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にぅすの小箱。

ニュースに対する感想をつらつらと。会話の小ネタにどうぞ。

チャベス大統領の権限強化 国会審議経ず立法も

2007年02月01日 | 国際
チャベス大統領の権限強化 国会審議経ず立法も(共同通信) - goo ニュース
【リオデジャネイロ31日共同】ベネズエラ国会は31日、首都カラカスのボリバル広場で特別会議を開催し、チャベス大統領の権限を大幅に強化し、政治、経済、社会の広い分野で国会審議を経ないまま法律を成立させる権利を1年半にわたり大統領に与える「授権法案」を可決した。
市場原理を重視する米国流の経済改革に強く反対し「社会主義革命」を強引に進める反米左翼のチャベス大統領の強権体質を象徴する動き。
1月10日に3期目に入ったチャベス大統領は、エネルギー産業や通信会社の国有化、政府に批判的な民放テレビ局の放送免許の更新拒否などを相次いで表明。富裕層を標的に、高級外車やヨットなど「ぜいたく品」に課税する税制改革を行う方針も示している。
大統領は今後、授権法を利用して、こうした政策の具体化を目指す。  →情報源

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…ルドルフ・ゴールデンバウム?

なんだかいつか見た道、というのはさておき……ぶっちゃけた話、独裁への道を着々と固めつつあるように見えますが。チャベス大統領が3選を果たしたとき、日本のテレビの多くは「アメリカにノーを突きつけた!」と喜んで報道しておりましたが、その結果が独裁へと繋がったら、どういう風に報道するんでしょうかね? 自分達が喜んだのはすっかりなかったことにして、独裁はよろしく無いと言い張るのでしょうかね。…でも、中国の一党独裁は見えないものですからねぇ。

…どうなるのかなぁ…。

新疆で「テロリスト」18人を殺害=中国警察

2007年01月10日 | 国際
新疆で「テロリスト」18人を殺害=中国警察(時事通信) - goo ニュース
【北京10日】中国政府は、同国北西部・新疆ウイグル自治区(写真)で最近、警察がイスラム過激派の訓練基地を攻撃し、「テロリスト」18人を殺害し、17人を拘束したことを明らかにした。
この作戦で警官1人が死亡、1人が負傷した。新華社電によると、訓練基地は「東トルキスタン・イスラム運動」(ETIM)が設けたもので、パキスタンやアフガニスタンと接するパミール高原にあるという。
新華社電は、訓練基地にいたグループは国際テロ組織アルカイダの支援で外国から新疆に侵入した可能性があるとしている。中国外務省スポークスマンも、国際テロ組織との関係に言及したが、それがアルカイダかどうかは明言しなかった。
一方、ワシントンを本拠地とする新疆独立派の亡命組織「世界ウイグル会議」の幹部はAFP通信に対し、今回の事件は中国政府がテロの脅威を宣伝するためにでっち上げたものではないかと語った。〔AFP=時事〕 →情報源

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…中国、というだけで信用ならん気がするのは、日ごろの行いのせいだと思います。チベットとかチベットとか…チベットとか。
この時事通信の記事も、どちらかというと微妙に懐疑的な内容ですね。タイトルに「テロリスト」とカギカッコつきで書いてるとことか。
ちなみに、同じ内容の記事を読売朝日共同通信が書いてますが、殺害された組織の人々が本当に「テロリスト」であったかどうか、疑念を呼び起こすような含みを持たせた文はまったくありませんでした。あと、訓練基地を攻撃した中国の組織も、時事通信は「警察」で、他3つは「公安当局」なんですよね。細かい違いではありますが、微妙に事件を見るスタンスが違うというか。

それにしても、インターネットって便利ですよね。他社の記事をすぐに見れるんだもんなぁ。

北海の要塞「シーランド公国」 「世界最小の国」売却へ 英紙報道

2007年01月09日 | 国際
北海の要塞「シーランド公国」 「世界最小の国」売却へ 英紙報道(産経新聞) - goo ニュース
第二次世界大戦中、北海に建設された海上要塞(ようさい)で、世界最小の「国家」を自称する「シーランド公国」が売却先を探している。8日付の英紙タイムズが伝えた。
2本の柱に支えられた550平方メートルの要塞は1941年に完成。67年、当時、要塞が英領海外にあることに目をつけた元英陸軍少佐パディ・ロイ・ベーツ氏が独立を宣言し、「ベーツ公」と称した。
独自の国旗や通貨を持つが、承認している国はない。360度のオーシャン・ビューが売りだが、発電機の振動で住環境は信じられないほどひどいという。売り主は1000万ポンド(約23億円)以上の値を期待している。(ロンドン支局) →情報源

