【火星基地シミュレーション 隔絶された365日の記録】2023年3月11日の再放送

もし１年間、６人が隔絶した場所で共同生活を送ったら？将来の宇宙探査のため模擬火星基地でそんな実験が行われました。
彼らの精神状態はどうなるのでしょう？

標高4000mの草木一つないハワイの活火山で20～40代の男女6人（米・仏・独等）が共同生活を送ります。
火星の模擬実験なので外出は宇宙服、食事は全て冷凍乾燥食、個室にベッド・シャワー・トイレはありますがスペースの関係で狭く防音ではありません。

環境を類似させるためメールは翌日到着、インターネットは使えません。
最初は仲良く楽しく暮らしていましたが．．丁度パリの同時多発テロが発生しフランス人のスタッフは情報が思ったように入らず深い孤独感に襲われます。

それでも黙々とミッションをこなし愛情関係も芽生える2人も生まれたのですが．．
あと数週間で帰れるいう時になって皆のストレスが最高潮に！
小さな音量の音楽も隣人には雑音でしかありません。
気持ちもバラバラになりとうとう皆お互いに一言も会話を交わさない事態に．．．

そんな中、生命維持に欠かせない上水道ポンプの不具合が発生。
決められた物資以外の供給を受ければミッションは失敗となってしまいます。
一人がビニールシートと角材を組み合わせて大きな貯蔵庫を作成しようとし皆がそれを手伝う。
様々な提案がなされそれが同意を得て実行されていきます。

困難に直面し始めて皆の心が一つになった瞬間です。
365日後下界と接触した6人。それは貴重で生涯忘れられない楽しい経験となったようです。

政治の世界も小西洋之参院議員の「サル発言」等くだらない言葉尻を捉えないで欲しい。
その前の厳しい追及に言葉で対応するのが本当の政治家ではないのかしら？