にぅすの小箱。

ニュースに対する感想をつらつらと。会話の小ネタにどうぞ。

ソニーの訴えを退ける 振動技術の特許権侵害で

2006年03月14日 | 経済
ソニーの訴えを退ける 振動技術の特許権侵害で (共同通信) - goo ニュース
【ニューヨーク13日共同】米カリフォルニア州の連邦地裁は13日までに、ソニーの人気ゲーム機プレイステーション(PS)シリーズのコントローラー振動技術の特許権をめぐる訴訟で、ソニー側の控訴を退けた。
米メディアによると、控訴が退けられたことでソニー側が特許使用料を含む賠償金を支払う可能性が強まった。今後の展開によっては、今年中に発売が予定されている次世代ゲーム機「プレイステーション3」のコントローラー振動技術にも影響しそうだ。 →情報源

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前後のいきさつを知らないのでどっちがどうとかわからないんですけど…そもそも純粋な疑問ですけど、PSのコントローラ振動って使ってる人いるんですかね? 猫西はあらゆるゲームでコントローラの振動を切ってるんで、無ければ無いでまったく困らないんですが。むしろ、わざわざオプションとかで振動オフにしないといけないのが面倒なので、最初から無ければいいのに、と思ってますが。

それにしても、最近のソニーってトラブル続きのような気がします…。もちろん、いいニュースもあるんでしょうけどね。

岩国市、艦載機移駐撤回求める方針確認…住民投票受け

2006年03月13日 | 社会
岩国市、艦載機移駐撤回求める方針確認…住民投票受け (読売新聞) - goo ニュース
米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)への空母艦載機移駐受け入れの賛否を問う岩国市の住民投票で反対が87・42%を占めたことを受け、市は13日、幹部会議を開き、投票結果に基づいて国に移駐撤回を求める方針を確認した。
14日の市議会全員協議会で報告する。井原勝介市長は15日、山口県の二井関成知事と会談したうえで、週内に上京し、政府に撤回方針を伝える。 →情報源

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基地問題もねぇ…まぁ、当事者としてはいろいろあるんでしょうけれども。ただ、これは猫西が基地とはほぼ無縁な土地で暮らしてて実害がなくって、だからこそ他人事のようにいえることなのかもしれませんが、日本の西側と北海道側が他国と接している現状から、どうしても基地が西側&北海道に集中するのもしょうがないと思うんですよね。沖縄・九州・中国地方・北海道に集中するのも、仕方のない話なわけで。中国・朝鮮が日本の領土になって国境線が移動するとか、ロシアが同盟国になるとか、いきなり地殻変動で日本の場所が変わるとかしない限り、こればかりはもう、本当にどうしようもないことだと思うのですよ。
で、基地問題で地元で反対運動が起こりました、じゃあ基地全て撤退させて、日米安保を有名無実化させ、中国・朝鮮に対して丸腰で対峙するのが良いのかとなると、また話は違うわけで。
基地にしてもそうですが、ごみ焼却場とか火葬場とか原発とか何でもそうなんですけど、誰しもそれが必要だとわかっているんですよね。今のこのご時世、電気を使わないから原発も必要なく、ごみも出さないから焼却場も必要なく、土葬にするから火葬場はいらない、なんて人はほぼ居ないわけで。それが在ることによって生まれる恩恵は受けたい、けれども出される負担はいやだ、というのは、正直随分と随分な話ではあるわけです。
アメリカ側と日本政府側、もひとつ地元としては、交渉で妥協できるラインが違うとは思いますが…どう落ち着くんでしょうかね。行政はさておき、市民団体というものはとかく潔癖で、妥協するということを知らなさそうなイメージがあるんですが…あんまり声高に主張しすぎると、かえってこじれたり反発を生んだりしそうですけれども、大丈夫でしょうかね。「そんなにいやなんだったら全面的に撤退させます」とか言われると、かえって困ることもあるんじゃないでしょうかね。基地から生み出される雇用もそれなりにあるでしょうし…基地が遠いせいでいざというときに間に合わなくてもいい、地元が寂れたっていい、という覚悟があるならいいんですけれども。
まぁ、反対運動を行っている市民団体の方々も、そういう現実的な落としどころというものを探りつつ反対しているのだと信じたいところですが…。