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…承認してる国は無いんだよなぁ…。ということは、この要塞の所有権は、法律的にはどこに所属してるんでしょうね? 元少佐がイギリスから買い受けたのか。作ったときは、イギリスの国庫から金出して作ったんだろうしなぁ。
あと、住人は居るんでしょうかね? 居るとしたら、自分の「国」が売られるってのはどういうものなんでしょう。つか、独自の国旗と通貨を持っているとのことですが、通貨の発行はどこがやってるんだろう? 言語はやっぱり英語なのかな。法律とか税制とか、そのあたりもいろいろ気になりますが、承認されてないということは、住人(少なくともこの『ベーツ公』は住んでるんだろうなぁ)はイギリスから税金取られてたりするんだろうか。パスポートとかさぁ。

いろいろと気になることは多く在りますが、23億円とはまたふっかけてるなぁ…。買った人も、住環境のひどさを考えると、使い道があるんだか無いんだか、だしねぇ…。

大空駆けるサンタ探せ 米軍が恒例の追跡サイト

2006年12月24日 | 国際
大空駆けるサンタ探せ 米軍が恒例の追跡サイト(共同通信) - goo ニュース
【ワシントン23日共同】クリスマスイブの夜、大空を駆けるサンタクロースを追いかけよう-。米軍とカナダ軍が共同で運用する北米航空宇宙防衛司令部(NORAD、米コロラド州)は24日、ウェブサイト上で恒例の大追跡作戦を展開する。
NORADは北朝鮮の弾道ミサイルなどの探知が任務。高性能レーダーや人工衛星などを駆使して24日夜、世界の子どもたちにプレゼントを配るサンタがどこにいるのか地図上で特定する。
追跡の手掛かりは、そりを引くトナカイの「赤い鼻」が発する赤外線という想定で、日本語を含む6カ国語が用意され、ウェブ上ではパズルなども楽しめる。  →情報源

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毎年恒例の行事ではありますが、こういう無駄に高性能・本格仕様は楽しい! なんというか、アホなことは適当にやるのではなく、全力でやるから楽しいのだということを思い出します。
日付変更線のことを考えると、日本とかオーストラリア、ニュージーランドあたりからサンタさんは世界を回って、アラスカあたりで帰っていくんでしょうかね。いろいろと夢は膨らみます。

実際に居るわけがなくても、もしも居たら、と思うとなかなかに楽しいものです。

中国政府「ブログは実名で」 情報発信の規制強化へ

2006年12月02日 | 国際
中国政府「ブログは実名で」 情報発信の規制強化へ(朝日新聞) - goo ニュース
中国政府は、個人がブログを開設する際に実名での登録を義務づける措置を近く実施する方針を固めた。当局はメディアなど言論への締め付けを強化しており、登録者が急増するブログでの匿名発信を禁じることで市民の情報発信についても規制を強める狙いとみられる。
中国各紙によると、政府系の「中国インターネット協会」の胡啓恒理事長が28日に開かれたシンポジウムで明らかにした。実名制導入の理由として「個人のプライバシーと公共、国家の利益のバランスをとるため」と説明。ブログに書き込まれた虚偽の情報などにより、個人の権利が侵害されることを防ぐためとした。
現在、ブログ開設は、自分で決めたブログ名やパスワード、メールアドレス、居住地域などを記入するだけでいい。
人気ニュースサイトが29日にネット上で実施した世論調査では、回答者の7割以上が実名制に反対。「少数の人間の犯罪行為のために多数のネット利用者に影響を与えるべきではない」とした。
中国のブログ登録者は昨年末の1600万人から年内に6千万人を突破し、来年は1億人に近づくと予測される。 →情報源

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…民主主義の国ならさておき、中国でそれはちょっとまずいんじゃないですかねぇ…? 日本でなら、記事を引用してブログで政府批判をしようと、市民集会で政治に対する不満をあげつらおうと、別段それだけで逮捕されるわけではないですが…何しろ中国ですからねぇ。この規制が厳密に実施されるとなると、政府に対する不満やら環境問題の告発やら多発する農民暴動などなどに関するブログは、いっせいに萎縮してしまうような気もします。いや、あるのかどうかは知らないけど。
現状でも既に、国外のサイトにアクセスできないとか中国の検閲ソフトは世界一ィィィ!とか、いろいろ取りざたされていますからねぇ。あんまりやっきになって取り締まりにかかると、それはそれで痛くも無い腹を探られることになるというか…欧米や日本などの民主主義国家から「人権!」と騒ぎ立てられる火種になるのではないかと思うのですが。かといって、野放しにしておくと、いろいろと知られたらマズい事柄が広まったりするんだろうなぁ。

