東京大阪ラプソディー

私が生まれ育った故郷「東京」の友人たちへ、また私の「大阪」での生活を知る心優しき人たちに、徒然なるままに綴っています。

晩の新世界を楽しんで・・・

2010-01-22 16:21:02 | 日記
昨晩は遠方から私を訪ねてやって来てくれた昔馴染みと美味しいお酒を飲んだ。

何と表現していいのか難しいが、ただの友人ではないし元カノでもない。「ファミリーのような」というカテゴリーには嵌らないし…う~ん、でも私たちが気の置けない間柄なのは間違いない。

 今夜は大阪のディープな場所である「新世界」を案内することになった。
この界隈は、ほんの少し前まで良家の子女は行ったらアカン!と言われていたような場所だった。特に晩は危険というのが広く認識されていたが(歌舞伎町とかとはまた違った意味)、ここ数年はマスコミへの露出も増えて街が健全化され、今では通天閣の周りはすっかり観光地然としている。私自身も最初に出かけた時は(4、5年前!)ちょっとした冒険のようなドキドキワクワク感があったが、、、たまに変なのも見かけるが危害を加えるようなことはしない。
この日の晩も、もちろん違法なブランドのコピー製品や盗品(泥棒市というのもあるほど…!)の露天が薄暗いジャンジャン横丁の入り口辺りで開かれていた。。。

 地下鉄御堂筋線の動物園前駅の一番出口を上がるとパチンコ屋がある。そこを左に折れるとレトロなムード満点のジャンジャン横丁だ。長さ150メートル、幅は僅か2.5メートルの通りにズラッと大衆食堂や串カツ屋が並ぶ。囲碁将棋に興じたり温泉地でしか見れないようなスマートボールの店で年季の入った客が遊んでいる。
つき当たり公園本通りを左へ歩くとすぐに「づぼらや」のフグのオブジェが見えてくる。
そこを右へ折れると正面に通天閣がそびえて見える。。。右角には大きな金色のビリケンさんを置いた串カツ屋が目を引く。


派手なネオンの通天閣南通りをまっすぐ進み、通天閣の真下へ・・・


 晩は6時まで(夏期は7時半まで)で営業してなかったので、103メートルの塔の突端にある展望台まで登ることはできなかったが、その威容に彼女も感動したようだった。
パリのエッフェル塔をモデルにしているというが、、、今日もいつもの日立のネオンに輝いていた。

新世界と言えばやはり「串カツ」である。。。多くの店がひしめいているが、人気店は行列ができていた。。。並んでまで食べるようなモノでもないし、当たり外れは少ないと聞いていたので通天閣そばの「一番」という店に入った。

冷やしたキャベツは新鮮で食べ放題だった。
甘めのサラッとした自家製ソースが揚げたての串揚げにとても合う!!胸焼けしないような工夫をしていて思わず「うまい!」「おいし~い」の声が出てしまう。。。1人10本ぐらいあっという間だ。寒いのにビールも進む(笑)

大阪の串かつ屋では有名な「二度漬け禁止」

しかし彼女はその禁を犯してしまう!!誰も見てなくて良かったが…
ソースが足らないときはソースをキャベツですくって串揚げにかければよいということも教えてあげた(笑)

飲み足らないし時間も早いのでミナミで行きつけの居酒屋へタクシーを走らせる。


彼女のお気に入りのきな粉豚の豆乳しゃぶしゃぶと、私の好きな剣先イカのお造り…
今晩のお酒はここで一番お気に入りの「〆張鶴」(+5・新潟県)がメイン。
新たにチャレンジしたのが、福島県の「飛露喜」。。。品薄でなかなか手に入らないというコピーに弱くて、、、
蔵元さんいわく、『「濃密な透明感のある、存在感のある酒を造りたい」
その言葉どうりの酒質、存在感があり、食卓の主役となれるお酒。
限られた本数しか製造されない為、地元会津でもここ数年品切れ状態が続いております。』
 かなり酔ってきたので写真もぶれている(笑) 幸せな時間がゆっくり過ぎていく~(幸)

会話もはずみ、時間もすっかり忘れて夜がふけて・・・「ねぇ、今晩はこれからどうするの??」

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