最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe-Blog)

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小沢判決は何だったのか?

2012-06-11 22:28:10 | Weblog
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 子育て最前線の育児論byはやし浩司     6月 25日号
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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□




Hiroshi Hayashi+++++++April. 2012++++++はやし浩司・林浩司

【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●小沢さんの無罪判決

 無罪判決?
予想どおりの判決。
有罪でも、記述違反程度の微罪。
私はそうみていた。

 が、肝心の4億円の出所は、最後までわからずじまい。
闇の奥に葬られたまま。
こんな裁判で、こんな判決が出たところで、国民は納得しない。
言うまでもなく、小沢さんは4億円の出所について、2度、説明を変えている。

最初は、銀行融資。
それがウソとバレると、今度は政治献金。
が、それもマズイとわかると、最後は、タンス預金。
贈収賄事件から、記述違反事件。
いつの間にか、記述違反事件?
当の本人は、「私は秘書たちにすべてを任せていたから、何も知らない」と。

 今回争点となったのは、(1)2004年10月に、陸山会から、不動産会社に支払われた代金(3・5億円)の記載。
それが報告書では、2005年になっていた。
もうひとつは(2)2007年に陸山会から小沢さんに変換された4億円。
こちらのほうは、記載漏れ?

 これらの一連の現金の流れは、結局は、小沢さんから、陸山会への現金の流れ(2004年)を隠ぺいするものではなかったのか。
さらに言えば、建設会社からのワイロを、隠ぺいするものではなかったのか※(1)。
だれしもそう疑う。
それが裁判になった。

 それが2011年9月の判決。
当時の裁判官は、石川議員ら、元秘書に対して有罪判決をくだしている。
いわく「建設会社からもらった裏金を隠すためだった」(裁判記録)と。
3人は無罪を主張し、即日控訴している。

 もしそうなら、真っ先に秘書たちのクビを切ればよい。
切っただけではすまない。
これほどまでの疑獄事件として、世間を騒がせた責任は、すべてその秘書たちにある。
あるいは相手の建設会社を訴えればよい。
たいへんな、えん罪事件である。
少なくとも、私なら、そうする。
が、それはしない。
なぜか?
どうして?
無罪は無罪でも、何からなにまで、疑惑だらけの判決。

 これに対して、小沢さんは、判決に対して涙まで流し、それを喜んだという。

 ……この結果は、つぎの総選挙で出る。
その前に民主党の支持率は、さらにさがる。
我ら浮動票層は、黙っていない。

(以上、参考文献……「時事用語」(新星出版社))

注※(1)(以下、2011年10月に書いた原稿より)

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●小沢一郎氏vs司法

 小沢一郎氏が今回の裁判についての結果を、批判している。
自分の3人の部下が、有罪になった。
罪状は、「資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反」。
それについて「民主主義の世界では、考えられないこと」※(2)と。

 3人の部下が有罪になったことで、小沢一郎氏は、かなり不利な立場に立たされる。
それはわかるが、行政府を構成する実質的な支配者である小沢一郎氏が、個人的立場であるにせよ、司法を批判するのは、許されない。
三権分立の精神に、まっこうから違背する。

 で、今回、「金(マネー)の出口」が、裁判所で争われた。
が、本当の問題は、「金(マネー)の入り口」。
4億円という現金である。
それがどういう経路を経て、小沢一郎氏の懐(ふところ)に入ったか。

(うち1億円については、贈賄側の土建業者が、それを認めている※(3)。
一方、小沢一郎氏は、「タンス預金をしていた、そのお金」と弁明している。)

私たちは、それを問題にしているし、それを知りたい。
つまり金(マネー)の出所。

 さらに言えば、「本当に4億円だけだったのか」という疑問も残る。
一連の流れからすると、「4億円どころではなかった」と、私は推測する※(4)。
が、もしそうなら、それこそ「民主主義の世界では、考えられないこと」ということになる。
今回の判決について、裁判官は、つぎのように断じている。

