からすま日記

マンガ家挫折者、食いしん坊、の
マイペースな日記です。

11月の扉

2010年04月22日 20時24分06秒 | 今読んでるもの
何故か年に一度は読み返している作品です。

爽子は中学生の少女。ある時双眼鏡で眺めた景色の中に、素敵な雰囲気の一軒家を見つける。
思わず探しにいき見つけたその家は「11月荘」という名前の洋館だった。
その後、家族の引っ越しが急に決まり、爽子は「11月荘」で下宿をすることに・・・。

特に大きな盛り上がりのない物語なんですが、なぜだか時々読み返したくなります。
ちょっとわけありの親子の馥子さんとるみちゃん、
きりっとして素敵な建築士の苑子さん、もと教師だったという閑(のどか)さん、閑さんに英語を教わりにくる少年。
それぞれがそれぞれの物語を持っていて、それがとても魅力的に思えます。
ひょっとしたら単に「下宿もの」が好きなだけかもしれませんが^^;

中には爽子が書く、11月荘の住民たちをモチーフにした童話も挿入されています。






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