馳星周氏が直木賞を受賞された、少年と犬
ようやく読み終えました。
小説は基本的に図書館から借りることにしているので、
順番がようやく回ってきたってことです。
馳氏の作品はマフィアとかやくざとかが登場して、
騙し合いや殺し合いが描かれている印象が強く、
読もうとしなかった時期がありました。
変わったのが、「ソウルメイト」という本が雑誌で紹介されていて、
その1冊に感動してからのファンの一人。
ワンちゃんと人間との絆が描かれていて、2作目もあるのです。
好きな本を聞かれるとこの2冊を答えていて、
「号泣ものなので、人前では読まないで」と付け加えている。
電車の中で読んでて、ボロボロ泣きだしたら大変でしょ!
さて、馳氏と私は、生年月日が同じ。
見えない絆がありそうな気がしている。笑
なのだけれど。
「少年と犬」は、直木賞に対する期待がすぎたのか、
私の理解度の低さなのか、ちょっと残念なだったかな・・・。
あまり人を死なせないで欲しい。
好みの問題だろうけど、「ソウルメイト」の感動が大きすぎたみたい。
もう一度読み返してみたら、直木賞たる所以が分かるかな。
ただひとつ、間違いないことは、
文章から情景やら空気感やら、感じることができる。
だから、馳氏の作品に惹かれているのだと、改めて感じた作品になりました。
@ふると
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