にぅすの小箱。

ニュースに対する感想をつらつらと。会話の小ネタにどうぞ。

民主、65歳定年制を検討 小選挙区の候補選考で

2005年10月31日 | 政治
民主、65歳定年制を検討 小選挙区の候補選考で (共同通信) - goo ニュース
民主党の前原誠司代表が、先の衆院選で党公認候補が落選した小選挙区での新たな候補者選考基準に関し「65歳定年制」の導入を検討していることが30日、分かった。次の衆院選での巻き返しに向け「勝てる候補者」(同党選対関係者)を選ぶ基準の一つとして若さを重視する。
前原氏は11月上旬の常任幹事会で決定したい意向。ただ、基準を満たす新人や前議員は現段階で落選者の半数の約80人にすぎない。執行部内には「年齢で区切る必要はない」(幹部)との反対意見や「70歳定年制」を求める声も根強く、決定までには曲折がありそうだ。 →情報源

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民主党は勝てる候補者を探すよりもまず先に、勝つために「ぶれない政策」を打ち出すほうがよっぽど先だと思うんですけど。少なくとも、国民に対する受け狙いで議員年金削減を打ち出し、与党に取り上げられたら「まさか取り上げるとは思わなかった」と最初から却下されるつもりで出したなんて言い出さないぐらいにはなってほしいものです。つか、正直自民党が強いというよりも民主党が情けないとしか思えないあたりがなんともかんとも。
小泉首相と違い、前原代表に権限がなさそうに見えるのも問題かと思います。民主党はひどい言い方をすれば「寄せ集め」ですからねー…多様な意見はいいんですけど、裏を返せばまとまらないということですから。それを強引にでも「民主党」としてまとめるには、強力なリーダーシップが必要だとは思うのですが、文字通り右往左往している現段階を見る限りでは、前原代表に期待できそうにはない感じがします。…もっとも、党首討論をちらっと見た段には、それでもずいぶんよくなったとは思うんですけどね。
当たり前の話ですが、建前として分かっていたとしても、いざ自分の腹が痛くなるとなるとやっぱり嫌になるわけですし。それが本当に必要なのだとしたら、きちんと議論し、その上で突き進む意志の強さが大事なんじゃないかな、と思います。
………にしても。「若い方が勝てるに違いない」といういい加減な直感で進めてるんじゃないよな。ちゃんと考えてるよな? なんだか心配になってきます…。

マイカップ自販機で紙ゴミ減るかな、経産省が実験へ

2005年10月30日 | 経済
マイカップ自販機で紙ゴミ減るかな、経産省が実験へ (読売新聞) - goo ニュース
経済産業省は11月1日から、持参したカップを使える飲料用の「マイカップ自動販売機」を省内に設置し、紙カップの削減量などを調べる実証実験を来年3月まで行う。
年間使用量が全国で約20億個とされる紙カップのゴミを減らすのが狙いで、設置前との売上額の差や紙カップの減り方などを分析し、効果が実証されれば、来春以降、民間企業などに広く導入を促す。
直径6.5~10センチ、高さ6.5~11センチの大きさのカップが使え、コーヒーやコーラなど19種類の飲料を選べる。
同省別館6階に置き、同省を訪れた一般の人も使えるようにする。すでに同様の自販機を導入している企業などでは、持参したカップを使うと10~20円返却される仕組みのものもあり、紙カップを2~5割削減できたという。 →情報源

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う~~ん…ゴミが減るのはいいことだと思いつつ、これがたとえば全国に広がると、製紙業者がピンチに陥ってしまうのではないかと心配してしまいます。多分杞憂だとは思いますが。でも一頃の健康ブームのあおりで砂糖を扱う業者がピンチになったって話があったような記憶があるので、難しいところかもしれません。
オフィスや役所なんかではいい案だと思いますけどね。こういうところって、利用者はほぼ毎日同じ顔ぶれなわけで…それこそ給湯室にマイカップがあってもいいんじゃないかな、と。ただ…ホットとアイスって、氷のぶんだけ容量が違いそうなのがちょっと不安だったり。うっかり小さめのカップ使って溢れたりしたらしょんぼりしそうです。大丈夫かな。