「……小沢事務所は談合を前提とする公共工事の本命業者の選定に強い影響力があり、影響力を背景に公共工事の受注を希望する企業に多額の献金を行わせていた。
規正法の規制の下で、引き続き企業からの多額の献金を得るため、他人名義の寄付を受け、報告書上、明らかにならないよう虚偽記入した」(判決要旨より)と。

注※(2)「大変びっくりした。何の証拠もないのに推測に基づいて決めてしまうのは民主主義国家では考えられない」と批判した」(Yahoo News)と。

注※(3)当時の水谷建設社長は胆沢ダム建設工事の受注に絡み、大久保被告の要求に応じて、04年10月に5千万円を石川被告に、05年4月に同額を大久保被告に手渡したと証言している。

なお政治評論家の屋山太郎氏は、MSN・NEWSの中で、つぎのように書いている。

注※(4)『…… 誰もが不審に思う一つが、土地の「確認書」問題である。2007年2月、小沢氏は、自分が所有する13の土地、建物について釈明の記者会見を行った。
中に、今回の裁判で争点となった世田谷の4億円の土地が入っている。

 小沢氏は「土地の名義は小沢一郎になっているが、実際は政治団体、陸山会の所有物である」と釈明し、政治団体で登記できないから小沢名義にした証しとして、「確認書」を示した。
であれば、登記した日に確認書を作成すべきなのに、6件の確認書は後で同じ日に書かれたと判明する。

 それが、今回の裁判でいつの間にか、4億円の土地は自己資金で買ったから問題ないという話にすり替わっている。

自己資金なら、なぜ確認書の公表という大芝居を打つ必要があったのか。
あれから5年たつが、小沢氏はこの点に関し一度も説明していない』(MSN・2012年4月26日)と。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●言論の自由

 日本に言論の自由があるというのは、ウソ。
……というか、一応は、保証されている。
が、それ以上に、金と権力によって、マイナーな意見を圧殺してしまう。
方法は簡単。
その反対意見を大きくする。
自分たちの主張を大きくする。
結果として、マイナーな意見を圧殺する。

 よい例が、一連の原子力行政。
中にはその危険性を見抜き、反対した人もいるかもしれない。
が、そういう人の意見は、巨大なブルドーザーを前にした、小枝のようなもの。
もとから勝ち目はない。
声をあげても、身を寄せあう人さえ見つからない。

 だから黙る。
黙って、あきらめる。
金と権力のない者は、この日本では、ただひたすら静かにしているよりほかに、生きる道はない。


Hiroshi Hayashi+++++++April. 2012++++++はやし浩司・林浩司

【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【今朝のニュースより】(はやし浩司 2012-04-28)

●失業率が24%!

 ロイターは、こう伝える。
『失業率は2011年の21.6%から、2012年は24.3%に悪化。
その後は2013年に24.2%、2014年に23.4%、2015年に22.3%と、徐々に改善するとの見通し』(ロイター)と。

 「24%」という数字は、とんでもない数字と考えてよい。
どこの国でもそうだが、失業率が20%を超えると、とたんに街角に失業者があふれるようになる。
つまり4人に1人が、失業者。
1~2年の間なら、まだ何とかなる。
しかしそれが4~5年もつづいたら、勤労意欲そのものが、消え失せる。
社会不安は増大し、社会秩序そのものも崩壊する。
スペインは、今、その危機的状況の中にある。

 スペインがそこまで病んでいるとは、知らなかった!

●内ゲバ

 MSN・ニュースは、こう伝える。
小沢一郎さんが、無罪になったことについて、

『民主党の小沢一郎元代表に無罪判決が下されたことを受け、政府・民主党内では27日、親小沢派と反小沢派のさや当てが激化し「内ゲバ」の様相を呈してきた。
野田佳彦首相が「命を懸ける」と言い切る消費税増税関連法案の審議入りを目前に控え、政権は瓦(が)解(かい)の一途をたどる』(以上、MSN)と。

 (注:「小沢さん」と「さん付け」で呼ぶのは、けっして尊敬しているからではない。
実は、その反対。)

