ごぶさたしてて見てくださってる方にはすみません;
なんかもう今やる気がナッシングなんです;


初野 晴氏の著作。
ぐれて暴走族になった少年。ある時少年の前に初老の男が現れ、
「脳死」となった少女の臓器を、必要とされる人達に運んでほしいと依頼する。
混乱する少年の前で、少女が話しはじめる―。

話が重そうだなと思い読み始めたのですが、重いことは重いのですが
話の運び方が上手いのか、最後までノンストップで読めました。
ホラーではないです;
結構せつないお話で、私はまた最後で涙と鼻水がだーだーに・・・。
少年と少女の関係は最後に明かされますが、同作者の「二分の一の騎士」に少し似ています。





笑酔亭梅寿謎解噺

2010年07月10日 21時08分51秒 | 今読んでるもの
暑いですね~。
なにもかもがメンドウになってしまい、
最近ブログもオロソカになってます^^;
でも面白い本があったのでご紹介~。

グレた少年が上方落語の梅寿師匠に弟子入りさせられ、
メチャクチャな師匠(一升瓶で頭をどついたりする)に反発しながらも
落語に魅せられていくシリーズ短編集。
写真は2作目の表紙です。

「謎解噺」と言いながら、最新刊の「ハナシがうごく!」では
あまり謎解きはしてない気がしますが、カラッとした話ばかりで読み安いです。
グレた筈の少年竜二が独演会の費用を一生懸命調達しようとするあたりは、
全然グレてないやん・・と少しおかしかった。


最初見た時、ドラマ「タイガー&ドラゴン」のパクり?と思ったのですが、
実はこちらの方が先だそうです。

1Q84 BOOK 3

2010年05月30日 22時46分57秒 | 今読んでるもの
これは1,2の時のように「売り切れ重版まち!」にはなってないみたいですね。

感想の結論から言いますと・・・くらかった。
読み終えるのに1カ月かかりました;最長かも・・・。

2巻を読み終えたときは3巻が待ち遠しかったのですが、
4巻目はさほどでもない感じです。



11月の扉

2010年04月22日 20時24分06秒 | 今読んでるもの
何故か年に一度は読み返している作品です。

爽子は中学生の少女。ある時双眼鏡で眺めた景色の中に、素敵な雰囲気の一軒家を見つける。
思わず探しにいき見つけたその家は「11月荘」という名前の洋館だった。
その後、家族の引っ越しが急に決まり、爽子は「11月荘」で下宿をすることに・・・。

特に大きな盛り上がりのない物語なんですが、なぜだか時々読み返したくなります。
ちょっとわけありの親子の馥子さんとるみちゃん、
きりっとして素敵な建築士の苑子さん、もと教師だったという閑(のどか)さん、閑さんに英語を教わりにくる少年。
それぞれがそれぞれの物語を持っていて、それがとても魅力的に思えます。
ひょっとしたら単に「下宿もの」が好きなだけかもしれませんが^^;

中には爽子が書く、11月荘の住民たちをモチーフにした童話も挿入されています。






サザエさん

2010年04月15日 22時10分19秒 | 今読んでるもの
大学図書館から借りてきました。
テレビアニメの方は見てもさほど感心しないんですが、
漫画の方は書かれた時代の事件や風潮がわかってなかなか面白いです。
あ~この時オイルショックがあったのねとか。
あとサザエさんは結構おしゃれさんです(その時代の流行での)。
大学には全68巻あるので、2巻ずつくらい借りて読んでいこうと思います。

二分の1の騎士

2010年04月02日 20時05分00秒 | 今読んでるもの
初野 晴のミステリーです。
最初設定に少しついていけませんでしたが、読み進むにつれて段々面白くなってきました。
あらすじは…(ネタバレあり)






アーチェリー部の女子高生マドカが想いを寄せていた「サファイア(仮名・マドカ命名)」は女の子。
実は女装した男の子で、幽霊だった。サファイアはマドカの騎士になると言う。
マドカは自称騎士の幽霊とともに街に巣食う異常犯罪者と闘い始める…。


犯罪者との対決する裏で、マドカとサファイアとの関係も徐々に明かされてゆきます。
私は鈍いので最後まで気づきませんでした^^;
読後感が良かったです。続きが出れば読んでみたいなあ。

植物図鑑

2010年03月12日 19時04分42秒 | 今読んでるもの
有川 浩さんの野草食い恋物語。
これはコイバナよりも野草食いが面白かったです。

OLが帰宅途中でイケメンを拾い、一緒に暮らし始めるんですが、
このイケメン君がなぜか食べられる野草について詳しく、調理も上手い。
OLはすっかり野草狩りに取りつかれ、ついでに?イケメン君も好きになるというもの。

