山口揚平さん
あらゆる戦争は、負債によって生まれます。
宗教でも文化でも統治者の征服欲でもエゴでもイデオロギーでもない。それは見かけであり本質でない。歴史を振り返るとあらゆる戦争はシンプルな経済的動機によるものです。
カエサルは抱えた負債によってガリアに行き、劉邦は借金のために蜂起して漢を成し、維新から日露戦争におけるアジア経済の流れ、そしてベトナムからイラクの利権まで、ご存知の通り、あらゆる動機は経済にあります。
そして、もっとも大事なことは、戦争を起こさない、あるいは終焉させる力は全て国際世論にあったということです。ベトナムからパキスタンからティモールまで全ての抑止力・終結は国際世論にありました。したがってもし戦争を回避するのなら、やるべきことはあきらかに2つです。
まず、その背景にある経済的動機と利権構造をつまびらかにすること、次に、当事国間のいがみ合いや国内での抗議活動ではなく、国際世論への働きかけです。
忘れてならない。
もっともグローバルな考え方を持つ国民こそがもっともローカルな平和を達成するのです。
宗教でも文化でも統治者の征服欲でもエゴでもイデオロギーでもない。それは見かけであり本質でない。歴史を振り返るとあらゆる戦争はシンプルな経済的動機によるものです。
カエサルは抱えた負債によってガリアに行き、劉邦は借金のために蜂起して漢を成し、維新から日露戦争におけるアジア経済の流れ、そしてベトナムからイラクの利権まで、ご存知の通り、あらゆる動機は経済にあります。
そして、もっとも大事なことは、戦争を起こさない、あるいは終焉させる力は全て国際世論にあったということです。ベトナムからパキスタンからティモールまで全ての抑止力・終結は国際世論にありました。したがってもし戦争を回避するのなら、やるべきことはあきらかに2つです。
まず、その背景にある経済的動機と利権構造をつまびらかにすること、次に、当事国間のいがみ合いや国内での抗議活動ではなく、国際世論への働きかけです。
忘れてならない。
もっともグローバルな考え方を持つ国民こそがもっともローカルな平和を達成するのです。