人生回顧録及び雑記

83歳・記憶の定かの内に日記風に書きとめておきたい。
また日頃勝手に感じた事を記載したい。

ご老人の悩み・・(1)

2015-01-23 | 日記

病院から妻を施設に送り届け帰る時1階のディサービスのソファーに座っている知人と会いました。

その方は夏にお庭の手入れを私に依頼されるお得意様です・・

几帳面な正確で今迄は芝生の手入をご自分でされている、ご高齢者(89才)で奥様(73才)と同居されています。

一軒家の二人暮らしですが昔航空機関係の仕事をされ戦地に手紙を届ける逓信部隊に所属されていたという事でした。

高齢ですが頭脳明晰で話し言葉や記憶は抜群です・・奥様も体調が良くなく週一度ご主人をデイで利用しています。

少しお話を聞いて上げましたが、デイとショートステイの環境に自分ながらの納得が行かず、仲間と溶け合わず一人ポッチになっていました。

自分はこの歳までデイの介護施設等を知らず、妻の勧めで利用する事にしましたが、現在の心境は「姥捨て山に捨てられた気持ちで一杯です!」又「墓場への階段を登って行く心境です」と涙を浮かべながら語られました。

特養の平均年齢は88歳位で殆どが女性8割で椅子や車椅子を利用しています・・活発に動き回りし言葉や記憶が確かな人が少ない現状です。今年90歳を迎えますが記憶や現状を把握できるご老人には酷な施設でしょうか?

次回につづく


コメント    この記事についてブログを書く
« 今日は定期診断日です。 | トップ | ご老人の悩み・・(2) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事