ユキノシタのてんぷら、童話で食べてる場面を読んだことはあったけど、
本当に食べられたんですねぇ。
あと、イタドリが食べてみたい。油いためするとおいしいらしい。
表紙裏と背表紙裏には、ご丁寧にも本に出てくる野草の写真が掲載されており、
思わず通勤の行き帰りに道端を探してしまいました。

ちょうど今は野草が出てくる季節なので、興味のある方にはおすすめです。
よもぎ摘みにいこうかなー。

食堂かたつむり

2010年03月08日 19時50分02秒 | 今読んでるもの
柴崎コウ主演で映画化・・・につられて、大学図書館で借りました。

あらすじは―


インド人の恋人になにもかも持ち逃げされた女性が、
郷里に帰ってレストランを始めるというものです。

面白かったか面白くなかったか、というと・・・。
真ん中くらい、でしょうか。

料理をする場面はおいしそうで好きなんですが、
時々えらいグロテスクな場面があるのが苦手でした。
(特にエルメスの場面は、とばし読みしてしまいました・・・)
食べものには、大なり小なり、「死」 が絡むので、
そこをきちんと表現したかったからなのかな、と思いますが。
映画ではどこまで忠実にするんだろう・・・。

フルーツサンドの中身のクリームを、
脂肪分だけ残したヨーグルトと生クリームで作るのは真似してみたいです。




チャンネルはそのまま!

2010年02月16日 19時59分59秒 | 今読んでるもの
「動物のお医者さん」を描いた、佐々木倫子さんの新連載コメディー漫画です。
これは2巻。まってました~!
お話づくりにブレーンがいるとはいえ、やっぱ面白いです。
しかし、読み終わったあとに気づいたのですが、
「バカ枠」の雪丸を自分は笑う資格がないかもしれません・・・。
(ネタになる??)

うさぎパン

2010年02月11日 10時50分40秒 | 今読んでるもの
瀧羽 麻子さんの本です。
おいしそうな題名につられて手にとったのですが、内容もおいしそうでした。

あらすじは・・・
高校生の優子は幼い時に実母を亡くし、今は継母のミドリさんと暮らしている。
かなり小さい時に母を亡くしたので、実母に対する思い入れはほとんどない。
優子の成績が下がったのを気にするミドリさんは、家庭教師に大学院生の美和ちゃんを連れてきた。
その美和ちゃんがある時・・・・。

・・・という感じのお話です。「ある時」以降が要という気がするので一応控えます。

優子が住んでる町の描写で、「ケーキ屋とパン屋の多い町」というくだりがあり、
もしかして神戸のことか??それか芦屋?と思った瞬間から、ぐぐっと親近感が。
作者は兵庫出身とあるので、多分アタリと思います。
しかも、優子とそのボーイフレンドがパン好きで、放課後一緒にパン屋めぐりをする。
二人ともハード系が好きらしい。
読んでいるうちに、「わ、わたしも、パン食べたい!」とものすごく食欲が刺激されてしまいました;

作者はかなりお若い人です。これからが楽しみ~。


園芸少年

2010年02月08日 18時55分14秒 | 今読んでるもの
まあまあ面白かったのですが、「楽園のつくりかた」に似ているような?
あらすじは・・・・


無難に学校生活を送るつもりで、偏差値の高い高校に入った主人公と、
本当なら接点のないはずの元ヤン(死語でしょうか)、
段ボールを頭にかぶり相談室登校をする男子、の3人が、園芸部をきっかけに知り合い、一緒に植物を育てていく。
あまり盛り上がりはないような??内容です(だじゃれじゃないですよー)
主人公が一番影が薄いです;なぜだろう。
後味もよく、めっちゃ面白いうほどではないが、普通に面白い・・んだけど、少しパンチが足りない気もしました。

プレイボール

2010年01月31日 23時48分42秒 | 今読んでるもの
昨日今日はマンスリーブルーで頭痛がしたので家でコレ読んでました。
野球漫画「キャプテン」の続編です。なつかしー!年齢がバレますが。

あらすじは・・・

指を故障した谷口キャプテンが高校生になり、また野球を始めます。
「キャプテン」もそうでしたが、最初の巻の方が一番面白く感じました。
ヘタな奴が努力に努力を重ねて段々うまくなる、
故障があっても、またまた努力を重ねてなんとかカバーできるようになる、
ちょっとご都合的かなと思わなくもないですが、
「あきらめない」人ってのはやっぱり一番強いんだと思える漫画。

未完なのが残念・・・・。