きき酒選手権で外国人コンビが3位に 喜び方も「和風」

2005年10月29日 | 社会
きき酒選手権で外国人コンビが3位に 喜び方も「和風」 (朝日新聞) - goo ニュース
東京で28日に開かれた日本酒の「全国きき酒選手権大会」で、大分県代表の外国人コンビが団体の部の3位に輝いた。25回続く大会で外国人の入賞は初めてといい、表彰会場は快挙にわいた。
香港出身の大学院生ビクター・チャン・チーミンさん(29)、米国出身の国際交流員ケビン・シングルトンさん(24)で、7種の日本酒の峻別(しゅんべつ)に他の70人と挑んだ。
賞品は日本酒10本と米30キロがそれぞれに。「香港の両親に電話しないと」とビクターさん。ケビンさんは「友だちにおすそわけします」と喜び方も「和風」だった。 →情報源

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ははは。いいなぁ、賞品。猫西も参加してみたかったですけど、きき酒できるほど味が分かるかと言うとそうでもないですし。
どんなお酒をもらったんでしょうね。菊姫、剣菱、酔鯨、浜福鶴、七冠馬……ってそれは猫西が欲しいお酒ですけどね。浜福鶴は面白い味でしたねぇ、日本酒なのにチーズみたいな濃厚な味と香りで、日本酒であって焼酎ではないのに水で割っても飲める、という。
こういう大会に出るということは、それなりに日本のお酒に興味があるということで。こんな風に少しずつ日本酒のよさを知ってもらえるようになればいいですね。日本の食というと、やっぱり和食がメインになってしまいますが、日本酒にしろ和菓子にしろ、いいものは凄く多いと思うんですよ。ジュースにケーキもいいですけど、たまには抹茶と和菓子でまったり過ごしたいものです。

第2次大戦で破壊のドイツの教会、10年かけて再建

2005年10月28日 | 国際
第2次大戦で破壊のドイツの教会、10年かけて再建 (朝日新聞) - goo ニュース
第2次大戦末期、米英軍の大空襲によって破壊された独ドレスデンの聖母教会が、このほど再建された。10万個以上の破片を集め、可能な限り元に戻す「世界最大のパズル」と呼ばれた難工事だったが、着工から約10年かけて完成にこぎつけた。内装整備を終える30日、シュレーダー首相や米英政府の関係者も出席して完成式典が開かれる。
教会は市中心部にあり、高さ約91メートル。1743年に建設された独有数の規模のプロテスタント教会で、街のシンボルだった。1945年2月13~14日、米英軍の大空襲で崩れ落ちた。
戦後、旧東独政府は資金不足などから再建に消極的だったため、教会はがれきのまま放置された。だが、89年のベルリンの壁崩壊で機運が盛り上がり、地元住民らが再建団体を結成。94年5月から再建に着手した。高さ14メートルのがれきの山から破片を取り出して再現する「気の遠くなる作業」(工事担当者)を続け、足りない部分は新しい石を補った。
総工費は1億3000万ユーロ(約184億円)。7割以上が世界各国からの募金でまかなわれたという。空爆に参加した英兵士の息子らがつくった黄金の十字架が「和解の象徴」としてドームの上に取り付けられた。
工事責任者のエベルハルト・ブルガーさんは「世界中からの寄付などたくさんの人々に支えられた。戦後の和解を進め、強固にしたい」と話している。 →情報源

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…スペインのサグラダ・ファミリア教会でしたっけ。ガウディの。あれもそうですけど…ヨーロッパの人は総じて気長なのかな。さくっと作っちゃえばいいのに、面倒なことをしているなぁ、とは思いますが…それもまた大事なのかもしれませんね。
しかし、さすが石造りの文化というか。日本は基本木造建築だから、似たようなことは難しい気がします。でかい梁ぐらいならもう一度使えるかもしれませんが、さすがにパズルは無理だしねぇ。
10万個以上のピースかぁ…猫西もパズル好きだけど、最高までで3000だし。しかも立体だし。結果として建て直しのほうが安上がりだったかもしれませんが、こういうのは費用だけの問題でもありませんしね。…それにしても気の長い話だ…。

中国産そばから発がん性のあるカビ毒検出

2005年10月27日 | 社会
中国産そばから発がん性のあるカビ毒検出 (朝日新聞) - goo ニュース
厚生労働省は26日、神戸検疫所で検疫を受けた中国産のそばから、基準値を超える発がん性があるカビ毒「アフラトキシン」が検出されたと発表した。同省は食品衛生法に基づく検査命令を出し、輸入業者に対し、基準値を超えるものについては保管して流通させないようにするとともに、その他の輸入した品物についても基準を満たさなければ流通させないよう求めた。 →情報源

