夕霧の烏帽子

クラシックバレエと
仕事と宝塚を生きがいにしている
50代の徒然を書いてます。

白鳥

2007年08月27日 | バレエ
昨日は日生劇場夏休み企画
「ニッセイファミリーフェスティバル2007」と言う子供向けの芸術劇場??
で谷桃子バレエ団の「白鳥の湖」の公演を観劇。
この公演、子供向けなので物語の解説や、マイムの説明があるけれど
チケット代は安いと言う、お得感のある公演であります。
(あ、オケ無しです)

色々と書いてみたいけれど・・、

A先生の白鳥は前の時よりもず~~~っと良かった。
黒鳥は彼女の十八番みたいな部分もあるから
出来て当たり前的な感じで観ていたのだけれど、
白鳥も素晴らしかったです。
アダージオで・・王子に全てを任せた状態の脱力感・・
だけど、しっかりと踊っているの。
観ていて泣いてしまいましたわ。

王子は「王子」でした。
またまた「王子」らしくなっていまして・・・
王子とその他の男性ダンサーを比べて観ていたのだけれど、
他の人達だって、バレエを始めた時は「王子」になる事を
考えてクラシックバレエの世界に入ったんだよね・・。
どこで道が違ったのか???

男性方はまだどうも舞台に慣れていないような目が
キョロキョロとする方もいらして・・気になりましたね。
あれは、まずいですよ。

で、もって、女性陣。
う~~~~~ん
苦言です。

白鳥だから仕方が無いのは分かる。
しかし、皆が皆、他の役の時もあの髪型は・・・・

あちらこちらと色々な役を踊って、お客さんとして座っている
時の疲れきったお顔が・・・


背中の肉がはみ出しているような人達はねぇ
素人の発表会じゃないのだからさぁ・・・

白鳥のコール・ドで
手の角度の合っていない人が何人かいて目立ちましたわ

女性は多いのだから、もっとたくさんの方を起用しても良いのでは??
なんて、思った次第です。

苦言おしまい。


皆さん、お疲れ様でした




32回転で手拍子が始った時はドキドキだったけれど、
王子の回転が終わるまで手拍子が続いて・・・
子供達の感嘆が感じる事が出来て楽しい3幕でした。


後日談

あの髪型は「谷先生」の「お好きな髪形」だそうです

奥の深いバレエの世界・・・。
私は関係ない人間だから言えますね