常々思うんですけど、日本の進歩派団体などは、こうした状況に対して憂慮を表明したりはしないんでしょうかね? 何しろ表現の自由が侵されているわけです。日本で同じようにインターネット実名制をやろうとしたら、多分すごい反発が起きると思うんですよ。だったら、お隣の国に対しても同じように「それはダメなんじゃないか」という声をあげるべきじゃないかと思うんですよね。企業進出のために中国共産党に協力し、検閲してる某検索エンジン会社に対してもそうですけど。

だけではなく、男女平等なんかもあるはずがなく(じゃなきゃ極端な男女の出生比が出るわけない)、軍事費が毎年いいペースで伸びているにも関わらず、男女同権を推し進める団体が中国に対して何か言ったということも聞かないし、反戦団体が中国の軍拡に対して何か文句をつけたということも聞いたことがありません。…わたしが知らないだけで、本当は何か行動しているんだったらいいんですけどねぇ。

最近、胡散臭い「市民団体」のおかげで、すべてのNPOやらボランティアやらをまず疑ってかかるようになった自分がちょっといやになります。

ゲーム:英国で“エア・ギターの葬式”イベント

2006年11月28日 | 国際
ゲーム:英国で“エア・ギターの葬式”イベント(infostand) - goo ニュース
英国ロンドンで23日(現地時間)、“エア・ギターの葬式”という一風変わったイベントが開催された。米レッドオクテインがPS2用ゲーム「ギター・ヒーロー2」の販促の一環で、発売前日に開いた。
エア・ギターは、ロック曲に合わせて、実際には持っていなギターを演奏するアクションをする遊びで、最近、各国で競技会が開かれるほど人気が高まっている。
イベントでは、ギターをかたどった巨大な棺を用意し、目に見えない“空気ギター”を安置した。同社は「エア・ギターは死んだが、それに取って代わる21世紀の遊びがギター・ヒーロー2だ」とアピールしている。
ギター・ヒーロー2は、収録された曲に合わせてエレキギター型のコントローラーを操るゲームで、前バージョンから収録曲数は約2倍の60曲以上に増え、リズムギターやベースのパートを演奏する機能なども追加された。

[ギター・ヒーロー2]
http://www.guitarherogame.com/

(高森 郁哉/Infostand)

→情報源

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ギター・ヒーローってあれですか、音ゲーの…なんつったっけ。ドラムマニアじゃなくてビートマニアじゃなくてキーボードマニアでもなくて…ギターマニア? そんな名前だったっけ? だったかなぁ…。
日本と同じものが名前が違うだけなのか、それとも米レッドオクテイン社独自のものなのか、ちょっと疑問だったり。そもそも「米レッドオクテイン社」ということはアメリカ本社なんでしょうけど、イベントはなんでイギリスなんだとか。イギリス販売にあわせて、というのはわかりますが…普通は現地法人立ち上げないものなんですかね。

そういえば、日本の芸人さん誰だったか忘れましたが、誰かがエア・ギターの大会に出て、結構いいとこまで行ったんじゃなかったですっけ? 最近はやりなんですかねぇ…。

「核保有」67%支持 韓国の世論調査

2006年10月11日 | 国際
「核保有」67%支持 韓国の世論調査(西日本新聞) - goo ニュース
【ソウル10日原田正隆】韓国の社会動向研究所は10日、北朝鮮の核実験を受けて実施した世論調査で、国民の69.8%が「不安だ」とし、「韓国も核を保有すべきだ」との回答も67%に上ったと発表した。
調査は9日の核実験発表後、成人男女700人を対象に実施。「核保有」支持が多い一方、北朝鮮制裁措置には68.6%が「反対」にして対話による核問題解決を望み、「制裁賛成」の27.6%を大きく上回った。
「米国が北朝鮮核施設に対し先制攻撃する」との回答は30.2%で、「米朝全面戦争に拡大する」は29.3%。朝鮮半島が戦争状態になった場合に最大の利益を受ける国について、「日本」と回答した人が最も多く39.5%だった。
また、韓国政府の対北朝鮮包容政策が「失敗」したとの回答は63.9%。朝鮮半島の緊張を高めた責任を負うべき指導者としては、北朝鮮の金正日総書記が51.7%でトップだったが、ブッシュ米大統領(30.9%)と盧武鉉大統領(11%)も挙がった。 →情報源