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中国産だし。正直、やっぱりな、としか思えないんですけどね。なんつーか…最近あんまり極端に安いものは買わなくなりました。道具とかのモノはまだいいんですけど、食べ物はねー…。いますぐ死ぬとか病気になるとかではないにしろ、なんといいますか…気分の問題というか。医食同源といいますし、食べることは生きることに繋がるとも思いますし。
身の回りでも、この前親から似たような話聞きましたしねー。食事に出かけた先でしじみの汁を飲んだそうなんですけど、そのしじみがあさりぐらいでかかったそうで。で、夫婦して「国産はもっと小さいからなー。北朝鮮産かなー」などといってたら、汁の中から畸形の貝が出てきたでそうです。……おかげで冷凍シーフードミックスとか使えなくなっちゃったですよ。気分的に。

それにしても、神戸って猫西の居住地でもあるわけですが…意外と外国からの輸入もあるみたいなんですよね。瀬戸内ですから、船も入りにくいと思うんですけど。そりゃ摩耶のあたりで密航者がどうこう、なんて話も出るわな。
こういう話が立て続けに出ると、当たり前に野菜や何やらを買う時に産地を確認する人が増えそうですね。まぁ、安い輸入品もいいですけど、地産地消もいいものだと思います。神戸も場合、北側は案外野菜を生産しているみたいですし……あー、丹波の黒い枝豆食べたかったなー。旬はもう過ぎただろうな。今からの旬だと大根かなぁ。ふろふき大根食べたい。

靖国問題で政府答弁書決定 「戦犯」は存在せず 公式参拝であっても合憲

2005年10月26日 | 政治
靖国問題で政府答弁書決定 「戦犯」は存在せず 公式参拝であっても合憲 (産経新聞) - goo ニュース
政府は二十五日の閣議で、さきの大戦後、連合国によって「戦犯」とされた軍人・軍属らが死刑や禁固刑などを受けたことについて、国内法上は戦犯は存在しないとの見解を明確にした答弁書を決定した。首相の靖国神社参拝に関しては「公式参拝」であっても、宗教上の目的ではないことが外観上も明らかな場合には、憲法に抵触しないとの見解を改めて示した。いずれも民主党の野田佳彦国対委員長の質問主意書に答えた。
答弁書は「(極東国際軍事裁判所やその他の連合国戦争犯罪法廷が科した)刑は、わが国の国内法に基づいて言い渡された刑ではない」と指摘。A、B、C各級の「戦犯」は、国内では戦争犯罪人とはいえないことを明確にした。
この問題で自民党の森岡正宏厚生労働政務官(当時)は今年五月、「(戦犯とされた人々は)罪を償っており、日本国内ではもう罪人ではない」と発言したが、細田博之官房長官は「政府見解と大いに異なっているので論評する必要もない」と述べていた。
また、答弁書は首相の靖国参拝に関し、「戦没者の追悼を目的とする参拝であることを公にするとともに、神道儀式によることなく、宗教上の目的によるものでないことが外観上も明らかである場合は、憲法二〇条三項の禁じる国の宗教的活動に当たることはない」との見解を改めて表明した。
靖国参拝について藤波孝生官房長官(当時)は昭和六十年、「首相、閣僚が国務大臣としての資格で戦没者の追悼を目的として、靖国神社の本殿、社頭で一礼する方式で参拝することは、憲法の規定に違反する疑いはない」との政府統一見解を発表している。
首相の靖国参拝をめぐっては、大阪高裁が拘束力を持たない「傍論」で靖国参拝を「公的行為」と認定。憲法の禁止する宗教的活動に当たるとしたが、政府見解はこれを真っ向から否定した。 →情報源

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…藪をつついて蛇を出す、ということわざが頭に浮かんだ人→(1)

