普通の日々

ごく普通の日々の事

これは侮辱と思われるのは当然

2006-02-03 21:36:50 | ニュース関連
ケニア政府、飢餓救援の犬用食品提供を「文化的侮辱」と拒否 (ロイター) - goo ニュース
【犬用ビスケットを販売しているニュージーランドの会社が、飢えに苦しんでいる子供たちを助けようと、犬用粉末食品の提供をケニアに申し出たところ、同国政府から「文化的な侮辱」として拒否されていたことが分かった。
 ケニアの主要紙の一面に掲載されたこの件について、同国の政府報道官はロイターに対し「ケニヤの子供たちはドッグフードを食べなければならないほど絶望的な状態にはない」と述べた】
【同記事は、その粉末食品は水と混ぜればいつでも食べられるため、拡大を続ける食糧不足問題を緩和する助けになるとしている。
 ドラモンド氏は「(同食品は)子供たちが食べられる原材料から製造している。原材料の大部分はとうもろこしだ」とコメントしている。
 アフリカでは犬呼ばわりされることは最もひどい侮辱の1つであり、犬をペットとして飼う習慣はない】

 記事に書いてある様に文化的な問題もあるんだろうけど、犬用に製造された食品を人間の援助用に提供するのは間違っているだろう。多分、これは何処の国でも拒否すると思うぞ。
 確かに原材料には問題は無いと思う。でもねぇ・・・やっぱり、そこから製造された犬用の食品を提供しようとするのは何故だと言いたくなる。あんたはアメリカで大災害が発生して援助食糧が必要になった時、その犬用粉末食品を援助食糧として提供出来るのか?援助出来ると言うのなら何も言えないが、援助出来ないのなら何故ケニアには出来るのか説明してくれ。

 大体何故あんたはその原材料の方を提供しないのか?何故その製品と同額の人間用の食品を提供しないのか?それも是非説明して欲しいね。

経営者に必要なもの

2006-02-03 20:35:37 | ニュース関連
西田社長「反省してます」威勢一転神妙、おわび (夕刊フジ)
【東横イン(東京都大田区)が身障者用客室を不正撤去するなどしていた問題で、全国62の障害者団体から成る「日本身体障害者団体連合会」(豊島区)の小川栄一会長が2日夕、同社の西田憲正社長に「障害者の思いを踏みにじり許しがたい」とする抗議文を手渡した。西田社長は「深くおわびします」と繰り返し謝罪、違反個所の早急な改善などを約束した。
 西田社長は午後3時45分ごろ、役員4人と同連合会へ。硬い表情で「本当に申し訳ございませんでした」と何度も頭を下げた。
 抗議文が読み上げられた後、西田社長は「これからは体の不自由な方に優しいホテルを目指し、社会貢献したい」と神妙な面持ちで話した】

 この社長も最初の記者会見にもっと神妙な態度で臨んでいたら、批判の声も少しは減っていたと思うんだけどね。それをあんなに明るく反省の態度ゼロで出てくるから・・・。まあ、系列ホテルで違法改造が続々出てくるわ、前から各地で指摘や行政指導を受けていたという情報が出てきては、最初に神妙な態度をとっても無駄になったでしょうけどね。
 でも、何故こう問題発生時の対応を間違う企業TOPが多いんですかね?だって、これまでに雪印を筆頭に対応に失敗した企業TOPって何人も出てきてるじゃないですか。それなのにそこから何も学ぼうとしていない事が理解できない。ヒューザー小嶋だって、オジャマモンと言って登場したり説明会で怒鳴り散らしたりしなけりゃ、住民側の対応も少しは違っただろうし、松下電器も最初の対応を間違わなければ、不良温風ヒーターのCMを長期間流す事にならなかっただろうに。
 兎に角企業のTOPの皆さんは色々な前例から少しは学ぶようにして下さい。反省ゼロの態度は問題外ですけど、頭を下げてれば良いという物でもないんだから。