殺人・強盗殺人のみ廃止？

法務省：公訴時効見直し案　殺人は廃止、遡及も適用 (毎日新聞)
【傷害致死など、殺意はないが結果として人を死亡させた「致死」罪に加え、自動車運転過失致死罪などの過失犯も延長対象となる。死亡という結果を一律に見直し対象とすることで、刑罰のバランスを維持するほか、各種事件の犯罪被害者に配慮したとみられる。
　一方、遡及適用されれば、改正法施行までに時効が成立しなかった事件は新制度が適用され、殺人事件なら公訴時効がなくなる】
　時効の廃止には無条件で賛成ですけどね、遡及適用までは一寸なぁ・・・・だって、「法の不遡及」というものがある訳でしょ？そこの整合性はどうするのだろうか？それに殺人・強盗殺人のみ時効廃止というのもどうかと思いますよ。死亡者が出て事件・事故はすべて時効廃止でいいんじゃないのかなぁ。
巡査部長、積立金１００万円着服し停職６月(読売新聞) - goo ニュース
【福岡県警は２８日、課内の積立金約１００万円を使い込んだとして、博多署交通１課の巡査部長（４９）を停職６月の懲戒処分にした。
　巡査部長は同日付で辞職した。監督責任を問い、上司の係長ら３人を戒告や本部長注意などにした】
　・・・・警察の不祥事ですね。散々書いてきたので記録だけ。
酒気帯び運転３度、大阪市職員を懲戒免職　人身事故も(朝日新聞) - goo ニュース
【大阪市は２８日、道交法違反（酒気帯び運転）で罰金３０万円の略式命令を受けた市環境局の男性職員（４０）を懲戒免職にした、と発表した。職員は過去にも２度の酒気帯び運転をし、うち１度は人身事故も起こしていたため、重い処分にしたという。
　市によると、男性職員は昨年１２月、京都市南区の国道で酒気帯びで乗用車を運転した疑いで京都府警に現行犯逮捕された。当初は「無職」と申告していた】
　流石にこれは懲戒免職で当然でしょう。でもなぁ、昨年は飲酒運転で懲戒免職は厳し過ぎるという判決が幾つか下っているんだよね。これも訴えたら裁判官はどういう判断を下すだろうか？3回目というのを重視してくれるとは思うんだけど・・・・。