普通の日々

ごく普通の日々の事

2月に入ったばかりなんですけど…

2013-02-01 21:24:23 | ニュース関連
警官、92キロ速度超過 懲戒処分38人、大阪府警発表 (朝日新聞)
【大阪府警高石署に勤務していた男性警部補(60)が昨年1月、制限速度を92キロ超過して車を運転し、道路交通法違反罪で有罪判決を受けていた。朝日新聞が府警に情報公開請求してわかった。警部補は懲戒処分を受けて依願退職したが、判決の確定を受け、退職金の出ない失職になった】
警部補が酒気帯び運転 警視庁 (産経新聞)
【警視庁は1日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で摘発された高尾署刑事組織犯罪対策課の男性警部補(48)を停職6カ月の懲戒処分にした。警部補は同日退職した】
 記事では警視庁の警部補が違反切符を切られたのは昨年12月中旬となっていますが、私のブログでこの件を報道する記事を扱った記録が無いんですよね。12月下旬は仕事が忙しくてブログを書けない日もあったんですが、新聞社サイトの巡回だけはしていたので記事の見逃しは無かったと思うんです。なのでこれは初見と判断してどちらも「警察官・警察職員の逮捕・不祥事記事」としてカウント、これで今月の記事掲載は2件となります。
 で、こういう記事も載っていたんですが…。

盗撮で自宅待機中、また隠し撮り=「太ももに興奮」巡査を逮捕―大阪府警(時事通信) - goo ニュース
【府警監察室によると、同容疑者は別の盗撮行為が発覚し、自宅待機の上、任意で取り調べを受けていた。
 逮捕容疑は同日午後5時25分ごろ、堺市西区鳳南町の商業施設で、高校2年の女子生徒(17)の背後から接近し、スマートフォンで太ももを動画撮影した疑い。保安員に見つかって取り押さえられ、西堺署員に引き渡された】

 気になるのはこの『別の盗撮行為が発覚し、自宅待機』という部分。他紙の記事によるとその発覚は昨年10月となっていますが、これも報道記事を取り扱った記録が見つからないんですよ。ただ、盗撮行為が報道されないというのは一寸考え難いので、この件についてはそれがハッキリするまではカウント保留とします。

 しかし、昨日下の記事を取り扱ったばかりなのに2月に入っていきなりこれですからね。『危機感を募らせている』ばかりじゃなく、早急に綱紀粛正策を何か打たないと拙いんじゃないかな?

警察職員:懲戒免職、最多62人 逮捕者も93人 12年 (毎日新聞)
【全国で昨年1年間に懲戒処分を受けた警察職員458人のうち、懲戒免職が62人(前年比17人増)と統計を取り始めた00年以降で最多だったことが警察庁のまとめで分かった。逮捕者も93人(同27人増)で過去最多となり、警察庁は「悪質な不祥事が増えている」と危機感を募らせている】

調べれば他競技でも出てくるでしょう

2013-02-01 07:10:55 | ニュース関連
女子柔道・園田監督、辞任必至の情勢 選手に「死ね」などの暴言も (夕刊フジ)
【柔道女子のトップ選手15人から暴力とパワーハラスメントで告発された園田隆二代表監督(39)の辞任が必至となってきた。全日本柔道連盟(全柔連)は30日の記者会見で、戒告処分で園田監督を続投させる方針を示したが、“大甘裁定”に各方面から批判が出ており、このまま留任では済みそうもない】
【暴力指導が顕在化していながら園田監督を続投させてきた全柔連の体質自体を問題視する声は強い。柔道関係者は「背景には全柔連の独特の縦社会が関係している。上村会長は園田監督と同じ明治大出身。先輩後輩の蜜月関係にあった。幹部には園田監督の所属先である警視庁のOBも数多くいる」と話している】

園田監督が辞意表明「これ以上、強化に携わるのは難しい」…柔道 (スポーツ報知)
【柔道のロンドン五輪代表を含むトップ選手15人から暴力行為とパワーハラスメントを告発された女子日本代表の園田隆二監督(39)が31日、東京都文京区の講道館で記者会見し「選手に対しては本当に申し訳ない。私の指導力不足だった」と謝罪して、辞意を表明した】
 全柔連は本気で続投させる気だったんでしょうか?それともこういう形にしたけどさっさと辞任してね、が本音だったんでしょうか?まあ、どっちが本音であれ全柔連が自分達で更迭処分を下す事が出来ない、その上自分達だけで解決するチャンスがありながら、それが出来ずにJOCへの告発を招くという、非常に情けない組織である事が露呈したのはハッキリしている訳ですが。こんな情けない組織の連中が日本の強い柔道を取り戻す事が出来るんですかね?
園田監督「暴力という観点で手を上げたという認識はない」 (スポーツニッポン)
【―事実関係は。
 「(全柔連の説明で)ほぼ間違いない。ただ私自身、暴力という観点で手を上げたという認識はない。選手に乗り越えてほしいという思いから手を上げた」】

 そりゃ、振るったのが暴力だという認識は無いでしょう。暴力だと認識したらその時点でアウトなんだから。そういう点では言い訳がし易い暴力行為よりも、幾つかの記事に載っている「死ね」という暴言の方が問題ですよ。「死ね」という言葉には『乗り越えてほしいという思い』を感じさせる要素は何も無いですから。
柔道は「氷山の一角」 他競技でも問題化の可能性 (スポーツニッポン)
【柔道に限らず、スポーツ現場の指導で暴力やパワーハラスメントが横行していると指摘する関係者は少なくない。JOCの市原専務理事は「(今回の件は)氷山の一角。今後もこういうことがあると思っている」と他競技でも問題化する可能性を否定しなかった】
 桜宮の体罰問題以降、各地の中学・高校の運動部で体罰があった事が報道されている。この種の体罰が中学・高校の部活動に限定されるとはほぼ考えられない、大学や社会人でも体罰があっただろうというのは容易に想像出来る。何せ今だって体罰容認・擁護派の連中が結構いるんだから。それを考えると『スポーツ現場の指導で暴力やパワーハラスメント』は探せば必ず出て来る筈。問題はあえて探し出そうとするかどうかでしょうね。
谷亮子議員 監督留任は「賢明な判断」 (日刊スポーツ)
【全日本柔道連盟(全柔連)が園田監督を戒告処分だけで留任させることについては「選手も監督も真剣にやっており、全柔連の賢明な判断だと思う」とした上で「選手や指導者の芽が摘まれるのではなく、全ての人が能力を発揮できる環境をつくらないといけない」と述べた】
 批判されまくりの監督留任を『全柔連の賢明な判断』と表現するとは…なんか議員になってから明らかに劣化していませんか、この人?流石に今回のは擁護するのが厳しいケースだと思うんですがねぇ。