最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe-Blog)

最前線で活躍するお父さん、お母さんのためのBLOG
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●12月22日・雑感

2008-12-22 08:14:14 | Weblog
●教えていて、空しさを感ずるとき

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私は子どもを教えるようになって、言いようのない
空しさを味わうことがある。
何度かある。
今、記憶にあるのは、3度。
うち2度は、私が進学塾で講師をしているとき、経験した。
そのたびに、「もう、こんな子どもは教えたくない」と
思った。
「こんな子どもに知恵をつけさせたくない」と思ったこともある。

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● 3度の事件

(1度目)

ある日授業を終えて、控え室へ行くと、そこに4、5人の中学生がいた。
私がいつも使っているコップが、テーブルの上にあった。
授業の前に注いだお茶が、そのままになっていた。

私は空いている席に座り、お茶をそのまま飲んだ。
が、どこかおかしな雰囲気。
中学生たちが、みな、私を見おろしながら、ニヤニヤと笑っているではないか。
とたん、気がついた。
「何をした!」と強く言うと、その中の1人がこう言った。
「先生、変な味、しない?」と。

もう一度「何をした!」と、強く聞くと、J君という中学生(中2)が、
ニヤニヤと笑ったまま、悪びれた様子もなく、こう言った。
「殺虫剤を入れておいた」と。
見ると片手に、市販のスプレー式の殺虫剤をもっていた。

私はJ君をにらみながら、「お前がしたのか!」と聞くと、「そうだ」と。
私は即刻、J君にこう叫んだ。
「お前はしていいことと、悪いことの区別もつかないのか」
「お前のようなヤツは、進学など、やめてしまえ」
「この塾へは、2度と来るな」
「あとで塾長に話しておく」と。

結局、J君はそのあとも、進学塾をやめなかった。
塾長が、反対に、私をたしなめた。

(2度目)

2度目も、その進学塾でのことだった。
ある日、2人の中学生の進学相談に応じていた。
1人はM君(中3男子)、もう1人はAさん(中3女子)。
そのとき私とM君は、ちょうどテーブルをはさんで、対峙する位置に座っていた。
それを横からAさんが、見ていた。
M君は、あれこれと勉強のことや、進学のこと、学校での成績などを私に話していた。
そのときは一方的な会話だったので、私は軽く目を閉じ、M君の言葉にうなずいていた。

その瞬間のこと。
あろうことか、あるいは何を思ったのか、M君が自分のもっていたシャープペンシルを、
さっと前に出し、私の顔とテーブルの間に立てた。
それを知らない私は、うなずくと同時に、パシンとシャープペンシルがメガネの
端のところではじけるのを感じた。
と、同時にシャープペンシルの先が私の眉の付け根に突き刺さった。

そこに細い動脈があった。
血しぶきが、顔面に散った。
「何てことするんだ!」と叫ぶ間もなく、M君はその場で土下座した。
「ごめんなさい」「ごめんなさい」と。

今でもそのときの傷あとが、右目の付け根あたりに残っている。

(3度目)

これは最近、経験した。
インフルエンザが、あちこちで流行(はやり)始めている。
鳥インフルエンザも、うわさされている。
そこで私の教室では、その対策というか準備のため、咳をする子どもには、
徹底してマスクをつけさせるようにしている。

が、ときどき「どうしてエ?」と、反発してくる子どももいる。
そういうとき私は、「今から練習しておかないと、いざというときにできないだろ」と、
説明することにしている。

が、レッスンも終わりかけたころ、R君(小2)が、私のところへつかつかとやってきた。
何か用かなと思っていると、R君は突然マスクを下へさげると、同時に、大きな咳を
私にぶっかけた。
顔にR君の唾液が飛び散るのを、私は感じた。

「何てことをするんだ!」と、そのときも、そう叫んだ。

●共通する(常識はずれ)

