ナツメのWiiウェア作品「もちもちQ」を購入しました。800Wiiポイント。
ゲームのルールは至って簡単。制限時間内に画面上に沸いてくる「モノ」と呼ばれる生き物をゴールまで規定数逃がせばクリア。「モノ」は自分で動く事はできないのでプレイヤーが「ステーション」と呼ばれるオブジェクトを動かして「モノ」をゴールまで誘導する事になります。唯一の敵キャラ「ダークマウス」は「モノ」を食べてしまいます。「ダークマウス」も「モノ」同様自力で動けませんが他の「ダークマウス」と合体してどんどん大きくなっていきます。
操作は1ボタンで正回転、2ボタンで逆回転。たった2つのボタンだけの単純明快操作。ここで無理にリモコンの機能を使ったりしないところが好印象。
さて、事前情報からキャメルトライのようにステージ全体を回転させて遊ぶものだと思っていたんですが実際はちょっと違いまして、確かにそういったステージもありますが、そもそも「ステーションを動かす」という行為が地形全体を回転させる事だったり、バー状のオブジェクトを回したり、バーニアを噴射させたりとステージによってバラエティに富んでいて、シンプルなルール故の単調さからは上手く脱していると思いました。
ステージ30。このステージの「ステーション」は中央のワイパー状の物体。
ステージ34。戦闘機を模した「ステーション」を動かす。ジャイラス?
現在ステージ40までクリアしました。ここまででもかなりのボリューム感アリ。まだ残り60ステージあるわけでボリューム的には問題無しなのですが、いくつか「どうなの?」と思う点があります。
まず「モノ」は死ぬのが当たり前的なゲームデザイン。「ギセイ者」数がスコア周りに全く影響していないうえに何匹「モノ」が死のうがペナルティがあるわけでもないので、必然的に「ダークマウス」の存在も単に制限時間に対しての妨害キャラの意味しかなくなっているのが勿体無い。そりゃ公式で「犠牲者は気にするな」って言ってますけど・・・。
次にいくつかのシビア(すぎる)な難易度設定のステージ。かわいらしいキャラ、簡単な操作、そしてプラットフォームがWiiウェアという事でライト層のユーザー狙いだと思うんですが、たぶんそういった層が投げ出しかねないステージがいくつか散見されました。ようは制限時間がシビアなんです。ステージ40までクリアしたと言いましたが実はステージ29はクリアできてません。このステージはバーニア噴射で「モノ」を吹き飛ばしてゴールに入れるといった内容なんですが、ゴールが常に移動しているうえに「モノ」も一定数吐き出されたら次までに少し間を置くので数が足りなくなりがちだし、更に「ダークマウス」が邪魔でゴールまでなかなか「モノ」が届かない。これで制限時間40秒でノルマ30匹。これはかなりキツイ。
パズルを謳っているわけですし、「難しいから糞!」と短絡的に言いたくないんですが、ちと購入層に対してガチすぎるのではないかと。ナツメらしいと言えばらしいんですが。
件のステージ29。ノルマ30匹に対してどう頑張っても20匹程度しか逃がせない。俺が下手なだけ?
あと、やっぱりオンラインランキングには対応して欲しかったです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます