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ニーイグジット Knee exit

2011-06-07 10:48:15 | ケープタウン
土曜、スカイダイビングへ行ったが着いてすぐに雨が降り出し中止。今は冬で雨が多いので悪天候で営業できないことがよくある。それでも、晴れていたら一か八かで行くのだが、街は晴れていてもドロップゾーンはどんより、またその逆ということはよくある。片道50キロとガソリン代も馬鹿にならないの何とかジャンプできることを願ったがあまりの土砂降りに即効で窓口はしまった。

というわけで日曜にまた仕切りなおした。全く同じような天候だったが、雲はどんどん開けて青空が顔を出した。ちょっと前3機のセスナが次々に墜落、故障し最近までセスナ1機しかなかったが、いつの間にか新たに2機のセスナが購入されていた。


新たなセスナ、ZGZとNSH

40人ぐらいのアメリカ学生一行がタンデムをしにきていたのでどんどん後回しにされ辛抱強く待たなければならなかった。やっとその日の最後のセスナに2人分の空きがあったので自分とフィリップが乗った。フィリップは350回ぐらいのジャンプ回数で自分よりもはるかに経験豊富。フィリップの提案でニーイグジットをすることにした。セスナから飛び出す前にお互いの膝をロックする。自分の膝がフィリップの膝の間に挟まり、お互いが膝で膝を掴む。

高度9000フィートでタンデムはジャンプ。僕らはそのまま高度12000フィートまで。彼がセスナの外へ体を乗り出し、お互いの膝で掴みあい、片手を握り合ってレディー、ステディ、ゴーで飛び出した。いつも新しいことを試すときは緊張する。特にスカイダイビングでは事故につながりかねない。フィリップの行ったことを忠実な守り、膝をしっかりロックして離さないにした。彼の行ったとおり最初は不安定でぐるぐる回ったがその後バトミントンの羽が落下するごとく、お互いの膝をドッキングした状態で僕らは空中に座った状態で安定した。空、陸があべこべになりながらもしっかりお互い固定され、急に安定する。なんとも爽快で、アドレナリンが最大放出し、強烈な興奮と生を感じる。その後、お互い膝を切り離し、フィリップは空中に座った状態(Sit Fly)で落下していった。自分は練習しているがまだできない。座ろうとしてもすぐひっくりかえってしまう。Sit Flyの状態は落下するスピードが断然加速するので彼は瞬く間に自分の下へと消えて行ってしまった。

まだ、この時点で高度は7,8000だったので残りのフリーフォールをゆっくり楽しんだ。他のジャンパーと一緒に飛ぶのはいろんなことを学べるし一体感も格別だしソロでのジャンプでは感じられないものがある。着陸して格納庫へ歩いて戻るときはいつもにやけてしまう。気分爽快!




セスナを待つ間にじゃれるスカイダイバー(暇人)達。


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