こうした子どもに共通する症状としては、つぎのようなものがある。

(1) 親の過干渉などにより、(あるいは口うるさい家庭環境などにより)、自分で
考えて判断するという習慣に欠けている。

(2) 善悪のバランス感覚にうとく、日ごろから何かにつけて、突飛もないことを、
平気でする。

(3) 叱られじょうずで、こちらが怒ったりすると、すかさずしおらしい様子をして
みせる。いかにも反省していますといった様子になる。

原因は、(1)にも書いたように、家庭環境にある。
日ごろから親が、(とくに母親が)、がみがみと、一方的に子どもにものを言う。
子どもに話しかけるというよりは、命令口調が多い。
子どもの気持ちを確かめるようなことをしていない。
子どもは子どもで、叱られじょうずというか、その場をうまく切り抜けようとする。

そういう家庭でのやり取りが、乳幼児期からつづいている。

ただJ君(1度目)のように、知的能力にやや問題があるケースもある。
善悪の正確な判断ができない。
突発的に、(とんでもないこと)をする。

これは幼稚園で経験したことだが、コンセントに粘土をつめていた子ども(年長
男児)や、絵の具を溶かして色水を作り、それを2階のベランダから下の子どもたちに
かけていた子ども(年長男児)もいた。
同じように、善悪の判断にうとい子どもとみる。

が、問題は、こうした子どもたちを、どう指導するか、だ。
中学生くらいになると、実際のところ、手遅れ。
幼稚園の年長児でもむずかしい。
というのも、これは指導の問題ではなく、家庭環境の問題。
もっと言えば、親の問題。

子どもを指導することはできても、親を指導するのはむずかしい。
実際には、不可能。
第一、親にその自覚がない。
第二、家庭教育に干渉すると、ときとして思わぬトラブルに巻き込まれる。
第三、親が自分のもつ子育て観を変えるのは、よほどのことがないかぎり不可能。
とくに私立幼稚園や進学塾では、子ども自身のもつ問題よりも、経営が優先する。
先に書いたJ君の事件にしても、私は「退塾させてください」とかけあったが、
塾長がそれに応じてくれなかった。

しかし……。
放置しておけば、このタイプの子どもは、さらに大きな事件を引き起こすようになる。
そういう事件を起こしてはじめて、親はそれに気がつく。
いや、気づく親は、まだよいほうかもしれない。

ある子ども(小6)は、学校で先生の車に石をぶつけて、ドアにキズをつけてしまった。保険会社から補償金を得るため、先生は、すぐ警察を呼んで、調書をとってもらった。
が、これに親が猛反発。
「そんなことで警察を呼ぶなんて!」と。
それを見ていたほかの子どもたちは、みな、「あの子はわざと石を投げた」と証言した。
しかし親は、最後の最後まで自分の子どもの言い分だけを鵜呑みにし、「うちの子は、
足で蹴っただけ。その石が飛んでいってしまっただけ」と言い張っていた。

ある子ども(高1男子)は、郵便局前にキーをつけたまま放置してあったバイクを
盗むと、そのまま無免許運転で逃げてしまった。
そしてたまたま通りにいた別の友人をうしろに乗せると、郊外へ。
そこでバイクを山肌に激突させ、友人に大怪我をさせてしまった。

いろいろと、この種の事件は、多い。
少子化が進んで、一般的な傾向として、親はますます子どもに干渉するようになった。
その結果、勉強はそこそこにできるものの、常識はずれの子どもが多くなった。
日ごろから、(1)自分で考え、(2)自分で行動し、(3)自分で責任を取るという
習慣そのものがない。
それがわからなければ、一度、「はやし浩司の自由の三原則」を読んでみてほしい。
HPのどこかに収録してある。

ともかくも、こうした事件が起きるたびに、言いようのない空しさを覚える。
少し大げさに聞こえるかもしれないが、ときに、「教育とは何か」と、そこまで
考えてしまう。

●勉強より大切なもの

勉強より大切なものがある。
それが(常識)ということになる。
その常識をさておいて、勉強はない。
いくら勉強ができても、その常識がなければ、何にもならない。

ここでいう常識とは、善悪の判断が正確にできることをいう。
してよいことと、してはいけないことの判断が、正確にできる。
私は「善悪のバランス感覚」と呼んでいる。
それを教えずして、何が教育かということになる。

