うちのジルには、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4)の400Ahを2セット載せている。
その様子はこれまでに何度かブログでアップしている。
しかし読者から、ソーラーや走行充電器等すべてを行うのはかなりハードルが高いという指摘を受ける。
ボクの場合は、少しづつ積み重ねてやってきたものを有効に使おうとしているだけ。
今回はLiFePO4を安上がり (費用的には400Ahで20万チョット) に載せるのに、最低限どこまでやったらいいかというのを挙げてみた。
これは、LiFePO4の400Ahにアクティブバランサーとリポメーターを取付けたもの。
これが一つのユニットになって出来上がったもの。
LiFePO4の400Ahのユニットは3.2Vのユニットが4個で1セットだ。
4個のユニットを一つにまとめるのにコンパネで作った箱に入れる。
LiFePO4を長期で使用するとユニットが膨らんだりするので出来れば金属の箱に入れたり、既製品のアルミ板で挟むのがいい。
アクティブバランサーを取付ける。
充電をきちんと管理出来ればこのバランサーは不要だが、充電系統でトラブッた時にはこれを付けていればユニットは3.8V以上にはならないのでおまじない的に取り付けている。
リポメーターというもので各ユニットの電圧が1mVまで分かるし、表示のさせ方によって合計電圧も分かる。
これはLiFePO4の電圧を見て充電をコントロールする電圧コントローラー。
LiFePO4が一定の電圧になれば充電をカットする。
ちなみに今はLiFePO4が13.6Vになったらカットするようにしている。
取りあえずは、これだけあればLiFePO4デビューは可能だと思う。
これを現状の鉛バッテリーに載せ替えればいい。
カムロードのオルタネーターだけで充電しても鉛バッテリーとは格段に違って吸込みがいい。
ボクはいつも残量が満充電ではなく、300Ah程度になるように管理している。
この状態でオルタネーター充電すると50Aくらい流れる。満充電の400Ahくらいになると5~10A程度しか流れなくなる。
ちなみにLiFePO4が空の状態でオルタネーター充電(130A)すると90Aくらい流れる。
ただしこれは、ヘッドライトやエアコン等の他に負荷がない状態での話で、他に使っていればそれなりに下がる。
鉛バッテリーはこんなにも流せなが、LiFePO4はまったく問題ない。
ソーラーを大型にしたり、昇圧型の走行充電器を取付けたりする前に、取りあえずLiFePO4に取替えるだけでもかなりの快適化になる。
快適化やトラブル事例はこちらに沢山あります。
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