にぅすの小箱。

ニュースに対する感想をつらつらと。会話の小ネタにどうぞ。

6か国協議再開 米韓溝埋まらず 高官会談

2005年04月30日 | 国際
日中韓歴訪中のヒル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は29日、最終訪問地のソウルで鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一相、宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商次官補と相次いで会談し、北朝鮮の核問題を巡る6か国協議の再開問題について話し合った。今回の歴訪では、北朝鮮を協議に復帰させるため圧力をかけるのに前向きなアメリカと消極的な中韓の間の溝は埋まらなかったとみられる。
ヒル次官補は、会談後の会見で、北朝鮮、寧辺の黒鉛減速炉が、「過去3週間稼動を停止している」と指摘したうえで、「再処理する可能性がある。極めて憂慮すべき問題だ」と事態が悪化する兆候との見方を示した。
ヒル次官補は来週、ロシアを訪問し、アレクセーエフ外務次官とも協議する予定と明らかにした。【ソウル=豊浦潤一】

* * *

中国が消極的なのはまだわかるんですよ。一応議長国で中立なふりはしていますが、もともとは中国が北朝鮮の後ろ盾というか…ぶっちゃけ、中国の子分のよーなものですから。が、韓国がやたら北朝鮮に擦り寄ってるのがよくわからないというか。韓国だけは消極的なんていってないで、本来ならばもっと積極的に北朝鮮を引きずり出さなければならない立場だと思うんですが。世間一般的にたとえると、…そうですね。
北朝鮮:爆弾もって立てこもった犯人。金を要求している。
韓国:犯人とは仲が悪かったはずの双子。説得のために呼ばれたにも関わらず、なぜか北朝鮮に同情的。
中国:北朝鮮のもと上司。
日本:隣家の住人。爆弾が爆発すれば巻き込まれる恐れがあるため、穏便に解決されることを願っている。
アメリカ:警察。前回も同じ騒ぎが起こったとき、多額の金銭と引き換えに爆弾を放棄することを約束させたのだが、同じことが再び起こってしまったため、今回は妥協する余地はほとんどないと考えている。
ロシア:?
………という感じでしょうか。ドラマが1本撮れそうですな。
それにしても、最近の韓国のはちゃめちゃぶりは、生暖かく見守るのを通り越して、本気で心配してしまいますね。「北朝鮮の核は自衛のためだから一理ある」発言、「賠償金をもう一度日本に請求するのもいいかも」発言、「過去を反省しない日本と同じ世界にいるのは苦痛」発言、でも「韓国と日本は共同運命体」発言と、大統領の発言だけでもころっころ変わっているんですが。それだけでなく、昔日本に協力的だった人は財産没収という法案が国会にのぼりそうだったり、日韓基本条約を破棄する法律が国会にのぼりそうだったり。米軍基地への「思いやり予算」を削減したせいで、米軍基地に雇われている韓国民間人が解雇され、「我々に職をー!」と抗議デモが起こったり。アメリカと距離をおいた挙句に、ロシアから兵器を買おうとしたり。
アメリカはなんつーか、カウボーイの国というか……本気で世界の保安官という自画像を夢見ているような、そんなところがありますから。裏切り者には厳しいと思いますし、実際韓国に対しては「お前はどっちを向いているんだ?」と問い詰めたこともあるはずです。ですから、韓国がアメリカ側に立つのであれば、同胞だからこそより強固に、6か国協議再開に向けて動く姿勢を見せなければならないはずなんですがねぇ…。なんというか、仲間であるならば行動で示せ、みたいな。
「6か国協議再開」は、北朝鮮のみならず韓国にとっても、ある種の分岐点だと思います。今のままずるずると北朝鮮にシンパシーを感じ、アメリカから離れようとするのであれば、いずれアメリカから強烈にお仕置きされるんじゃないでしょうか。その時は日本もアメリカに同調するでしょうし(なんといっても北朝鮮の核は、強烈に不安ですから)、自分達以外に核兵器を持つ国を増やしたくないでしょうから、中国とロシアも表立って反対はしにくいでしょうしねぇ。イラクみたいに「持っているかもしれない」ではなく、北朝鮮が「持っている」と主張した上に、「要求呑んでくれないなら、テロリストに売るかもしれないよ?」と脅しをかけている状態ですから。イラクの民主化が不安定ながらも少しずつ前進しているようですから、そろそろ状況が動くかもしれませんね。