ついでに言えば、これは教育の問題ではない。
先にも書いたように、家庭教育の問題である。
さらに言えば、親の育児姿勢の問題である。
親自身が、日ごろからルールを破るだけ破っておいて、子どもに向かって、
「悪いことをしてはだめ」は、ない。
それこそ親の身勝手というもの。

この原稿を読んで、「そういえばうちの子も……」と感じたら、あなた自身の
育児姿勢を一度反省してみてほしい。
この問題だけは、親自身が自ら気づき、自ら反省するしか、解決方法はない。

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親の過干渉 過干渉児 はやし浩司 善悪の判断)


Hiroshi Hayashi++++++++dec 08++++++++++はやし浩司

●スケベな話

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「ミニパソコンは、やはり老人向けではないな」と言うと、
ワイフが「どうして?」と。

そこで私が、「若い娘のクリxxスみたいで、文字が小さくて読みづらい」と。
とっさの思いつきだった。
するとワイフが、「あらそう? じゃあ、歳を取ると、どうなるの?」と。

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私「歳を取ると、大きくなるのかな?」
ワ「あらそう? 私、知らなかったわ」
私「ふつうなら、こういうとき、ワイフというのは、『どうしてそんなこと
知っているの』と言うもんだよ。ぼくがお前なら、そう言う」と。

若いころ、オーストラリアで聞いたジョークにこんなのがあった。
初夜のとき、妻がバージンかどうか見分ける簡単な方法があるという。
その方法というのは、自分のぺxスに、青い色を塗っておくのだそうだ。
それを見て、妻が、「どうしてあなたのは青いの?」と聞いたら、その妻は
バージンではないということになる……のだそうだ。

さらにオーストラリアには、昔、『トークバック』という、よく知られた
ラジオ番組があった。
もっとも気の利いたジョークを言った人に、賞が与えられるという番組である。
が、この話を書く前に、英語の勉強。

英語の単語の「ハード(hard)」には、2つの意味がある。
「硬(かた)い」という意味と、「難しい」という意味である。
オーストラリアでは、「難しい」と言うとき、「ハード」という言葉をよく使う。
「It’s hard. (それは難しい)」と。

そのとき1人の女性がラジオに登場した。
そこでキャスターがこう聞いた。

「あなたははじめて夫に会ったとき、あなたは夫に何と言いましたか?」と。
それに答えて、やや年配の女性が、ウーンと考えた様子を見せたあと、
こう答えた。
「It’s a hard one.(難しい問題ね)」と。
しかしこの答が、全豪中に、大爆笑を起こした。
そしてその女性の言った言葉が、その年のジョーク・No 1に選ばれた。

あなたには、その理由がわかるだろうか。


Hiroshi Hayashi++++++++dec 08++++++++++はやし浩司

●緑内障の検査

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先日あるテレビを見ていたら、「家庭でできる
緑内障の検査法」というのを紹介していた。

緑内障の恐ろしさは、よく知っている。
たった一晩で全盲になってしまった人(男性、40歳
くらい)もいる。

公認会計士で、目を酷使したため、片方の
視力を失ってしまった人(同窓生)もいる。

目は大切にしなければならない。

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で、その検査法というのは、目で前方の1点を凝視しながら、
指先(親指と人さし指)を、パチパチさせながら、目の前で
円を描くというものだった。
腕を軽く伸ばしたまま、半径20センチ前後の円を描くようにして、
手を回すのだそうだ。
そのとき指先がときどき消えてしまうようなことがあれば、
緑内障ということになる。

