普通の日々

ごく普通の日々の事

ひとつ出して終わりにしないでね

2009-09-28 21:10:49 | ニュース関連
岡田外相:「25%削減」家庭負担の再見積もり検討の意向 (毎日新聞)
【岡田克也外相は27日のNHKの番組で、2020年までに温室効果ガスを90年比で25%削減するとの鳩山政権の目標に関し「一般家庭の負担の試算はさまざまな前提を置いており、客観的な前提で計算し直すことが必要だ」と述べ、家庭負担の再見積もりを検討する意向を明らかにした】
25%削減で国民負担試算へ 小沢環境相が指示 (東京新聞)
【小沢鋭仁環境相は28日、2020年の温室効果ガス排出量を1990年比25%削減した場合の国民負担を試算するよう、環境省に指示したことを明らかにした。副大臣、政務官を加えた政務三役会議後に、記者団に語った。
 政府の中期目標検討委員会は今年3月、25%削減した場合の1世帯あたり負担額は少なくとも年36万円と試算したが、小沢氏は「これまでの計算では、コストの話だけが異常に大きすぎると思っている」と指摘。環境省としてあらためて試算する必要があるとした】

 家庭・国民負担の試算をやり直すのは必要だろうと思いますが、これは公共料金等の値上げとは一寸違う訳ですから、複数のモデルで試算した結果を出して欲しいですね。例えば自家用車の有無だけでもある程度の違いが出てきそうじゃないですか。他にも家庭で使用している主なエネルギーや、構成人数の違いで差が出てきそうな感じがある。試算の手間が増えるだろうけどモデルケースひとつ出して終わりにして欲しくないですな。
 まあ、出す方としては支持率に影響が出そうな数字は出したくないでしょうけどね。

【八ツ場ダム】「建設中止は独裁者」と群馬県知事 (産経新聞)
【群馬県の大沢正明知事は28日の県議会本会議で、前原誠司国土交通相が八ツ場ダム(同県長野原町)の建設中止を表明していることについて「生活再建の代替案もなく中止というのは独裁者じゃないか。ダム湖がなくても生活再建できるような案を国交省が示すべきだ」と厳しく批判した。
 ダムの必要性をめぐっては「今まで国から治水利水両面で必要不可欠と言われてきた。国は情報公開して検証し、地元や関係都県に理解を得るべきだ」と強調した】

 『独裁者』という表現はどうかと思うものの、あくまで中止前提という姿勢も理解出来ない。新政権が動き出して早々にマニフェストを曲げたくないんだろうけど、そのマニフェストの全てを民主に投票した有権者が支持した訳じゃない。計画中止を計画見直しにする柔軟性があっても良いと思うがなぁ、このままじゃ話が全く進みそうにないんだからさ。
 ってか、何で見直しじゃなく中止とマニフェストに載せたんだろうね?地元及び関係者の反発は簡単に予想できたと思うんだが・・・・。