中国、深刻な裁判官不足 滞る給料・過重な仕事量 全人代報告

2006年03月12日 | 国際
中国、深刻な裁判官不足 滞る給料・過重な仕事量 全人代報告 (産経新聞) - goo ニュース
【北京=野口東秀】中国で開会中の全国人民代表大会(全人代=国会)は十一日、最高人民検察院(最高検)と最高人民法院(最高裁)の活動報告を行った。「劣悪な待遇」や「過剰労働」が裁判官の不足、質の低下を生み、司法腐敗に結びついている。
報告では裁判官の「法に対する能力と水準の向上」が重要課題に挙げられた。暴力的言動や知人が絡む訴訟などに対する情実判決が目立ち、昨年一年間で延べ十一万人の裁判官に「育成訓練(再教育)」を施したという。
背景には、過剰労働や劣悪な待遇による人材の流出がある。
広州テレビによると、広州では、人員不足のため多くの裁判官が一人で年間二百-三百件の案件を抱えている。経費不足も深刻で、中国紙「第一財経日報」は「湖北省のある裁判官の月給はわずか二百元(約三千円)」と報じた。同省高級人民法院(高裁)副院長の事務室では、電話代はおろか給料の支払いも何カ月も滞っている。
全国の下級裁判所の約六割が経費不足に陥っており、人材確保にも影響が出ている。多くの裁判官が弁護士に転職。法律専攻の大学生も裁判所への就職を避ける傾向にある。山東省の三十余の下級裁判所では長年、新任の裁判官がおらず、ここ五年で約四百七十人の裁判官が辞職または移籍している。人員が補充されても、司法試験に合格していないため、裁判官に任命できない例もある。
最高人民法院の蕭揚院長は「司法と地方政府が癒着し、法治の原則を脅かしている」とし、地方政府が裁判所の経費や人事を管轄する構造を根本的問題に挙げている。 →情報源

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…そんな有様だから、麻生外相に「台湾は民主主義を信奉する、法治国家というか地域なわけですが」と言われるんじゃないですかね。明らかに「台湾は民主主義で法治国家だけど、中国は違う」と言ってるようなものですから。ずいぶんと前に、「裁判官が袖の下しだいで量刑を幾らでも変えてしまうから、いっその裁判官をロボットにすればどうか」という新聞記事を取り上げたことがあったと思うんですが……あんまり変わってないというよりは、むしろ悪化しているような。
だいぶ前に、「政治家の収入を一般市民並に引きおろすと、かえって生活のために賄賂を受け取り、癒着がより多く起きかねない。政治家は生活を心配せず、小金に揺らぐことのないよう、ある程度金持ちのほうがいい」というような意見をどこかで見たことがあるんですが、こういう中国の現実を見ると、確かに一理あるなぁと思ってしまいます。「貧すれば貪す」ということわざもありますし、なかなか自分が飢え死にしようとも清廉潔白を貫く、というのは難しいんじゃないですかね。誰しも、自分の生活がまず大事でしょうし。
中国は空母なんか作って喜ぶよりも前に、こうした社会基盤への投資を先にやるべきじゃないでしょうか。北朝鮮見てても思うんですが、長期的に国家を経営するのなら、もうちょっと金の分配を考えたほうがいいと思うんですけどね。明らかになんか、こう…生活よりも趣味に金を回して、挙句破産してしまう人を見るような痛々しさがあります。
「衣食足りて礼節を知る」ということわざもありますし。北京オリンピックでマナーがどうこう、というよりもまず、「法治国家」として成り立つことが先なんじゃないですかね。

中国が初の国産空母建造へ、軍幹部が香港紙に明かす

2006年03月11日 | 国際
中国が初の国産空母建造へ、軍幹部が香港紙に明かす (読売新聞) - goo ニュース
【北京=吉田健一】10日付の中国系香港紙「文匯報」によると、中国人民解放軍総装備部の汪致遠中将は9日、同紙に対し、中国初の国産空母の建造計画が進んでいると明らかにした。
汪中将は「計画は3年や5年で完了するものではない」としているが、具体的計画の発覚により、中国の軍備増強への日米などの懸念が一層強まるのは確実だ。
汪中将は空母の意義について、「大国が海洋権益を守る際、極めて重要な道具」との認識を示した上で、「長い海岸線を持つ中国の海洋権益保護のために空母保有は絶対に必要」と強調した。同紙によれば、既存の中国軍機を改造した艦載機や護衛艦艇の開発は間もなく完了するという。同紙は、空母が中国の石油輸入ルートにあたる南シナ海を担当する南海艦隊に配備される可能性があるとしている。
中国は1980年代に空母保有に向けた研究を本格化させたとされる。 →情報源