 もとはと言えば、一連の裁判劇は、「西松事件」から始まっている。
MSN・ニュースから、一文を拾ってみる。
こうある。

『……特捜部は21年夏、中堅ゼネコン「水谷建設」元社長から、胆沢(いさわ)ダム受注をめぐり「元秘書らに1億円を渡した」との供述を獲得。
土地購入の原資4億円に、ゼネコンマネーが含まれていると見立て、小沢元代表本人の立件を視野にした捜査が本格化した』(以上、MSN)と。

 今回の裁判で、無罪になったからといって、「シロ」というわけではない。
いくら小沢一郎さんや、そのチルドランの女性軍たちが涙を流し、それを喜んだとしても、疑惑が消えたわけではない。
むしろ疑惑は、増大した。

 私たちは、その手法に、大きな反感を覚える。
つまり田中角栄のときもそうだったが、小沢一郎さんも、裁判が始まると、勢力の拡大をねらった。
取り巻きが多くなればなるほど、それがそのまま無言の圧力団体となる。
使い古された手法だが、この日本では、効果がある。
小沢一郎さんがそうであったかどうかは別とし、だれしも、その胡散(うさん)臭さは感じていたはず。
顔は心の鏡というが、あの顔を見て、小沢一郎さんを、誠実な人と思う人はいない。
今年のはじめ、日本へやってきた、オーストラリアの友人も、そう言っていた。

 で、その結果、民主党内は大混乱。
それが冒頭のMSN・ニュース。
内ゲバが始まりそう、と。

 ……私はこのニュースを読んだとき、日本も北朝鮮も同じと、感じた。
まさに平成の忠臣蔵。
小沢グループは、忠僕心だけで、政治を動かしている。
小沢チルドレンの国会議員たちは、「正義が通った」とはしゃいでいるが、その非現実感。
私たちの庶民感覚とは、完全に遊離している。
ズレている。

 民主党が政権をとると、ゾロゾロと国会議員を引き連れ、中国詣でをした小沢一郎さん。
小沢一郎さんも、小沢一郎さんだが、ついて行く国会議員も国会議員。
それに恥じることもなく、小沢派の国会議員たちは、また同じことを繰り返そうとしている。

 とくに野田首相を支持するわけではないが、今、日本の国家経済は崖っぷちに立たされている。
そんな中、いまだに旧態依然の国盗り物語(=NHKの大河ドラマ)を、国会という場で繰り返している。
その愚かさ。
その浅はかさ。

 ミーンナ、あのNHKの大河ドラマが悪い。
いまだに「織田信長こそが、理想の政治家」と豪語する政治家がいるのには、本当に驚かされる。

●くじら牧場?

 こんなニュースも載っていた。

『イルカの追い込み漁で知られるW県T町で、一部の湾を「くじら牧場」にする構想が持ち上がっている。
湾の入り口を網で仕切り、イルカや小型くじらを「放牧」。
一緒に泳いだり、カヤックで回遊したりしながら、クジラたちと触れ合える海のサファリパークにしたいという。
同町は今後、沿岸管理者の県や湾内の真珠養殖業者らと交渉を進め、5年後をめどに事業化を目指す方針。
水産庁は「こうした試みは他では聞いたことがない」としている』(以上、Yahoo・ニュース)と。

 「くじらは魚」とみるか、「くじらは知的動物」とみるかで、このニュースのとらえ方は大きく変わる。
つまり意識を支える、認識の問題。
恐らく太地町の人たちは、「くじらは魚」とみているのだろう。
だから「くじら牧場」?