で、あまり深く考えないで、テレビに出てきたドクターの
言うままに、私もまねをしてみた。
とたん、ゾーッ!
指先が、あちこちで消えるではないか!
それまで眠かった頭が、急に冴えてしまった。
「もしや、緑内障!」と。

しかしもう一度試してみると、今度は見える。
しかし確かに先ほどは、見えなかった。
見えなかったということは、視野が欠けていることを示す。
しかしそんなことというのは、あるのだろうか。

で、何度も試してみて、なぜ指先がときどき消えたかがわかった。
実は私はメガネをかけたまま、その検査法を試してみた。
指先が、メガネの縁(ふち)や柄(え)と重なったとき、
当然のことながら、指先はその死角に入る。
鼻の陰に入ったときもそうだ。

結局「ナーンダ」ということで、この話は、おしまい。
しかし目の大切さだけは、再認識できた。

ところで先に書いた、たった一晩で全盲になってしまった人の話。
これは事実である。
その男性の実家が、火事になった。
男性は1階で寝ていて、難をのがれたが、彼の母親は2階で寝ていて、
そのまま焼死してしまった。
何とも痛ましい事故だったが、その翌朝、起きてみると、その人は
自分の目が見えなくなっているのに気づいたという。

極度のストレスが、緑内障を起こしたと考えられる。
ストレスは、こわい。

(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て はやし浩司
緑内障 全盲)


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● 6か国協議、決裂!

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12月に開かれた、6か国協議は決裂した。
当然である。
K国が、核開発を放棄するはずがないことは、
最初からわかっていた。

またサンプル採取については、もしそんなことを
許してしまえば、K国とシリア、イランの
関係がバレてしまう。

で、C・ヒル氏は、閉会式をまたずして、アメリカに
帰国。
と、同時に、原油支援を中断すると言い出した。
ついては「5か国で合意済み」と。

が、この発言に、中国、ロシアが反発。
日本も韓国も、「そんな話は聞いていない」と。
つまりここでもC・ヒル氏の思い込みによる、
希望的憶測が、またまたひとり歩きしてしまった。

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●思い込み

思い込みのはげしい人というのは、たしかにいる。
ひとつのことを考えたら、朝から晩まで、それだけを考える。
それが頭に張りついて、離れなくなる。
が、それだけではない。
同時に妄想が始まる。
この妄想が、思い込みにつながる。

「こうしたい」「こうでありたい」という願望だけがひとり歩きする。
自分に都合のよい情報だけを取り入れ、それ以外は無視する。
結果として、C・ヒル氏のように、希望的憶測だけで、ものを言うようになる。

今回の6か国協議についても、それに先立って、シンガポールで米朝
代表者会議がなされている。
その席でも、C・ヒル氏は、「有意義な話しあいだった」「今度の会議で
K国は、査察検証に応じてくるはず」と述べていた。
が、結果は、みなさん、ご存知の通り。

結局、この5年近く、日本、韓国、中国、ロシアは、K国というよりは、
C・ヒル氏に振り回されただけ。
そのつどC・ヒル氏は、「今月中に……」「2週間後には……」を繰り返した。
さらにアメリカへ帰ったあと、C・ヒル氏は、こんなことまで述べている。

「原油支援がすべて終了すれば、K国は核査察に応じてくるはず」と。
つまり原油支援を完了させることが、先決、と。

もういい加減にしてほしい。
私はC・ヒル氏の外交能力というよりは、あの頭脳を疑っている。
彼は本当に、まともか?
まともな人間と考えてよいのか?
あそこまで思い込みが激しい人は、そうはいない。
病的でさえある。

で、C・ヒル氏は、自分のクビを、オバマ政権につなぐことだけに腐心していた。
あたかも自分だけがK国との交渉人であるかのような言動が、際立って目立った。
ライス長官も、ブッシュ大統領も、そのため無視(?)。