中国渡航に注意呼びかけ

2005年04月29日 | 政治
外務省は28日、中国のメーデーにあたる5月1日に南京市で、反日救国運動「5・4運動」記念日の4日に上海、温州、重慶、南京の各市で、それぞれ反日デモが起きるおそれがあるとして、中国への渡航者や在留邦人を対象に注意を呼びかける渡航情報を出した。

* * *

少しばかり遅いのではないかと。つか、いっそのこと渡航制限かけたらどうかと思うんですが。少なくとも夏が終わるまでは渡航を禁止して、イラクみたいに「何が起こっても自己責任にする」とか。
にしても、あまり厳しくデモを取り締まるようでは、「やっぱり一党独裁は…」と白い目で見られることもあると思うのですが。
そもそも、「デモを取り締まる」でのはおかしいんですよね。うっかり忘れてしまいそうになりますが、デモと暴動は必ずしもイコールで結ばれるわけじゃないですから。つい先日も、東京で反中デモがあったそうですし。デモというのは要するにデモンストレーションで、プラカードもったり奇抜な恰好したりして街中を練り歩き、アピールをするということですよね。本来ならばそこに暴力の介在する部分はないはずです。もちろん、道路を塞ぐわけですから、警察や各所への申請は必要かもしれませんが。
それを、取り締まる。…それはつまり、日本で言えばデモをしたり結社を作ったりする自由があるのに、中国には無いということか。あるいは、デモが暴動に変わる恐れがある=ぶっちゃけて言えば民度が低い、ということか。どっちにせよ、なんというか…もっと大人な国だと思っていたんですけどね。最近の中国のぐだぐだっぷりは一体どうしてしまったんでしょうか。他人事ながら、少し心配です。……………お隣なだけに、火の粉が飛んできそうだしねー。

ちなみに、少し古いニュースですが、中国は反日運動の影響で、日本製品不買よりも経済制裁をしたほうがいいという声が上がってきているそうです。(Yahoo)
もし中国が日本に対して経済制裁ということは、当然日本としてもODAは即刻中止の上、報復関税などで対抗することも考えられるのですが、大丈夫でしょうか。ただでさえ腰が引き気味な中国への投資が、一気に引き上げそうなんですけども。知的財産の問題などもあって、結構電機関係では国内回帰が進んでいるようですし。ちょうど昨日、3月期決算が出揃ったみたいなんですけど、電機メーカーのうち5社が増収、4社が減収。中でもシャープと松下がダントツに売り上げ伸ばしてるんですよね。…どっちも、国内に工場を持つ大手だったと思うんですが、偶然ですかねぇ…。
猫西個人としては、経済制裁されてもそんなに困らないと思います。先日、中国と韓国の反日暴動に関して、「こっちも不買運動したらどうか」と連れに言ってみたら、「そもそも中国・韓国製品は100均以外では滅多に買わないから、意味が無い」とざくっと返されましたし。日本政府も、びびってすぐに謝りに行くのではなく、「それならこちらにも用意はありますが…」と冷静に強気で対応してほしいと思いました。

上海デモ情報流布の会社員逮捕

2005年04月28日 | 国際
中国・上海の夕刊紙「新民晩報」が27日、報じたところによると、上海市公安当局はこのほど、16日に同市内で起こった大規模な反日デモに際し、インターネットや携帯電話のメールでデモ情報を流した同市内の会社員一人を社会秩序を乱した容疑で逮捕した。
会社員が流したのは、デモの時間、経路、注意事項を記した「抗議活動詳細説明書」。同市は、この反日デモに関し、投石など破壊行為を行った42人をすでに逮捕、拘束しているが、デモ情報の流布に関して容疑者を逮捕したのはこれが初めてとみられる。【上海=伊藤彰浩】

