ラヂオプレス(東京)が8日の朝鮮中央放送の報道として伝えたところによると、北朝鮮の金正日総書記は7日、シリアの支配政党バース党による政権樹立42周年に際して同国のアサド大統領に祝電を送り、「わが人民は国の自主権と民族的尊厳を守り、中東問題をこう生活包括的に解決するための貴国人民の正当な偉業を積極的に支持し、今後も変わらず貴国人民の側に立っているであろう」と表明した。【ソウル支局】
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シリアていうと、レバノンともめているあのシリアですか。なんつーか…シリア側からすれば、あり方迷惑というか…火の元に油を注ぐような発言のように見えますが。時期は未定であっても一応レバノンから撤退し、それなりに体裁を取り繕うとしているのに、アメリカ的民主主義の敵である北朝鮮からエールなんぞ送られた日には、またぞろ国際社会の目が冷たくなりそうですが…大丈夫かなぁ。
そういえば、前もリビアに北朝鮮が祝辞を送ってましたね。確か。しかも、リビアが核査察を受け入れようとしていたような、そんな時期に。………もうちょっと空気を読むとか、情勢を見極めるとか、そういうことしたほうがいいと思うんですけどねぇ。
それにしても、「バース党」ですか。イラクの政党と同じ名前なのは偶然なのかなんなのか。ちょと疑問…。