 このニュースを読んだとき、即、私は映画『ウィリー(原題:Free Willy)』を思い浮かべた。
ウィリーは、シャチだが、感動的な映画だった。
最後にウィリーは、防波堤を越える大ジャンプをし、海へと逃げていく……。

 映画の話は別として、しかし「くじら牧場」には、どうしても違和感を覚えてしまう。
その必要性があって、そういう牧場を作るのなら、まだ理解できる。
たとえばくじらやイルカの数をふやすために、そうする、とかなど。
が、一方でくじらを殺しながら、他方で、くじらを飼い、それを観光収入につなげる?
そこには人間が原罪的にもつ身勝手さが、見え隠れする(?)。

 そうでなくても、そういう牧場を作れば、反捕鯨国の人たちの神経を逆なですることになる。
なぜ反捕鯨なのか。
捕鯨に反対する国や人たちの意見を、もう少し理解する必要があるのではないか。
でないと、日本は、ますます大きな反感を買うことになる。

 むずかしい話はやめよう。

 くじらを殺してはいけない。
イルカを殺してはいけない。
……とまあ、そういうふうに考える人たちが、「くじら牧場」を作るのなら、まだ理解できる。

くじらやイルカには、未知の部分が多い。
……その研究のためとか、そういうことなら、まだ理解できる。

さらに、くじらやイルカは、知的動物である。
……そういう意識をもっている人たちが、「くじら牧場」を作るのなら、まだ理解できる。

 が、そうでないから、そうでない。
私には理解できない。
言い換えると、今までいろいろな意見を聞いてきた。
たとえば「捕鯨は日本の伝統的文化である」とか、など。
しかし「くじら牧場」ということになると、「ナーンダ、結局は金儲けのためだったのか」ということになってしまう。

 この先、この「構想」がどうなるか、静かに見守りたい。

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Hiroshi Hayashi+++++++April. 2012++++++はやし浩司・林浩司

【ケシの花を育てる教育と、ケシの花】

●教育で作られる心(ケシの花)

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

ヤフーNEWSに、こんな興味深い記事が載っていた。
ここに書いてあることは、30年前、40年前の日本。
そして現在の今の今も、それはつづいている。
あるいは「今」が、その結果と、読めなくもない。

反省の意味もこめ、熟読したい。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

++++++++++++++以下、YAHOO NEWSより++++++++++++++

今の中国は汚職に溢れ、たたけばたたくほど埃(ほこり)が出てくる。
将来の夢を「官僚になって汚職する」と答える小学生がいるほど、中国では汚職がまん延し、社会への影響が大きいといえる。

この現状に対し、銭教授は「北京大学を含む中国の大学は今、利己主義者を生み出す元凶となっている。
彼らは知性が高く、世俗的で、世渡りがうまい。
このような人間が権力を持ってしまうと、とてつもない汚職が行われる。
われわれの教育体制は今このような有毒なケシの花を育てているのだ」と、鋭く指摘した。
2012/04/25ヤフーNEWS

++++++++++++++以上、YAHOO NEWSより++++++++++++++

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 汚職 教育 はやし浩司 ケシの花)2012/04/27記


Hiroshi Hayashi+++++++April. 2012++++++はやし浩司・林浩司

●4月28日(土曜日)朝記(2012)

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

私が住んでいるこのあたりでは、大型店の建設がつづいている。
大都市で見る、たいていの大型店は、ほぼ出そろった。
そんな中、こんな喜劇も……。

そこにはもとから、洋品店があった。
結構、はやっていた。
ところがその右隣に、ユニクロができた。
とたん、その洋品店からは客が消えた。
さらに不幸がつづいた。
今度はその左隣に、コックスができた。
さらに客が消えた。

右にユニクロ、左にコックス……。
その間に、その洋品店。

そこでその洋品店の主人は考えた。
店の名前を変えることにした。
考えて名前を、「入り口」とした。
店の上に、「入り口」という看板をかかげた。
とたん、その店は、大盛況。
押すな押すなの客が、その洋品店に入ってきたという。

……というこの話は、何かのジョーク集に書いてあった。
それを思いだし、少し内容を変えて書いてみた。
(私が作ったオリジナルのジョークではない。念のため。)

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●「おぶつだんや」

 が、これは私の大発見。
昨日、ワイフと仕事に向かう途中、こんなことを知った。

 ちょうど町に入る境あたりに、A坂というなだらかな坂がある。
その左側に、仏壇屋がある。
その仏壇屋に、新しい看板が立った。
平仮名で、「おぶつだんや」と書いてあった。
それを読んで、ピンときた。