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…韓国が核を持つようになると、少なくとも台湾や、下手したら日本も核兵器を装備するようになるんじゃないか、という心配があるんですが…。つか、韓国が持たなくても、このまま北朝鮮が核兵器を保有したまま・かつ日本に対する敵対心を露骨に表したままであれば、日本でも対抗策として核兵器を持つ・あるいはMD構想をさらに推し進めるなど、防衛費を更に増やす方向に進むんじゃないかと思うんですが。
まぁ、太陽政策などといって仲良くしようとした手を手ひどく振り払われたわけですから、むっとするのも仕方のない話でしょう。んでもって、94年に「核兵器は持たないから~」という約束の下援助したにもかかわらず、実はこっそり核兵器を作って「もっと援助しろ!」などと言われてるアメリカが、さらにむかっとしているだろうことは簡単に予測がつくわけでして。

それにしても、このアンケートって、韓国の人の根本的な矛盾が透けて見えるような気がします。北朝鮮に対して裏切られた気持ちはあるけれども、かといって全面的に敵対してしまえば自分に被害が及ぶ可能性もあり、できれば話し合いだけで解決したい。しかし、他人事として眺めていますと、そうした弱気な部分を逆手に取られ、北朝鮮にいいようにこき使われているように思えるんですよね。
当たり前の話ですが、決して殴り返してこない人間相手に、同じように話し合いで解決しようとする人もいるでしょうが、世の中には安心して殴りかかるタイプの人もいるわけで。「話せば分かる」という気持ちは大事でしょうが、「問答無用」と切り捨てる人には相応の対応ができるよう、準備は必要だと猫西は思ってます。

ディープに350万円 英の賭け屋で日本人

2006年09月29日 | 国際
ディープに350万円 英の賭け屋で日本人 (共同通信) - goo ニュース
【ロンドン29日共同】10月1日に開かれる世界最高峰の競馬レース、フランスの凱旋(がいせん)門賞。日本人とみられる男性がロンドンのブックメーカー(賭け屋)で、日本から出走するディープインパクトの勝利に現金で1万6000ポンド(約350万円)を賭け、話題になっている。
賭け率4倍で引き受けた世界最大規模のブックメーカー、英ラドブロークスは、凱旋門賞での賭け金として1万6000ポンドは「現金での最高額」と驚く。ディープインパクトが勝てば、男性は賭け金を含め8万ポンドを手にする。 →情報源

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この人が、本当にディープインパクトが勝つと信じて賭けたのか、それとも夢を買うような気持ちで賭けたのか、どちらかはわかりませんが、どちらにしても豪気な話ではあります。私もこれぐらい現金かけてみたいなー。なんか、楽しそう。

明らかに偏見ではありますが、競馬場へ行って賭けるのは道楽というか娯楽の範囲なんですけど、場外馬券売り場へ行くのは単純なギャンブル、となぜか線引きが私の中にあります。競艇もそうなんですけどね。ギャンブルがあまり好きではない私としては、場外馬券売り場へ行くのは微妙ですけど、一度競馬場へ行ってみたいです。お金を賭けなくても、その場で見るだけで十分楽しそうな感じがするんですよね。

ともあれ、競馬にはそれほど興味が無い猫西でも、凱旋門賞は少し気になります。ディープインパクトの活躍をこっそり祈ったり。

香港ディズニーランド開業1年 年間目標達成できず

2006年09月13日 | 国際
香港ディズニーランド開業1年 年間目標達成できず (朝日新聞) - goo ニュース
香港ディズニーランド(HKD)が12日、開業1年を迎えた。アジアで2番目のディズニーランドとして注目を集めたが、オープン前後の混乱などで不評を買ったこともあり、年間目標の560万人を達成できなかった。優待チケットの販売など巻き返しに必死だが、試練の2年目となりそうだ。
4日に記者会見したHKD運営会社のビル・アーネスト最高経営責任者(CEO)は「入場者が560万人に到達するのは今月末以降」とし、初年度目標を達成できなかったことを初めて認めた。これまでの入場者数は明らかにしなかった。
HKDは開業直前のリハーサル営業で混雑や接客態度の悪さが指摘され、春節(旧正月)には来場者数の見込みを誤って前売り券を買った数百人が入場できないなど混乱が続いた。入場券を期日指定にし譲渡も許さないなど、強気の販売戦略も地元旅行会社の反発を買った。
HKDは今春以降、香港市民は一定期間、入場券1枚で2日間入園できるようにしたり、季節限定で何度でも入園できるチケットを発売したりして、優待サービスを相次いで打ち出している。香港旅遊業議会の董耀中総幹事は「自身のブランド力を過信したのは確かだが、最近は地元旅行業界の意見に耳を傾け、状況は改善している。家族連れの比率が約4割に増えるなど、一定の効果はある」と話す。
しかし、日本の大手旅行会社担当者は「物珍しさもあって売り上げは堅調だが、リピーターをつかむところまで行っていない」と厳しい見方だ。
HKDは誘致に当たり、香港政府から用地造成費や運営会社などへの巨額の出資を受けているにもかかわらず、入場者数や財務状況を公表していない。 →情報源