という冗談はさておき…でもやっぱりやぶへびにしか見えないです。大阪高裁がけったいな判決ださなきゃ、政府だってこれだけはっきりした姿勢を打ち出さなかっただろうに。あの大阪高裁の判決は、いまだにブログで熱く議論されてるようですけどね。傍論で違憲判断、でも建前上は勝ってるからやり直しを訴えることもできない、けど市民団体は違憲判断に勝利宣言、なんてことやられたら、政府だってそりゃ「白黒はっきりつけてやるぜ!」みたいに怒るのも当然でしょう。参拝反対派は頭をかかえているんじゃないですかね。
猫西は東京裁判については…まぁ、「勝てば官軍」と言いますからね。勝ったほうが、相手が悪い奴だった、自分はそれを叩きのめした正義の味方だ、と喧伝するのはもう当たり前だと思いますし、仕方がないと思います。中国みたいに歴史書全部燃やして、新しく都合よく書き換えるほどじゃないし。ハリウッド映画で悪役を撃ち殺した正義の刑事が殺人罪に問われることがないように、アメリカの原爆投下だって「正義」の2文字で簡単に終わっちゃうんですよ。仕方ないですよね、負けたんだから、文句は言えない。…けれど、国内で「あれはねーよな」と国会でしかも全会一致で、戦犯として処刑された人は「公務上での死亡」つまり殉職とする、と決まったはずです。要するに「罪を償った」のではなく、「罪だと言われたがそんなものは後付されたものだから、そもそも『罪人ではない』」となったわけで…一見似てるけど、そのあたり、大きく違うと思います。しかも、確かそれを犯罪と決め付けた国にも「構わないよな?」と確認してたわけで。
だから、もし今度第2次大戦に相当するようなパラダイム・シフトが起こったとしたら、ぜひとも勝ち組に乗って欲しい、と思います。実際に戦争やなんだと起こらないのが一番ですけれども、それはとにかく戦わずに負けろ、といってるのではありません。戦わないのが一番ですが、どうあっても避けられないとなれば、戦って、かつ勝たなければ民間に大きな被害が出るということになります。負ければ、60年経ってもいまだに『悪役』の汚名を着せ続けられるわけですし。
…どーでもいいけど、大阪高裁でトンデモ判決出した人も、変に名前が売れちゃって困るだろうなぁ…。後々何かと言われそうだ…つか、猫西なら言いそう。挙手して嫌味たらしく「今日は傍論と判決の中身は違わないんですかー?」とか。そのうちあれだな、子供の間の言い訳に使われるに違いない。
靖国神社についても、特定アジアの文句がトーンダウンしてますね、今回。まぁ、それって…アメリカの戦死者の墓がある国立アーリントン墓地について、アメリカに対して「わが国で正式に行われている風葬のスタイルをとっていないのはけしからん!」と文句つけるのと同じですから。いや、どっちかっていうと…教会に対して「天照大神を祀っていないのは…以下略」いやいや。なんにせよ、口出しされるいわれのない部分ですからねー…多分、言ってもきかないから諦めたんだろうなぁ。交渉の手てのは譲歩だけでなく、退かないこともひとつの選択なんだと改めて思います。


追記:どうでもいいことだが、裁判のときに、入り口から垂れ幕掲げて走ってくる人がいるじゃないですか。で、「勝訴!」とかばっと垂れ幕広げるの。
…あれ、負けたときに「不当判決」って見てて凄く不愉快なんですけどね。なんですか、自分の主張と違う判断は全て「不当」なものであり、判断した人間が間違ってるとでも言い出すつもりか。てか、実際そう言ってるわけですが…なんであんなに自分が正しいと信じ込んで、反対するものは全て非人間的で思いやりがなくて冷徹で国家の手先でとりあえず『敵』だと信じ込めるんでしょうね。そう主張するほうがよっぽど全体主義でとりあえず意見の多様性というものについて100回ぐらい勉強しろ、と言いたくなるのですが…そう思うのって猫西だけかなぁ。

ハンセン病訴訟で判決 韓国、台湾の施設入所者

2005年10月25日 | 社会
ハンセン病訴訟で判決 韓国、台湾の施設入所者 (共同通信) - goo ニュース
日本の植民地時代に開設された韓国のハンセン病療養所「小鹿島(ソロクト)更生園」(現韓国国立小鹿島病院)と台湾の「楽生院」(現楽生療養院)の入所者計142人が、ハンセン病補償法に基づく補償請求を棄却した日本政府の処分取り消しを求めた2つの訴訟の判決が25日、東京地裁で相次いで言い渡される。
当時総督府の下にあった両施設が、法律で補償対象と定められた「国立ハンセン病療養所等」にあたるかどうかが争点。 →情報源

