十勝川温泉への帰札が時間的に少し早くなりましたので、JRタワーの9階で昼食を取りました。
そのうどん屋の隣に十勝・豚丼ばんちょうの出店があり、覗いて見ましたら5人ほど並んでいました・・豚肉を焼く職人さんがバナーを片手に炭火で焼いています。
わざわざ帯広迄行き豚丼を食した私は、気が抜けました!!ここでも食べれるのだと云う事を・・
時間的にも帰宅には早すぎるので上階のシアターに行き、見れる事ならアナ雪を見たいと行きますと、丁度この時間に開映されシニア券を購入し見てきました。
館内はガラガラでアナ雪は物語の内容はともかく。ディズニーのアニメの素晴らしさと・音楽・流れが面白く感動し鑑賞して来ました。何か得をした一日でした。
昔脳梗塞を患い以後高血圧抑制剤の処方して貰っていますが、掛かり付けの病院内科は最近非常に混み始めて予約の時間を越えて3時間待ちとなります。対面は3分です・・
前回担当医者に対して苦情の申し入れをして、次回から朝一番の予約をお願いしてまいりました。
今日は予約日で朝一に受付をした積りが、採血番号が35番でした。
採血の結果を待って主治医に検診して貰いますが、それでも1時間待ちでした。
それから驚いた事にこの病院は街では中堅ですが、病院ロビーに地区の小病院のお勧め案内パンプレットが60件程掲載してあります。
ここの病院は患者数が多く受け入れ切らない状況ですので、出来れば近くの小病院ご利用願いの案内です。
ある程度総合病院としての設備もあり、又入院施設も綺麗で人気のある病院です・・
しかしながら患者が押し寄せ受入れ不能の状態を改善できず、この様な対応をしています?
この状況は可笑しくはありませんか? 病院は信頼と信用が基本です。
昨年暮れにも身体全体の検査も終わり異常なしとの事でしたが? この春右腎がん発病の事態です、
内科の先生は信頼できません・・自分の体は自分で守るしか方法はありません!!
認知症を患う前に妻とは年数度温泉に行っていましたが、要介護5で今は特養に入所中です。
介護中は中々一人で温泉に行く機会もなく、又ネットで検索し人数欄に一人を打ち込みますと、受け付られません?
一人旅は何処でも嫌われる状況です! この様な商売をしていますと、将来温泉宿は廃れて行く事間違いがありません?
ご存知の様に後期高齢者が多く此の事は時代の流れであり、此の年代の年金受給者の多くは楽しむお金は充分に持ち合わせています・・・
今回新聞広告で札幌~十勝川温泉まで無料バスが運行され、価格的にも安価なので申し込みました。
厳寒期の温泉は申し込みが少ないと思っていましたら、駅前バスターミナルには大型観光バスが3台停車して満席には驚きです!!
十勝川温泉観光協会が8件のホテルと提携し企画したものですが?1名様1室は3件しかありません。
2名~6名はさらに格安です。2泊3日で料金は23000円です。
到着して感じましたが、そのホテルは1泊8000円で提供しカラーパンフレットもありました。
可笑しい事に2泊で16000円+7000円(バス代)=23000円ですので、バス代が入っての値段です!
バレバレの企画ですが、乗車した高齢者の女性は疑いもせず何ら感じてはいません?
部屋も和室でベランダの椅子も数十年前のもので汚れています・・私は病み上がりなので簡易ベットを貸して貰いました。
料理も殆どがまずく口に合いませんが、お湯は素晴らしく身体が温まり最高です。
小さな事にケチを付ける積りはありませんが、堂々とバス代を表示して欲しいものです・・
皆は無料・タダには弱いものです。でもそれなりに楽しんできました。
ガンの転移を調べるのに骨シンチ検査があります。
初めて聞く言葉です・・自分はガンにはならないという自負があり関心が無かったのもあります。
この薬は使用放射線医薬品で、こちらの病院には在庫が無く東京から取り寄せて使用します。
大変高価な薬で扱いにも十分な注意が必要で、キャンセルの時早急な連絡が必要です。
注射する看護師も一滴も漏らさぬ様に致します。
RI注射後約3時間CTで撮影します。がんの転移が黒い影になって現れますが、結果は肝癌の場所のみで他には転移はありませんでした・・
覚悟はできていましたがホットする瞬間です!!
診断結果は目視で右にある肝臓を切除手術し、肺や他に転移する事防ぎます。
右肝癌は約6cm位あり難しい手術なので北大病院で近日中に行う事となりました。
不安な日々を過ごしましたが、バタバタしても解決が出来ませんし、男としての覚悟はできていました。
入院は約2週間位ですが、まだ生きていられそうです!!