* * *

今日の新聞国際面はやたらと中国関連が多くて…さくっと見出しだけでもあげていくと、「EUの対中武器禁輸『解除決定は遠い先』EU首脳会議議長が明言」、「香港時期行政長官の任期2007年まで」、「中国当局が北京反日団体本部を捜索」、「台湾親民党主席、胡主席と会談へ」、「台湾にパンダ贈呈」、「比中首脳が会談」、「比中軍事対話、来月開催で合意」と…ずいぶん活発に動いているようで。
それにしても、随分と真面目に反日運動押さえ込みにかかっているようですね。どこまで本気かはわかりませんが…流石にまずいと思ったのか。ピクニック気分で投石って画像は、流石にインパクトがありましたからねぇ…。我が家でも、弟の中国旅行(正確にはチベット、中国は通過しただけですが)とサッカーアジアカップで思いっきり「中国は民度が低い」という認識で一致しましたけど…今回の暴動騒ぎで「民度が低いどころの騒ぎやないなぁ…」と思いましたし。
ただ、今まで『愛国無罪』を合言葉にしてきただけに、どこまで取り締まるつもりがあるのか不透明な部分も残っていると思います。外国の目を気にしてがんがんに締め付けると、逆に政府に対して反発が出ると思うんですよね。「『愛国無罪』じゃなかったのかよ」と突き上げられることもあるでしょうし。
それにしても、今回の暴動は中国自身に物凄いダメージ与えてますね。オウンゴールというよりは、崖っぷち+シャベル、といったところでしょうか。日本側が失ったものといえば、経済的損失ぐらいでしょうけど、中国側は国際的な信用に傷が入り、経済的な損失もある。特に上海経済バブルを支えていたマンション投機が、暴動の影響か一週間で17%下落という話も聞きましたし。そのうち資本が逃げ出すことになれば、えらい騒ぎになるかもしれません。
企業というものは利益を追求するものですからね。もちろん根を下ろすところもあるでしょうけれども、大きな企業の中には蝗のよーなものもあるわけでして。人件費の安いところに大量に工場を移す→その国の経済が発展して人件費が上がってくれば、他の国へ移る→以下ループ、と。このまま平穏無事に今年を乗り切れば大丈夫でしょうけど、またもや暴動が起きるようでは、企業も見切りをつけ始めるのではないでしょうか。暴動ともなれば日本企業だけが狙われるわけではないですからね。実際、台湾系の企業も巻き込まれたそうですし。
さしあたっては、5月4日が楽しみです。

トヨタが露工場

2005年04月27日 | 経済
トヨタ自動車は26日、ロシアのサンクトペテルブルク市で会見、同市シュシャリ地区に自動車組み立て工場を新設することを正式発表した。日本の自動車メーカーのロシアへの工場進出は初めて。【サンクトペテルブルク=五十嵐弘一】

* * *

最近テレビも新聞も、見るのがちょっと辛いです。
 
…さて、気を取り直して。
日本の自動車メーカーといえば、そりゃもう世界各地へ進出しているような印象がありましたが、意外とロシアには行ってなかったんですねー…。ちょっとびっくり。多分、売りには行っているでしょうが…あれかな、現地で組み立てるというのはなかった、ということでしょうかねぇ。まぁ、企業なんてものは利益を追求するものでして。で、今まで工場進出がなかったということは、それだけの旨味が無い、あるいは単純に輸出するほうが利益になると見込んだからだと思うのですが、それが進出に至ったのは何故なのか、ちょっと気にはなりますね。特別なきっかけはなく、ただ「今」判断したというだけなのかもしれませんが。
ロシアかー…ロシアでの経済活動は、小規模はさておき大きくなると微妙なんですけどね。ユコス事件以来、政府の締め付けが無秩序に厳しくなっていますから…。まぁ、そのあたりのカントリーリスクは考慮済みだとは思いますが。それにしても、トヨタは元気だなぁ…。

