人生回顧録及び雑記

83歳・記憶の定かの内に日記風に書きとめておきたい。
また日頃勝手に感じた事を記載したい。

おばあちゃんの心づかい・・

2015-09-29 | 日記

妻が特養に入所していますので今は一人暮らしです。

特養施設の利用料金が安いとは云え費用がかかります・・年金支給額では生活は楽ではありません?

そこで不定期に庭の仕事をしていますが、先日ご高齢で(94才)一人暮らしのおばあちゃんから庭の樹木の剪定と草取りを依頼されました。

毎年ご利用頂いていますがおばあちゃんは目が不自由で片方しか見えません・・

それに見える目も視力は弱くうっすらとしか見る事が出来ません。それでも一人で毎日日常生活をしています。

昔の人ですから休憩時間にはそれなりのおもてなしをしてくれます。 

お話の中で私の妻が若年認知症を患い6年半居宅介護をした話を致しますと苦労話を涙を流して聞いてくれます・・

作業が終わりお茶を頂いていますと、男の一人暮らしは大変と「赤飯を炊いたので持って行って!」とタッパに入れて3パックとコーヒー缶数個と持たしてくれました。

おばあちゃんのご主人は数年前に死去しましたが、何一つ料理が出来ず大変でした?おばあちゃんが入院したものなら到底介護は出来なかったでしょう・・

と男性介護の大変さを感心されていました。

優しい心づかいに胸を痛め嬉しいひと時でした。

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