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対北制裁発動、首相は慎重姿勢…参院予算委

2006年03月07日 | 政治
対北制裁発動、首相は慎重姿勢…参院予算委 (読売新聞) - goo ニュース
小泉首相は6日の参院予算委員会で、北朝鮮に対する経済制裁について、「制裁すれば、懲らしめれば、日本の思う通りにいくかというと、そういう問題でもない」と述べ、制裁発動に慎重な考え方を改めて示した。
その上で「北朝鮮とは対話なしに様々な問題は解決できない。難しい相手だが、交渉しなければならないのが北朝鮮であり、金正日総書記だ」と語り、拉致問題などの懸案解決に向け、引き続き対話を重視する姿勢を強調した。自民党の片山参院幹事長の質問に答えた。  →情報源

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…本当にやる気がないのかなぁ? どうもそうは見えないんですけどねぇ…。だって、「対話と圧力」と言ってるのと同時進行で、特定船舶油濁法(でしたっけ? 一定以上の大きさの船は保険かけないと入れないっての)とか。韓国の大手銀行日本支店での不正送金が表に出たり。北朝鮮への不正輸出が明らかになったり。ごくごく最近では、北朝鮮の国会議員に対する日本への再入国がどうのと問題になってましたしね。
拉致問題が発覚してから、気にするようになったから目に付くだけかもしれませんが…なんだか、握手をしながら互いに足を踏みにじろうとしている姿が思い浮かぶんですけども。
「金融制裁をする」とはっきり言わない現状のあり方も、案外ありかもしれないなぁと、最近アメリカを見ていると思います。アメリカは北朝鮮の麻薬・偽札に対して、「お前が嫌いやからやってるんやないんや、俺は犯罪が嫌いなだけなんや」といいながら首にかけたロープをぎゅんぎゅん引っ張ってるような有様ですからねぇ。非難されたら「いやぁ、犯罪に対処しているだけなんですけどねえ。怒るということはもしやあなた、心当たりが?」と棒読みすればいいわけで。もちろん、逆切れされたときのため、即座にどつき返す心構えと準備が必要でしょうけれども。