国民投票の有権者 「18歳以上」と提案

2005年04月26日 | 政治
民主党憲法調査会は25日、憲法改正の国民投票法案の原案を公表した。与党案で20歳以上の日本国民としている投票資格を「18歳以上」とした。改正が子供の権利にかかわる場合は義務教育修了者まで対象を広げる。憲法改正全体の可否を一括して問うのではなく、各条項ごとに問う方式を提案した。

* * *

さてこの場合、投票資格を「18歳以上の日本国民」とするか「18歳以上」とだけにするかで、大きく意味合いが変わってくるのですがはてさて。
一括で国民投票を行うのではなく、各条項ごとに投票というのは一見よさそうですけど、それをいうなら政治家を政策ごとにすればいいのに、と思いました。
わかりにくいたとえ話ですが、選挙前に争点となっている政策がA案件、B案件とあって。私としてはどちらも賛成なのに、立候補者1がA案件賛成、B案件には反対。立候補者2がA案件反対、B案件には賛成ということもあるわけで。政策ごとに投票できたら…………む、議員を選ぶ必要がなくなってしまうかな。
猫西は選挙というものはすべからく、出されたものをじっくり吟味して、「よりマシなほうを」選ぶ行為だと思っていますので、一括で少しずつ良くしていけばいいんじゃないか、と思います。急激な転換は結果として道を誤ることもありますし。ぶっちゃけた話、投票には金がかかるから、まとめてやったほうがいいとは思うんだよなー…。
 
それにしても民主党、最近は精彩を欠いていますね。政権準備党とぶち上げたにも関わらず、党首自ら首相批判だけで対案がなかったり、中国の反日デモに関して「小泉首相が悪い」と言い切ったり…お前はどこの国の政治家で、どこの国民のために働いているのか、と聞きたい有様ですからねぇ…。名実ともに最大野党となるには、まだ少し経験が必要なのかもしれませんね。

罷免の前大統領、ブラジルへ出国 エクアドル

2005年04月25日 | 国際
南米エクアドルからの報道によると、20日に罷免されたグティエレス前大統領は24日朝、亡命先のブラジルに向けて出国した。
前大統領は、避難していた首都キトのブラジル大使館からヘリコプターで近郊の軍用空港に移動し、待機していたブラジル空軍機に家族と共に乗り込んだ。
ブラジル大使館前では、前大統領の亡命に反対する市民による抗議デモが続いていた。【リオデジャネイロ=中島慎一郎】

* * *

某アンチウィルスソフトのおかげで、一昨日の小箱更新以来昨日の夜7時ごろまでパソコンが瀕死状態でした。昨日の小箱が無いのはそのせいです。おのれトレンド○イクロ…。
 
それはさておき。なんというかリアル砂薔薇か?と一瞬思ったり。大統領が罷免という事態そのものも凄いけど、亡命というのも凄いなぁ。大統領のほとんどが暗殺されたり退任後逮捕されたりしている韓国とどっちが凄いか、と比べるのもアレですが。
にしても、罷免されるって何やらかしたんでしょうね。事情がよくわからないんで、推測が的外れになりそうな気もしますが…中南米やアフリカの場合、罷免=悪と断じるにはやや状況が不透明だと思いました。や、普通は罷免されるということはすなわち、失政があったということなんですけれども。政治的・経済的に成熟していない国というのは、どうしても「自分達の暮しが良くならない」→「政府のせいだ!」となりやすいんじゃないかと思うんですよ。ところが、悪政はさておき「良い政治」の結果はそうすぐには出ないじゃないですか。で、結果が出る前に国民の不満が爆発するということもあるわけでして。さらに言うと、すぐに目に見える成果というものは、だいたい何かしら落とし穴があることが多いのではないかと。外国への食糧援助がその最たるものだと思うのですが、「食料」を支援すれば簡単に解決するように見えても、根本的に良くなっているわけじゃないんですよね。結局自分達で食料を調達できる(外貨を稼いで食料を輸入する、もしくは自国の農業を盛んにする)ようにしなければなわないわけですが、当然それには時間がかかるわけでして。
まぁ、単純に援助ピンハネで富裕層はますます裕福に、という末に罷免されたということもあるでしょうが。