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一年目からそれって…先行き多難というよりは万難という感じもしますが。大丈夫か?
猫西の印象として、こういうハコモノ系に限らず大概のものって一年目が一番興行的に成功してそうな感じなんですよね。新規オープンというのはインパクトがあるし、珍しさもありまして話題になりやすい。2年目以降は物珍しさも薄れ、いかにリピーターをつかめるかが勝負になると、単純に思ってたんですが……この調子じゃ大変ですねぇ。
アジアで2番目つっても、香港は東京に近いんですよね。いっそ、サウジアラビアあたりだったら商圏がかぶらなかったかもしれませんが。あと、汚職がびっくりするほどはびこっている中国では、投資費用がかさみそうですし…。
個人的には、単純な遺跡観光ではない、こうした「娯楽」を客に提供できる産業が成長できるかどうかがわりと「先進国」になれるかどうかの鍵じゃないかと思っていますので、2年目以降の展開に要注意で見ていたいと思ってます。

…それにしても。財務状況公表してないって、「公表できないほど悪い」とかんぐられそうなんですが…。

南アのキリスト教会、聖職者たちに伝統的呪術を禁止

2006年08月18日 | 国際
南アのキリスト教会、聖職者たちに伝統的呪術を禁止
[ヨハネスブルク 16日 ロイター] 南アフリカ共和国のカトリックの司教評議会は聖職者たちに祈祷師、占い師、伝統治療師などの副業をやめるよう命じた。
南アフリカ、スワジランド、ボツワナの司教を統括する南アフリカ・カトリック評議会は、その公式サイトで、祖先を降霊させて治療を行うアフリカの伝統的な治療を行う聖職者がいると指摘した。
同評議会は聖職者たちに「霊魂を利用する行為をやめ」、魔術、占い、霊的パワーや魔法薬などの販売に関わらないように命じた。
今月始めに公表された司教教書には「祖先に超自然的力が付与されていると信じることは、偶像崇拝とほぼ同じである。全能の存在は神だけである。祖先たちは神に創造されたのだ」と書かれている。
病気になったとき、南アの多くの人々は「サンゴマス」と呼ばれる伝統的な祈祷師のもとを訪れる。治療や助言のために祖先の霊を呼び出す祈祷師は悪霊を退散させ、時にはセックスライフを向上させると信じられている。サンゴマスは、地方共同体で中心的な役割を果たしており、都市部でも尊敬されている。
南アに拠点を持つザイオン・キリスト教会のように、祖先の霊の力に対する信仰と正統なキリスト教の教義を融合している宗派もある。
同評議会は、カトリックの聖職者は、イエス・キリストの名において治癒を行い、肉体ではなく精神を重視すべきだとしている。 →情報源
[日本語訳:ラプター]

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原始的といい野蛮であると禁じるのは簡単ですが、果たしてそう上手くいくかどうか。精神的というか、文化レベルにまで染み付いているものは、なかなか変えられないでしょうし、無理に変えるものでもないと思うんですけどね。
日本に置き換えてみれば簡単な話ですけれども、仏教徒であれキリスト教徒であれイスラム教徒であれ、初詣…は少ないかもしれませんが、物には神様が宿っているから使い古されたものを粗末に扱わないとか、山には神様がいるとか、もっとぼんやりしたものであれば山や神社の境内にある古い巨木に静かな畏敬の念を覚えるとか。そういうのは、神道がどうのと細かい定義を持ち出すよりも前に、割合自然とあると思うんですね。…もっともそれは、厳格な仏教徒である猫西の母が、初詣は微妙な顔をするくせに、どうも九十九神は割合信じている風だったというのがあるんですけど。
アフリカの「伝統的な治療」に関しても、それが気持ち的に「宗教」に分類されておらず、「おばあちゃんの知恵袋」に類するような知識として扱われていれば、人々の中で違和感無く溶け込み共存しているだけに排除は難しいと思います。

……キリスト教の立場として、お盆の墓参りはどうなんだろう?