東京大阪ラプソディー

私が生まれ育った故郷「東京」の友人たちへ、また私の「大阪」での生活を知る心優しき人たちに、徒然なるままに綴っています。

素性の良し悪しが・・・

2014-11-15 18:36:20 | 日記
どうやら解散総選挙は確定的のようだ。
25年前の首相、宇野総理の時はボロ負けしてバブル崩壊の引き金の一つになったが、、、
安倍首相はなかなかしたたかである。
宇野総理とは出自も素性も大差あり、たぶん今回の選挙も大勝するだろう。

消費税のアップが2017年にずれ込むことに期待し、株価はさらに上昇傾向が鮮明になってきた。。。
年末に向け、果たしてどこまで株価が高騰するか??
毎晩飲み歩いていた?あのバブル景気再来か?

選挙絡みもあるだろうが、基本、円安&株価が上昇基調にあるのは間違いない。

宇野総理が誕生した今からちょうど25年前、1989年12月の東証大納会では38915円87銭!!!の史上最高値をつけたが、これを頂点にバブルが崩壊したことは忘れられない記憶として残っている。

この1989年は今、考えれば考えるほど色々なことがあった。
政治経済のターニングポイントだったとも言えるかな~。。。
1月7日には昭和天皇が崩御され、昭和64年はわずか7日間しかなかった。
小渕官房長官が新たな元号を「平成」と発表していたのが昨日のようだ。 

美空ひばりや手塚治虫、松下幸之助などが亡くなり、昭和らしさが失せていくのを実感したのを憶えている。北京の天安門事件やベルリンの壁が崩壊したり、世界の趨勢にも少なからず変化があった。それに乗じて、オウム真理教みたいな怪しげな集団が出てきて数々の事件を起こしたのもこの年あたりであった。

今をときめく北野武が映画監督としてデビューしたのも1989年。
作品は「その男、凶暴につき」であった。今じゃ世界のキタノである。

先日、ある方から北野武監督の「Brother」「アウトレイジ」「アウトレイジ・ビヨンド」とこの25年前の作品をDVDとして頂戴した。
早速観たが、、、主演の北野武自身も若いし、元気一杯だ。
今のような変な貫録もない、余裕も何もない彼の刑事役は新鮮だった。

冷酷な殺し屋役でブレイクし、後のVシネマでの活躍も納得の白竜も、素性が在日であるがためか?その屈折した雰囲気や独特の存在感がまた実にフィットしていて素晴らしい。
この前、TVの2時間ドラマでシェフの役をやっていたが、まったく似合わない(笑)
白竜はもはやヤクザか、殺し屋の役しかできないと思う。

それほど染みついてしまっていると思うのだが、、、
今や役者ととしてすっかりお馴染みの岸部一徳や川上麻衣子らも非常に若々しく、まだ荒削りではあったが魅力的な演技をしていたと思う。

話は逸れたが、歴史は繰り返すものだ。株も景気も政界も堂々巡り・・・
政界を引退した中曽根大勲位の孫が政界進出を真剣に狙っており、同じ選挙区の小渕優子氏を抹殺するために会計の不正処理をリークさせたという筋書きも…

いずれも最後にモノをいうのは素性の良さなのかも。。。