島根・大田市に交流継続の連絡 韓国・大田広域市

2005年04月23日 | その他
島根県の「竹島の日」条例を巡って、同県大田市との姉妹都市系系を撤回すると発表していた韓国・大田(テジョン)広域市側が、「交流はこれまで通り続けたい」と連絡してきたことが22日、わかった。大田市は今夏予定していた韓国の中学生25人の友好訪問を受け入れる方針。
大田市によると、20日夕、大田広域市の姉妹都市委員会委員長が電話で交流継続を伝え、生徒の訪問日程の調整を要請したという。
両市は1987年に姉妹都市提携を結び、中学生らが相互に訪問していた。
一方、島根県立大(浜田市)には、韓国・慶尚北道の慶北大学校から、3月31日付で学術交流協定を破棄するとの文書が郵送で届いた。

* * *

要するに、撤回を撤回する、と。まぁ仲良くするのはいいことなんですけども、韓国自体が反日ドーピング真っ盛りですからねぇ…。日本の姉妹都市に対して、「島根に圧力かけろ」とか「お前はどっち側や!?」とか要求したところもありますし。迂闊に交流を続ければ、「親日派」のレッテルを貼られて、社会的に抹殺されかねない状況ですが大丈夫でしょうか。過去の親日的行為に対して今、財産を没収できる法律ができそうだとか、日韓基本条約を破棄してもう一度賠償金を強請ろうとか、相当とんでもない状況になっているようですけども。
民主主義国家のはずなのに、言論に自由はないようですからねぇ…。大田広域市も、いつまで大田市と姉妹都市提携を結んでいられるか、非常に心配ではあります。

不明米兵の遺骨 「北」で収集開始

2005年04月22日 | 国際
米国防総省は20日、朝鮮戦争当時の行方不明米兵(MIA)の遺骨収集を開始したと発表した。昨年11月に北朝鮮との間で合意していたもので、今回で10年連続の作業となる。
朝鮮戦争で任務中に行方不明になった米兵の数は約8100人。北朝鮮では1996年以降、200人以上の米兵の遺骨などが収集されている。【ワシントン=伊藤俊行】

* * *

誰が集めているんだろう、流石にアメリカ兵が現地で探すのを許すことはないでしょうから、北朝鮮の人が集めているのかな。
それにしても、北朝鮮はブラックホールか、といいたくなりますね。8100人のうち約10年で見つかったのは200人以上(ということは300人未満)。ちなみにロシアに抑留されていた日本人の大勢を、北朝鮮に送ったという文書がこの前発見されましたから、下手をしたら北朝鮮で行方不明になった兵隊さんの数が大台に乗るんじゃないかとも思うわけですが。朝鮮戦争とか北朝鮮の餓死者数とかって、なんかもうインフレ起こしてるから、銀英伝の艦隊戦みたいに桁が大きすぎてぴんとこないんですよね。
戦後60年で区切ったとしても、凄まじい数の死者があのあたりに眠っているわけですから…なんか、どこを掘り返しても骨が出てくるような印象があります。本当かウソかわかりませんが、日本でも島原のあたりは白骨がざくざく、という話を聞きましたし…ありえないわけでもないというか。
しかし、これだけ大きく被害を出していながら、結局韓国とアメリカの間が急速に離れつつある現状を見ると、つくづく戦争って理不尽だなぁ、と思います。かといって、投資がもったいないからといって投資を続ければ続けるほど、泥沼ですしねぇ…。