神様も捨ててはいませんでしたので一安心です。
菜園内の桜
これまで長き人生を歩んで来て、何度もピンチに遇いましが乗り越えて生きてきました。
若き頃脳梗塞で人生これが最後と覚悟もしました・・
その後何度も信頼する友人・知人・親戚から裏切られ心身とも苦痛の時代を乗り越え今に至ります。
ガムシャラに働きギャンブルにも手を出さず真面目に生きてきました。
働くことの好きな私は今でも現役で仕事をさせて貰っています・・大変有難い事と思っています。
これも偏に健康である事が一番です!!
健康管理を怠らず、時がある度各種検査を受けてきました。
その私が、右肝癌と診断されそれも結構重度と云う様子です・・
何という皮肉な人生でしょうか?
先憂後楽と老後はゆっくり人生を楽しむ予定が、妻の若年認知症に依る長き介護生活です。
ひと段落したと思った頃、私がガンの病気です・・なんと不幸な人生でしょうか?
二人の娘たちも心配で親身になってくれますが、私の今の気持ちは意外と冷静です。
バタバタしても何の解決も出来ません、遂に来たか! と落ち着いた状況です。
後の心配事はお客様への仕事の対策です。信頼を受けてお仕事をさせて貰っています・・
その対策も今日知人にお願いしました・・これで一安心して入院手術も受けられます!!
この数日の暖気でこぶしの花・桜も満開でしたがそろそろ散り始めて終わりに近づきました。
我が家のベランダから見る桜も満開で窓一杯に咲いています、花びらは小さく色は白に近いピンクです。
桜の種類を調べて見ますと「コバ桜」 と云う種類の様です。
家庭菜園も順調ですが、地熱が上がらず植え付には暫く掛かりそうです。
焦って早蒔きしますと葉が出ますが実がならないそうです。
自然の摂理には何年も変化はありません?
新元号令和に入ってからこの数日・・個人的に私の周りには慌ただしい出来事ばかりで期待する響きの元号ではありません?
娘婿の父親の軽度の脳梗塞入院・知人の奥様が認知症で死去され、予定にない出費で果たしてこれからどうなるのでしょうか・・心配が先立ちます。
新元号に浮かれている場合ではありません? 妻の認知症の進行も気になります。
明るい話題と言えば家庭さ菜園が始まり、土の下のクロッカスや福寿草・ふきのとう等の芽生えとこぶし・桜の開花・ウグイスが畑の木々で泣き始めました。
たまねぎ・ジャガイモ・トマトの植え付けも五月の鯉のぼりの下で終わりました。
今年の気温の変化が心配です。
各地により葬儀のやり方は違うと思いますが、北海道では葬儀に参列し受付で香典を渡しますと、香典返しと云い粗品を渡される習慣があります。
昨日の香典返しに添えられたはがき状の案内に、喪主の奥様に対する愛情が記されてありましたので記したいと思います。
「共に過ごした時間は本当に楽しいものでした」
「〇〇先生!」と妻を呼ぶ子供たちの声を、今でも覚えています。
分け隔てなく人を大切にした妻は、多くのご縁に恵まれました。
妻が講師を務めるピアノ教室では生徒だけでなく保護者の方にも慕われていました。
また私との時間をとても大切にし、仕事が忙しく遅く帰る事があっても、必ず私の帰宅を待って夕食を共にしてくれました。
娘に理想の夫婦と言ってもらえるほど、お互いを思いやる日常でした。
初めて食事をしたレストラン、訪れた景勝地、キタラでの演奏会、ダブルステニスの試合・・
忘れがたい思い出が甦ります。
妻〇〇は令和元年享年73歳にて生涯をとじました。
共に楽しい時間を過ごせたことに、感謝の気持ちばかりです。
最後になりましたが、妻の人生を彩り豊かにしてくださった皆様へ生前のご厚情に感謝申し上げます。
本日はご多用中ご会葬いただき、誠にありがとうございました。
略儀ながら書中をもちまして厚くお礼申し上げます。
奥様に対する愛情の深さを一人心に留め置かず表しを心温まる文章でした・・
新元号の二日目悲報が入りました。
NPO法人 北海道若年認知症の人と家族の会、理事長の奥様が昨日逝去されたと会員の人から連絡を受けました。
通称 ひまわりの会 に妻は平成23年入会し殆ど理事長の奥様とは同期です。
入会して今年で9年目を迎えますが、我が会は殆ど女性ボランティアの熱心で活気あふれる人達で大きく飛躍しました。
平成元号の最後の年に全国若年認知症フォーラムを札幌で開催され、大成功でした。
そのリーダーとして奥様の介護の元で信頼され理事長が率いてまいりました・・
体調を崩され我慢・忍耐と努力により、会を大きく進展されこの功績は多大であります。
この数年同期の友達の奥様が亡くなられ悲しみに耐えてきました
残るは私の妻のみとなり、死期に迫るものを感じ取ります。
お悔みを心から申し上げます。