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確かに空母ってのはイイと思いますよ。猫西は単なる「軍事物が割合好きな人間」に過ぎず、ミリオタとさえ呼べないただのファンですから、空母というものは飛行機を乗っけるでかい船という認識しかないんですけれども。
…ただ、ちょっと心配なのが、「資源」。資源というか人的資源というかもっとぶっちゃけると、資金源が心配です。確か空母って作るのにかなりな金がかかったんじゃなかったかなぁ…。あと、作った空母を機能的に運用させるにはかなりの人間が必要となるでしょうし。単純にものを維持するだけにもやっぱり金がかかるでしょうし。あと、空母ってのは海の上に浮かぶ航空基地と捉えると、その出島を守るためのもろもろが必要になるんじゃないかとも思うのですが。
空母を指して『傾城の美女』と評した人が居ましたが、確かにそんな一面もあるんじゃないですかね。もしくは、尋常でない金がかかる超高級スポーツカー。燃費は悪い、乗りこなすのにコツがいる、維持・管理に金がかかる…けれど持っていると一種のステータスになる。……………少なくとも、農村で暴動が頻発していて貧富の差が問題になってる国が乗り回すものではないと思うんですけどねぇ。正直、中国が何か無茶やらかすと、一番にとばっちりが日本にきそうなので、もう少し『地味』と『堅実』という言葉について熟慮をして欲しいものですが。

武部氏二男への謝罪広告、民主党が応じる方針確認

2006年03月08日 | 政治
武部氏二男への謝罪広告、民主党が応じる方針確認 (読売新聞) - goo ニュース
民主党は7日の役員会で、「送金指示メール」問題について、武部自民党幹事長の二男が要求している謝罪広告の掲載に応じる方針を確認した。
 二男側は3日付の文書で、民主党と永田寿康衆院議員の連名での広告掲載を求めている。民主党は今後、代理人を通じて二男側と具体的な内容を協議する。 →情報源

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新聞にどれぐらい謝罪広告を出すのかはわかりませんが…たまに片隅にちょろっと出る誤字とかの謝罪・訂正記事程度ならさておき、片面ぶちぬき広告だったりすると、とたんに金額がえらいことになりそうな気がします。しかもそれが一紙だけじゃなくて全国紙全部とかになると、本気でとんでもない金額がかかるんじゃないのかなぁ…。前回の選挙で手ひどく負けて、政党助成金も減らされてる状況で捻出できるんでしょうか。党がまず出して、後から永田議員から費用取り立てたりするのかな。
…早めに謝っておけば、お金もかけずにすんだんでしょうに…。

対北制裁発動、首相は慎重姿勢…参院予算委

2006年03月07日 | 政治
対北制裁発動、首相は慎重姿勢…参院予算委 (読売新聞) - goo ニュース
小泉首相は6日の参院予算委員会で、北朝鮮に対する経済制裁について、「制裁すれば、懲らしめれば、日本の思う通りにいくかというと、そういう問題でもない」と述べ、制裁発動に慎重な考え方を改めて示した。
その上で「北朝鮮とは対話なしに様々な問題は解決できない。難しい相手だが、交渉しなければならないのが北朝鮮であり、金正日総書記だ」と語り、拉致問題などの懸案解決に向け、引き続き対話を重視する姿勢を強調した。自民党の片山参院幹事長の質問に答えた。  →情報源

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…本当にやる気がないのかなぁ? どうもそうは見えないんですけどねぇ…。だって、「対話と圧力」と言ってるのと同時進行で、特定船舶油濁法(でしたっけ? 一定以上の大きさの船は保険かけないと入れないっての)とか。韓国の大手銀行日本支店での不正送金が表に出たり。北朝鮮への不正輸出が明らかになったり。ごくごく最近では、北朝鮮の国会議員に対する日本への再入国がどうのと問題になってましたしね。
拉致問題が発覚してから、気にするようになったから目に付くだけかもしれませんが…なんだか、握手をしながら互いに足を踏みにじろうとしている姿が思い浮かぶんですけども。
「金融制裁をする」とはっきり言わない現状のあり方も、案外ありかもしれないなぁと、最近アメリカを見ていると思います。アメリカは北朝鮮の麻薬・偽札に対して、「お前が嫌いやからやってるんやないんや、俺は犯罪が嫌いなだけなんや」といいながら首にかけたロープをぎゅんぎゅん引っ張ってるような有様ですからねぇ。非難されたら「いやぁ、犯罪に対処しているだけなんですけどねえ。怒るということはもしやあなた、心当たりが?」と棒読みすればいいわけで。もちろん、逆切れされたときのため、即座にどつき返す心構えと準備が必要でしょうけれども。