海賊対策協定の早期締結で一致 日・シンガポール

2005年04月21日 | 政治
町村外相は20日、シンガポールのジョージ・ヨー外相と会談した。マラッカ海峡の海賊対策として、海賊発生などの情報を瞬時に関係国が共有するため、「アジア海賊対策地域協力協定」の早期締結を目指す考えで一致した。
また、両外相は、今年12月に開催予定の東アジアサミットについて、インド、豪州などの参加も望ましいとの認識を示した。【ジャカルタ=池辺英俊】

* * *

ジャカルタ発の記事ということは、この会談場所は日本ではないということなんでしょうかねぇ。中国からさらに外遊しているのか、それとも一度日本に帰ってまた外国へ行ってるのか…なんにせよお疲れ様です。
さて。ぶっちゃけ、海賊対策に日本の廃棄間近の護衛艦とか売っちゃえばいいと思うんですけど。シンガポールなどは基本的にアメリカの介入は好まないでしょうし、かといっ中国が口出ししてくるのも困るでしょうし。日本の場合、基本的にお人よしで、お金や物を出したとしても代わりにあれせぇこれせぇ口うるさく要求することもあまり無さそうですので、利用しやすいかと。国同士の張り合いや面子の問題もありますので、なかなか足並みそろえてというのは難しいでしょうが、とっとと日本を利用するなりなんなりして治安を浴していただきたいものです。十分それで、日本にもメリットありますしね。石油タンカーなどは中東からインド、マラッカ海峡などを経由して日本にきているのではないか、と思いますので。
東アジアサミットにインドはさておき、オーストラリアというのが、不思議なような当然なような。東アジアにオーストラリアは入らないと思うんですが、太平洋沿岸ということでアリかな、とも思います。日本も、幾らお金をつぎ込んでもありがたみのない中国・韓国よりも、太平洋沿岸諸国と結びつきを深めたほうが、お互いい大人のお付き合いができるんじゃないかと思います。

金保容疑者解任手続き、再び不備

2005年04月20日 | 社会
京都府八幡市の宗教法人「聖神中央教会」主管牧師金保容疑者(61)による婦女暴行事件で、同教会が17日に再度議決した金容疑者の代表役員(主管牧師)解任について、府は19日、手続きに不備があり、今回も認められないとし、教会側に伝えた。教会規約では、解任には評議員ら役員の議決が必要だが、役員の選び方に問題があったという。教会は3回目の解任手続きをする見通し。

* * *

猫西は基本的に他人に心酔したりすることはほとんどないというか…そもそもが淡白な人間なので、よくわからないんですが、それなりにカリスマがあったということなんでしょうかねぇ…。組織としてみるならば、普通は想定される事態に備えて手続きを明確にしておくものだと思うのですが、それができていないということはよっぽど頼り切った組織だったのか。つか、あちこちに分家じゃないけど支社があるようですけど、そんなに大きな組織がたったひとりに統べられているというのは…まぁ、いかがなものかと。
しかしながら、2回も不備があったってのがまた凄い話ですね。どれだけ混乱しているかがよく窺える話ではありますが。他人事ながら、この代表に頼りきっていた(ように見える)組織がこれからどういう風に立ち直っていくのか、興味はあります。「暴行」を「祝福」と言い換えて、いままで発覚してこなかったことなどを考えると、この教会に所属している人たちはもう、「キリスト教徒」というより「金保教徒」とでも言えるようなものじゃないか、と思いました。猫西の中ではキリスト教というのは特に純潔主義というかなんというか…婚前交渉とかを厳しく戒めているイメージがありましたが、違うのかなぁ。普通はその教義への信仰と、その代表者への信頼は別物だと思うんですけどね。
まぁ、3度目うまくいくといいですね。