韓国の李憲宰（イ・ホンジェ）副首相兼財政経済相が７日、辞任した。李経済相は、夫人名義の土地投機疑惑などが浮上し、野党や与党ウリ党の一部から辞任を求める声が上がっていた。大統領府は当初、経済政策を重視して留任の方針を明らかにしていたが、不動産取引の正常化などに取り組む盧武鉉政権が国民の信頼を失うことを恐れ、辞意を受け入れたと見られる。【ソウル＝福島恭二】
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まぁ物事には器というものがありまして、目には見えないけど確かに存在するんですよね。で、優れた投資家が国家の財政を上手く切り盛りできるかというとまた話は違うわけでして。この人の場合も、個人の「投資家」という観点だけで見れば、確かに土地で儲けてもいいというか、儲けることができた＝能力があるということなんでしょうけれども…。夫人「名義」ということは、完全に経済相夫人が、個人でやったことというわけではなく、名義貸しのようなものであることが推測できますし。や、実際はどうか、この記事からは読みとれませんが。
盧武鉉大統領としてはその能力を惜しんだのでしょうけれども…猫西としては、引きとめた後で辞意を受け入れるというのは、ちょっと見栄えが悪いような気がするんですが、どうなんでしょう。曹操の「唯材」を真似るのであれば、辞意を受け入れるよりは留任するメリットを世間に対して訴えればいいわけですし、逆に国民の信頼に応えるというのであれば最初から辞任するよう圧力をかけるか首を切るという選択肢もあるわけでして。なんとなく腰が据わらないというか、風見鶏のような印象を受けるんですけど…韓国の方はまた違う受け取り方をするんでしょうかね。盧武鉉政権は最近支持率がじりじり下がっているので、これが決定打にならなければいいんですが。
…すみません、記者の署名がすっ飛んでたので追加。あと、昨日のアクセスがいきなり普段の１０倍になってたんですけど、何がそんなにひっかかったんでしょうか？ 疑問…。