今ごろ、元国連大使だったボルトン氏は、そういうC・ヒル氏を見ながら、
こう言って笑っていることだろう。
「ザマーミロ!」と。

結局C・ヒル氏がしたことは、過去の失敗を繰り返しただけ。

しかしクリントン次期国務長官は、つぎにだれを交渉人に選ぶのだろう。
たいへん気になるところである。
まさかC・ヒル氏ということはないだろうが、もしC・ヒル氏の再任という
ことにでもなれば、そのときから日米関係は、終焉(しゅうえん)に向かって
ましぐら。
日本としても、これ以上は、妥協できない。


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● A still tongue makes a wise head. (沈黙はその人を賢くする。)

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『沈黙は金なり』とか、『沈黙の価値のわからぬ者は、
しゃべるな』ともいう。
よい聞き手は、じょうずな話し手ということになる。

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ADHD児というと、男児ばかりと思っている人は多い。
しかし女児にもADHD児はいる。
男児と少し症状がちがうが、出現率は、
ほぼ同数とみられている。
約5%。

女児によくみられる特徴は、多弁性。
よくしゃべる。
間断なく、よくしゃべる。
しゃべらなければ相手に悪いとでも思っているかのように、よくしゃべる。
相手の話を静かに聞くということができない。
できないばかりか、つぎつぎと話が別のところに展開していく。

あまりにもうるさいので注意する。
しかし効果は、数秒から、長くて10秒前後。
そのあとまたしゃべり始める。

私「ちょっと静かにしていてくれないか」
子「ちょっとだけ?」
私「ちょっとでいい」
子「じゃあ、ちょっとだけ静かにしている」
私「だから口を閉じてくれないか」
子「口を閉じていればいいの?」
私「そうだ」
子「でも口を閉じていると、苦しいのよねえ」と。

強く叱ったりすると、そのときだけ、申し訳なさそうな表情を
してみせる。
涙を目にためることもある。
しかし効果はそこまで。

子どもだけではない。
こうした症状は、おとなになってからも残る。
老人になってからも残る。

つぎつぎとこまかい話をし始める。
ときに同じ話を、何度も繰り返す。
頭の回転は速い。
反応も速い。
こちらの話をほんの少し聞いただけで、またしゃべり始める。
ペチャペチャ、クチャクチャと……。

私「冬休みのことだけど……。どこかへ旅行に行くの?」
子「まだ決まっていないけど、先生はどこかへ行くの?」
私「日帰りだけど、福井と紀伊半島へ行く……」
子「先生は車で行くの、電車で行くの?」
私「……?」
子「雪が降るところは、どこだっけ?」
私「バスで行くよ」
子「私はやっぱり、ディズニーランドのほうがいいかな」と。

特徴としては、
(1) 会話をつかむことができない。
(2) 視線がフワフワとして、定まらない。
(反対に不自然にボーッとするときがある。)
(3) 相手の話を聞かない、など。

話の内容は、たいていは事実の羅列(られつ)のみ。
深い思考力はない。
考えてものを言うということもない。
脳に飛来した情報を、音声に換えているだけ。

もしあなたがこのタイプなら、この諺(ことわざ)は重要。
『沈黙はその人を賢くする』。
自己管理能力を鍛えることで、この問題は、克服することができる。

(付記)
多くの親は、よくしゃべる子どもについて、それだけ頭がよいからそうなのだと考える。
しかし頭のよしあしは、思考力の深さで決まる。
思考力の深い子どもほど、相手の言ったことを頭の中で反芻(はんすう)するため、
見た目には静か。

英語にも、『深い川は静かに流れる』という諺がある。

ところで賢人と愚人のちがいを知っているだろうか。
ここに書いたことと関係ないが、こんな諺がある。

『Wise men learn by other men’s mistakes: fools by their own.
(賢人は、他人の失敗で学び、愚人は、自分の失敗で学ぶ)』と。

これをもじると、こうなる。

『賢人は考えてから、ものをしゃべり、愚人はしゃべってから、ものを考える』と。

(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て はやし浩司
女児のADHD児 多弁児 多弁な子供 よくしゃべる子供 よくしゃべる子ども)


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