「お・ぶ・つ・だ・ん」の文字を並び替えると、「お・だ・ぶ・つ」になる。
つまり「お陀仏(おだぶつ)」になるから、「お仏壇屋」と。

●高校生

 そんな話を高校生のクラスで話したら、みな、笑いが止まらなくなってしまった。
この年齢の子どもたちは、一度笑い始めると、ゲラゲラと笑い始める。
それこそ、鉛筆をポロリと落としただけでも、笑う。

 そんな中、Bさんが、ふとこう言った。
「うちのお父さんね、ドイツ語がわかるのよ」と。

 そこですかさず、私がベートーベンの第九の歌詞を口にしてみてやった。
あの「♪ダイネ・ツアウベル・ビン・デン・ビーデル……」というのである。
それを聞いてBさんが、目を白黒させた。
「先生って、ドイツ語も話せるの?」と。

私「そうだよ。たとえば、ドイツ語で『おまんじゅう』は、『オスト・アン・デール(押すと餡(あん)出る』という」
B「フ~~ン」
私「それに、こんなドイツ語もある。『イヒ・フンバルテート・デル・ウンチ(私・ふんばると・出る・ウンチ』」と。

 かなりドイツ語らしく言った。
ほかの高校生たちは、みな、腹をかかえて笑った。
が、Bさんだけ、それを本気にしてしまった。
それを見て、ほかの高校生たちが、さらに大声で笑い始めた。

 どれも私が学生時代に知った、古いジョークである。
内心では、「こんなジョークも知らないのか」と思ったが、それは言わなかった。
さらに、定番ジョーク。

「あのね、この英語を訳してごらん……」と。

「To be to be ten made to be.」

 みんな英語には自信のある子どもたちである。
それぞれが懸命に訳し始めた。
中には、もっともらしい訳をつける子どももいた。
が、やがてギブアップ。

「あのね、これは英語ではないの。ローマ字で、『飛べ・飛べ・天まで飛べ』と書いてあるだけなの」と。

 結局、皆で、30分以上、笑いつづけた。
涙まで流して、笑いつづけた。
腹の皮がよじれるほど、笑いつづけた。
ゲラゲラ、ワッハハハ……と。

 ……ということで、今朝は気分爽快。
頭もすっきり。
目を覚ますとき、全身の細胞が、プチプチとはじけているのを感じた。
『笑いは健康のもと』と。
それを改めて強く実感した。
(2012/04/28朝記)

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

(補記)(以前書いた原稿より)

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●笑いの効能

 最近の研究では、「笑いは、心のジョギング」(小田晋、「イミダス」05年度版)とまで言われるようになった。

 「質問紙法で、ユーモアのセンスを評定すると、ユーモアの感覚があり、よく笑う人は、ストレス状況下でも、抑うつ度の上昇と、免疫力の低下が抑制されることがわかっている。

 たとえば糖尿病患者や大学生に、退屈な講義を聞かせたあとには、血糖値は上昇するが、3時間の漫才を聞かせたあとでは、とくに糖尿病患者では、血糖値の上昇を阻害することがわかってきた」(国際科学研究財団・村上・筑波大学名誉教授)と。

 がん患者についても、笑いのシャワーをあびせると、血液中の免疫機能をつかさどる、NK細胞が、活性化することもわかっている(同)。

 子どももそうで、笑えば、子どもは、伸びる。前向きな学習態度も、そこから生まれる。「なおす」という言葉は、安易には使えないが、軽い情緒障害や精神障害なら、そのままなおってしまう。

 私は、そういう経験を、何度もしている。

 大声で、ゲラゲラ笑う。
たったそれだけのことだが、子どもの心は、まっすぐに伸びていくということ。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 笑いの効能 笑う 笑えば子どもは伸びる)


Hiroshi Hayashi+++++++April. 2012++++++はやし浩司・林浩司


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