平尾台で春告げる「野焼き」

2006年03月06日 | 社会
平尾台で春告げる「野焼き」 (西日本新聞) - goo ニュース
日本有数のカルスト台地として知られる北九州市小倉南区の平尾台で五日、春の訪れを告げる「野焼き」が行われた。
地元住民などでつくる平尾台野焼き委員会や消防署職員、警察官約三百人が参加して午前十時半、山頂付近から火入れ。三十分後にはふもとからも点火されると、バチバチと音を立てながらオレンジ色の炎が帯状に走り、約三百八十ヘクタールを焼いた。
石灰岩が露出した「羊群原」に近い茶ケ床園地では、市民約二百人が間近で野焼きを見物。黒く焦げた草原の中に白い石灰岩が浮かび上がると、「春がやってくるね」「白黒のコントラストがきれい」などといった声が聞かれた。
野焼きは山林火災の防止や害虫駆除などかねて毎年実施されており、早春の風物詩として親しまれている。 →情報源

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昨日はえらく寒かったのに、今朝ゴミだしに外へ出たら妙にぬくくて、「あー、これが三寒四温というやつだなぁ」と実感しました。気温の移り変わりが激しいと体がついていかず、アレルギー反応が出るのが厄介です。
地方によって「春を感じる風物詩」ってのは様々なんでしょうね。北九州の小倉では野焼きのようですけれども…春に野焼きって多いんですかね。奈良の若草山も春に野焼きしてたような気がします。ちなみに神戸ではいかなごの釘煮。スーパーにいかなごと、釘煮を作るためのざらめと生姜が出回ると春を感じます。今年は自力で作ってやるぜー。
参加した方の中のどれぐらいが消防署職員かはわかりませんが、さぞや気づかれしたでしょうねぇ。毎年のこととはいえ、火はナマモノですから…必ずしも絶対に制御できるとは限らないわけで。うっかり飛び火したり延焼したりしないよう、苦労してるんじゃないでしょうか。見るほうは何の苦労もなく、楽しく見物できるんですけどねぇ。

伊勢神宮 大祭社殿建て替え“オール財界”支援

2006年03月05日 | 経済
伊勢神宮 大祭社殿建て替え“オール財界”支援 (産経新聞) - goo ニュース
千三百年前から続く伊勢神宮の大祭、式年遷宮に伴う社殿建て替えなどのために設立する財団法人の会長に、日本商工会議所の山口信夫会頭が、実務をとり仕切る副会長・事務総長には和田龍幸・日本経団連事務総長が内定したことが四日までに分かった。財団は平成二十五(二〇一三)年に行われる次回の遷宮に向けて、三月中にも設立が認められる見通し。ほかの役員には奥田碩・日本経団連会長、北城恪太郎・経済同友会代表幹事ら財界トップが名を連ね、伝統の継承を、“オール財界”体制で支援する。
式年遷宮は二十年に一度、社殿や神宝のすべてを古式のままつくり変えて、ご神体の遷御を仰ぐ大祭。約千三百年前から戦国時代の中断をのぞいて受け継がれてきた。
費用は五百五十億円程度必要で、このうち二百二十億円程度を、設立手続き中の財団「伊勢神宮式年遷宮奉賛会」で分担する。 →情報源

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何が凄いってそういう伝統が千年以上前から伝わっている、というのが凄い。20年間隔というのが絶妙なのかもしれませんねぇ。どういう風に作っているのか、知識が途切れてしまうほど時間があいてるわけではなく、かといって毎年のよーな負担に耐え切れそうにないほど頻繁ではなく。1300年きっちりとして20年に1度とすると…今まで合計65回もやっているわけで。その毎回に500億近くがかかるということですから、昔は一種の公共事業の側面もあったのかもしれませんねぇ。今よりももっと神様が当たり前にいた時代で、材料費などはそれこそ豪商の寄進でまかなうとしても、人足の食事などいろいろと物入りでしょうし。
地鎮祭にも文句をつけられ、特定アジアから伊勢神宮参拝にも文句をつけられるこのご時世ですから、財界の全面バックアップにはいろいろと批判もあるかもしれませんが……まぁ、なんだかんだいって伊勢神宮に限らず、あんまり基本的なところでは神様に対する考えって変わってないような気もするんですよね。山に限らずいろんなところに神様はいるし、物にも宿っているし、なんだか凄い人は神様のようだと素直に思うし。
2013年、2033年、2053年とこれからも20年ずつ遷宮に関する記事がまた配信されて、そのたびに猫西と同じように「すごいなぁ」と感心する人がいるのかもしれなくって……まぁ気の長い話ではありますわな。

