最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe-Blog)

最前線で活躍するお父さん、お母さんのためのBLOG
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●口愛期

2008-12-07 19:31:02 | Weblog
●口愛期(口唇期)(Pornographic DVD)

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フロイトは、性的エネルギーの
発達段階を、口愛期→肛門期→
男根期→(潜伏期)→性器期の
4段階に分けた。

この世界では、英語のアルファベット
のように、だれでも知っている話
である。

その口愛期について、先日、
ポルノDVDを見ていて、
こんなことを考えた。

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ポルノDVDというか、ポルノDVDだが、俗にいう「素人ナンパもの」と呼ばれる、
ポルノDVDである。
「たまにはいいだろう」と思って、DVDショップで、一本を借りた。
(いつも見ているわけではない。どこか弁解がましいが……。)

そのDVDを見ていて、こんなことを考えた。

「素人ナンパもの」というDVDがどういうものであるか、健康な男性なら、
それを知らない人はいないと思う。
街角で男が若い女性を、「モデルになってください」とか、「水着を試着してみて
ください」とか言って、声をかける。
「下着調査です。アンケートに答えてくれるだけで、○万円払います」とか、など。
そう言って近づき、女性を誘惑する。

そのDVDの中で、やや中年風の男(30代)が、ふとこう言っていた。
「30人に声をかければ、1人はOK」と。
30人というが、つぎつぎと声をかけるので、時間にすれば、1時間あまりで
1人ということになる。

こうして男たちは、若い女性をホテルに連れ込む。
少しずつ、女性をその気にさせて、やがて衣服を脱がし始める。
私はそれを見ながら、年頃の娘をもつ親たちは、こういう現実を知ったら、
ショックを受けるだろうなと思った。

が、それは途中まで。
ある一線を超えると、今度は女性のほうが本気になってしまう。
立場が逆転する。
あれほどモジモジしていた女性が、今度は、自ら男性の体を求め始める。
(やらせ)とか(演技)によるものではない。
本気である。
全裸になり、顔を丸出しにし、最後は体内での射精まで許してしまう。
そしてその段階になると、今度は男性のアレを自ら求め、それを口に含む。
含むというよりは、むさぼるように、しゃぶる。
人間というよりは、動物。
女性というよりは、メス。
そんな感じになる。

……といっても、それが悪いことだとは、私は思わない。
人間がなぜ生きるかといえば、フロイトの言葉を借りるまでもなく、
(生存)のためである。
子孫を後世に残すためである。
「性的エネルギー」が人間の生きる力の根源になっているという理論も、
そこから生まれた。

で、男性は女性のアレを、女性は男性のアレを、むさぼるように、しゃぶりあう。
ともに恍惚状態。
が、それこそまさに、「口愛期(口唇期)」!
男も女も、性的行為をしながら、乳幼児期の発達段階を再現している!

フロイトの時代には、もちろんビデオもDVDもなかった。
だからついでにこうも考えた。
「フロイトという人は、ずいぶんとスケベな人だったんだな」と。

自分だけの体験なら、そこまで性的エネルギーなるものを、体系化などできなかったはず。
たとえば私も子どものころ、女性の胸を見ただけでドキドキしたのを覚えている。
いや、そのことよりも、そういうふうになる私が、おかしいのではないかと、
悩んだことがある。
だから、そういうことは人には話さなかった。

が、やがて友だちもみな、自分と同じように考えているのを知った。
しかし、そこまで。
今のように、ビデオもDVDもない時代である。
みなが、どの程度のことをしているかまでは、知らなかった。

が、フロイトはそうした男と女の営みを、実際に何10例も見ていたにちがいない。
そういう経験から、ここに書いたように、ひとつの体系を導いた。……導くことが
できた。
言いかえると、男性が女性のアレを、女性が男性のアレを、それぞれしゃぶりあう。
そういう光景を見ながら、「口愛期」を知った(?)。

現在、フロイトは、その世界では神格化されている。
あちこちの「フロイト・サイト」をのぞいてみたが、私のような不謹慎な意見を
書いているHPやBLOGは、どこにもなかった。

フロイトの写真にしても、そういうことをみじんも思わせないような雰囲気を
漂わせている。
まさに大研究家といった感じ。
だからこんなことを書くと、その世界の人たちに、袋叩きにあうかもしれない。

が、それはそれとして、そのDVDを見ながら、私は、もうひとつのことを発見した。
フロイトは、性的エネルギー(リビドー)が、人間の生きる力の根幹にあると説いた。
そしてそれを満足させる第一段階として、口愛期(口唇期)を説いた。
が、それだけではないのではないか。
それを説明するために、こんな話もある。

男性というのは、(これはあくまでも友人たちの話を総合してのことだが……)、
女性のどこに性的魅力を感ずるかは、みなちがう。
胸や腰が多いが、中には、大きな尻や、体臭に性的魅力を感ずる男性もいる。

で、これは私が1970年に、オーストラリアで、ベトナムから帰ってきた
兵士から、直接聞いた話である。

オーストラリア兵もベトナムで戦闘に参加していたが、前線からサイゴンに帰って
きた兵士たちは、みな、(女)を買いに町へ出たという。
女を買うといっても、セッXが目的ではない。
(BLOGの禁止コードにひかかるため、「セッX」と表記する。)
女の乳房を吸うためである。
みな、一晩中、女たちの胸を吸って、気を休めていた、と。

その姿は、まさに母親の乳房を吸って、心を休める乳幼児の姿であったにちがいない。
つまり口愛期には、2面性がある。

口唇に刺激を受けることで、フロイトが説くように、性的エネルギー(リビドー)を
満足させる部分と、それにもうひとつ。
安心感を覚える部分の2つである。
つまり男性は、(女性も基本的には同じと考えるが)、女性の乳房を吸うことによって、
性的エネルギーを満足させると同時に、安心感を覚える。
それは究極の安心感ともいえるものと考えてよい。
そのことは、DVDの中の男と女を見ればわかる。
その数時間前までは、まったく見知らぬ男であったにもかかわらず、女性のほうは、
体内での射精まで許してしまう!

そうした行為が何を意味するか、その瞬間にでも、女性にわからないはずはない。
が、理性や知性は、そのままどこかへ吹き飛んでしまう。

フロイトは、性的エネルギーの発達段階を、口愛期→肛門期→男根期→(潜伏期)
→性器期の4段階に分けた。
分けながら、それを(満足させる)という観点だけで、考えた。
しかしこれら4つの段階には、もう一つ、重要な要素があるのではないか。
それが(安心感を覚える)という要素である。

で、このことも、実際の私たちの性生活にあてはめて考えてみるとわかる。
セッXにしても、それで満足感を覚えながらも、そのあと、愛しあう夫婦であれば、
たがいに安心感を覚える。
そのままの体位を維持しながら、眠ってしまうこともある。

ただこれは私がDVDを見た範囲で感じたことだが、男というのは、射精と同時に、
急速に、女性の体に興味を失う。
時間にすれば、1~2分の間に、そうなる。
一方、女性というのは、そのあとも、まだしばらく余韻が残るというか、安心感を
求めて、恍惚の世界をさまよう。
DVDを見た感じでは、5~10分は、それがつづくのでは?
つまりこの部分が、(安心感を覚える)という部分になる(?)。

天下のフロイト理論にケチをつけたようで、気がひける。
しかも出典(?)が、ポルノDVDとあっては、どうしようもない。
自分でも、それがよくわかっている。
あくまでも余興のひとつとして、このエッセーを読んでほしい。

(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て はやし浩司 
口愛期 口唇期 フロイト リビドー リピドー 性的エネルギー)


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