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ちょっと不思議なんですけど、こういうのって時効ってのはないんでしょうかね。60年前に戦争で負けて、台湾と朝鮮は日本ではなくなり、それぞれ新しい政府ができたわけですから、日本政府が責任持てるのは60年前まで、ということになると思うんですけど。突き放した見方になりますが、戦後それぞれの政府が療養所に対して助けの手を差し伸べようが見放そうが、日本政府としてはなんら口出しすることはできないわけですよね。内政干渉になってしまいますから。そうすると、今回争われているのは、「60年前まで隔離されていた事実に対して」その後定めた法に基づいて補償の義務があるかどうか、ということになるのかな。…や、ちょっと違うか。
両国の療養所がいつ、なくなったのかは分かりませんが…戦後、それなりに時間が経ってからだとすると、台湾も韓国も、これらの療養所に対してその後補償をしなかったのかな。戦後すぐ、だったのなら、まだ日本の責任と言われて納得できるんですけど。政府からの補償を受けた上で日本からの補償も、というのは微妙にずうずうしい気もしますし、政府から補償を受けていないから日本が補償してくれ、ということになっても、やっぱりそれは自分とこの政府に掛け合うべきで、日本が口出しする部分じゃないと思うんですけどね。それができるんだったら、正直他の部分でも口出しして、日本にいいように動かしても問題ないわけですし。
…まぁ、そういうことを言い出すと、「お金の問題じゃない」ということになると思いますし、実際そうだと思いますが…60年前まで隔離されていたということは、少なくとも訴えでた方々は60歳以上ということになりますしね。感情としては同情する部分もありますけど…やっぱり、日本に言ってくるのは何か違う気もします。難しいなぁ…。

将棋ソフト、森内名人に「角落ち」で善戦

2005年10月24日 | 社会
将棋ソフト、森内名人に「角落ち」で善戦 (読売新聞) - goo ニュース
将棋の森内俊之名人(35)とコンピューター将棋ソフトの公開対局が23日、東京都江東区の「ホテルイースト21東京」で行われた。プロのタイトル保持者がソフトと一般公開の場で戦うのは初めて。
ハンデは、トッププロがトップアマと戦う時と同じ「角落ち」で、ソフトが中盤まで善戦したが及ばなかった。
22日から開かれていた第3回国際将棋フォーラム(日本将棋連盟主催)のイベントとして行われ、約300人のファンが観戦した。対戦したソフトは、23日のコンピュータ将棋王者決定戦で優勝した「YSS」(商品名・「AI将棋」=開発者・山下宏氏)。
対局は初手から1手30秒の早指し。中盤、ソフトが意表をつく勝負手を繰り出して森内名人を動揺させたものの、最後は127手で投了に追いこまれた。
局後、森内名人は「人間と先を読む感覚が違うのでとまどった。負けなくて良かった」とほっとした表情。山下さんは「勝てるかなと思った時もあったが、名人の壁は厚かった」と話していた。
日本将棋連盟は、プロ棋士が公の場でソフトと対局するのを禁止しているが、今回は主催イベントのハンデ戦ということで実現した。タイトル保持者とソフトの対局は同連盟の機関誌でも行われており、渡辺明竜王(21)が、やはり角落ちで別のソフトに勝っている。 →情報源

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う~~ん…まだソフトはプロには勝てませんか。なかなか難しいようですね。チェスでは既に、チャンピオンにコンピュータが勝つこともあるようですが。ただ、少しずつ差が縮まっているようですので、近いうちにコンピュータが勝つこともあるかもしれませんね。
チェスと将棋って相当似ているわけですが、対コンピュータにおいて差があるってのが少し不思議です。やっぱり、取った駒を使える、というのが大きいのかなぁ。チェスをやったことがないので、細かい違いは知らないんですが…取った駒を使うことができる・できない、ってのと、駒の動きが微妙に違うって以外に、チェスと将棋で違いがあるんですかね。それが致命的な差になっているとか?
…そういえば、チェスと将棋はこうしてコンピュータとの戦いが話題になっていますが、碁はどうなんでしょうね。正直、将棋以上に難しそうなイメージがありますが…。