ぴあ、来月末に休止 セブン-イレブンでの券販売

2006年03月04日 | 経済
ぴあ、来月末に休止 セブン-イレブンでの券販売 (産経新聞) - goo ニュース
チケット販売大手のぴあは三日、コンビニエンスストア大手のセブン-イレブン・ジャパンの店舗を活用したチケット販売サービスを四月末で休止すると発表した。セブン-イレブンが別の複数のチケット販売会社と提携したことに反発し、提携解消を申し入れた。
ぴあは平成十三年からセブン-イレブンとの間で店頭のマルチコピー機を使ったチケット販売を展開してきた。
しかし、セブン-イレブンは昨年十二月、パソコンや携帯電話からインターネットを経由したチケット発券サービスをスタート。チケット販売サービス「e+」(イープラス)を展開するエンタテインメントプラス(東京)との提携合意を三日に発表するなど、複数のチケット販売会社とのサービス展開を模索していた。
これに対し、ぴあは「発券や払い戻しの作業で顧客らが混乱する可能性がある」と反発、提携解消を申し入れた。
ぴあはセブン-イレブン以外にも、ファミリーマート、サークルKサンクスの二社との間で同様のサービスを展開。「他のコンビニで代替は可能」としている。 →情報源

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どうでもいい話ですがこの記事の内容、朝日だと政治カテゴリに入っていて(→情報源)、毎度のことですけれどもカテゴリ分けが謎です。同じ内容でもカテゴリが違うってことは、配信している通信社がカテゴリ指定してるんですかね。
以前似たようなことがローソンとヤマトとの間でも起きましたね。ローソンがヤマトだけでなく郵便局のも取り扱うと言い出したことでヤマトと揉めて、結局別れたことがありましたけれども…セブンはぴあと手を切って新しくやるつもりなんでしょうかね。どうするんだろう。
根本的に、いろいろと手を広げたいコンビニと、当たり前ですが同業他社にシェアを食い荒らされたくない提携業者と、スタンスも思惑も違いますからねぇ。コンビニで新しいサービスが提供されるたびに、こうしたことは起こりそうな気がします。

ダイエー、パチンコ子会社「パンドラ」売却へ

2006年03月03日 | 経済
ダイエー、パチンコ子会社「パンドラ」売却へ (朝日新聞) - goo ニュース
産業再生機構の支援下で経営再建中のダイエーは2日、100%子会社のパチンコ業「パンドラ」(本社・東京都板橋区)を売却する方針を明らかにした。
04年12月に策定した事業再生計画では継続事業となっていたが、小売業の苦境で財務体質の一層の改善が必要になったためとみられる。
ダイエーは昨年、再生計画に基づいて直営54店舗の閉鎖、遊園地や外食など子会社の売却を進めてきたが、計画外の売却は初めてとみられる。3月下旬から4月上旬にかけて、1次入札を実施して売却先を募る。
パンドラは81年に旧忠実屋の関連会社として設立。94年にダイエーと忠実屋が合併して、ダイエー傘下に入った。現在は、全国に15店舗を展開し、05年2月期の売上高は670億円だった。 →情報源

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ダイエー、パチ屋なんか持ってたのかー。手広いにもほどがあるというか…正直、「そらダメになるわ」という気がします。
多角的経営には、もとから持っている経営資源を利用してその延長線上に多角化していく方法と(ダイエーを例にとるなら、小売を基本として、そこで培ったノウハウなどを活用して流通関係に食い込んでいくとか)、ほとんど関係が無い分野に進出する方法(小売が基本なのに、ホテル経営とかねー)とがあるそうですが。ダイエーの場合は、もとより計画性がなさそうなんですよね。関係がない分野にあれこれ食指を動かしてるわけですから。小売、ホテル、野球、外食にパチ屋ですから……単純に、今だ!とばかりに手当たりしだい食いついてたんじゃねぇの?とさえ思ってしまいます。
地味な話ですけど、面白みがないでしょうけど、やっぱり本業をおろそかにしてるとダメなんじゃないですかね。いくら多角化していったとしても、基本はこれ、というものをきちんともって、意識をしていないと、あとあと厳しくなると思います。連環の計のように、船をたくさんつないで一見安定しているように見えても、大きな波がきたらまるごと流されてしまいかねないわけで。かといって、小船を切り離して波を逃れると、今度は安定性が失われると。

個人的には、ダイエーは好きですので、ぜひともどん底から巻き返してほしいものです。