パキスタン救援物資搬送、女性自衛官も通信業務に奮闘

2005年10月23日 | 国際
パキスタン救援物資搬送、女性自衛官も通信業務に奮闘 (読売新聞) - goo ニュース
【イスラマバード=平本秀樹】パキスタン大地震で被災地に救援物資をヘリ輸送する活動を行う日本の自衛隊では、数少ない女性自衛官も奮闘している。
「(首都イスラマバード近郊の)チャクララ空軍基地で燃料補給し、15時半までに離陸できなければ任務を中止せよ」
イスラマバードのパキスタン軍用ヘリポートに設置された自衛隊の通信室に、北部方面ヘリコプター隊(北海道)通信班の3等陸曹、金子織恵さん(32)の声が響く。
金子さんの任務は自衛隊ヘリと交信し指示を与えること。現地で活動する自衛隊の中で、女性は金子さんと広報担当の2人だけだ。
倉庫用コンテナを改造した通信室に冷房はなく、日中の気温は40度に達する。窓もなく、室内は蒸し風呂状態。北海道で生まれ育った金子さんにはこたえる。
ヘリに同乗するはずの案内役が出発時刻になっても現れなかったり、携帯電話の会話が混信してヘリとの交信が途絶えたりなど、日本では予想もしなかったトラブルも続発する。環境は過酷だが、金子さんは「自分の任務は、物資を被災者に運ぶのを手助けすること。自衛隊が少しでも多くの物資を運べるよう頑張りたい」と意気込みを語った。 →情報源

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もっとこういう話がいっぱい表に出てくればいいのに。自衛隊の方々の活躍は、あんまりにも…………なんてか、地味で。その苦労が知られていないことが多いような気がします。
でも、地味な部分こそが大事なことって、意外と多いですよね。多分。家を建てるのだって、土台をしっかりしていないといけないわけですが、外装に比べて土台って地味だし。
猫西は、警察はさておき消防士と自衛官は尊敬しているので、もっと多くの人に認められるようになればいいな、と常々思ってます。本当かどうかはわかりませんが、ひところは自衛官の子供は小学校などで、教師から「人殺しの子供」となじられることもあった、という話を見たことがあるんですが…さすがに今はないでしょうしね。
今の日本がもし特定アジア以外からの信頼を得ているとすれば、もちろん経済力を抜きにして語れないでしょう。けれども、多分、それだけではないと思っています。
たとえば、パキスタンの地震。インドネシア沖地震による津波と異なり、パキスタンの地震ではあまり寄付が集まっていないそうです(→情報源)。で、うっかりニュースソースは忘れてしまったのですが、日本はもう巨額の援助を表明し、かつもう半分ぐらいはすぱっと払ってしまったのだとか。嫌味な言い方をすれば、津波の時に巨額の援助を表明しながら、うやむやのうちに1/20に値切ったどこぞの国とは違うわけです。口先だけではないわけで。
それにプラスして、多くはないかもしれませんが、人手も出している。そうした、地道な努力が重なって、今の日本があると思います。陰徳あれば陽報あり。…けど、それはいいんだけど、もっとそうした努力と努力の成果をはっきり声高に言い立てても、罰はあたらないと思うんですけどね。
……………アメリカのように、臆面もなく自国の努力の成果を世界に向けて発信する日本。想像できないなー…。

「しつけが足りない」 民主・野田氏が自民新人議員批判

2005年10月22日 | 政治
「しつけが足りない」 民主・野田氏が自民新人議員批判 (朝日新聞) - goo ニュース
「小泉チルドレンの議席はチャイルドシートだ」。民主党の野田佳彦国対委員長は21日の記者会見などで、自民党の新人議員の「しつけ不足」を痛烈に批判した。
党首討論での前原代表の発言について片山さつき議員がテレビの取材に「何回も言った話をコイツも言ってる」と感想を述べたことに、野田氏は「公党の党首に対して『コイツ』とはなんたることか」とかみついた。
トークショーのために本会議を欠席した藤野真紀子氏や言動が話題になった杉村太蔵氏についても「議席を預かった重みを分かっていない。新人教育というより、しつけが足りない」と語った。 →情報源

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…それを言い出すと、大変な勢いで跳ね返っていきそうなんですが…。ベテラン議員が麻薬で捕まったり、ベテラン議員が質疑応答を聞いている中、鶴を折ってたりするのはどうなのか、と即座にツッコミ返されると思うんですけど。それはそれ、これはこれ、なのかなぁ…。新人じゃないぶん、たちが悪いと思うんですけどねー。
個人的には、しつけがどうこうというよりも、マスコミの取り上げ方が非常に恣意的だからそう見えるだけじゃないのかな、と思います。杉村さんなんかとくにそうですけど。がっつり追いかけて取り囲んで、一挙手一投足揚げ足取りに終始しているようで、見てて非常に不愉快になります。
まぁ、もって他山の石とすべきでしょうし、民主党はそのあたり見習ってきっちり新人教育やってるんでしょうね。さっぱり名前が出てきませんが。