裏物シリーズ（リズムボーイズ）

こんにちは、群裏好です。
今回は個人的にひじょ～～～に思い入れの深い裏物、リズムボーイズをお届けします。私、この台のおかげで大変な目にあったし、ある意味人間として成長させてもらったんですよ。。。

まずこの台を語るにあたって私の恥かしい過去を語らなければなりません。ずばり、この台のお陰で私サラ金から金借りましたｗ（笑い事ではありませんね）。
全ての原因がこの台だとは言いませんが、こいつが現役だった頃は週末だけで２０～３０万負けという嘘のような負け方を何度も繰り返しておりました。
行くと必ず負けるという必負地獄に私の安月給なんて一週間と持ちませんで、最高で１２０万の負債を抱えてしまいました（この最高借入額の借用伝票は私の負の証ということでいまでも大切に保管し、いい加減な立ち回りやマイナスが混んできた時などに見ては自分を戒めるために使用しております）。
ちにみに今はその借金は全て返済しきってますので笑い話として話せますが、あの頃は悩みに悩み抜いてましたね～。ほんとうに悪夢のような時期でした。。。

例によって台の仕様を簡単に説明します。このリズムボーイズ、ノーマルはビッグ・レギュラーのみの純Ａタイプ。スタートレバーの上に「ＣＨＡＮＣＥ」という告知ランプがありましてボーナス当選ゲームの最後に点灯するという仕組み。このあたりはジャグに似ているのですが、それ以外にもビッグ確定のリーチ目やチャンス目も搭載しておりまして私はジャグより開発陣のセンスを感じます。実際ノーマルでもいいから打ちたいと今でも時々思ったりして。（この台に限らずこの時期の大東音響の台はクオリティ－が高い台が多かったですよね、人を虜にする中毒性は最高でした！）
そんでその裏物ですが、数種類のverがありまして私が知っているだけでも
・リプ連ver
・弱性連ver
・凶悪状態ver
と３種類ありました。
この中で私が打ったのは弱性連verと凶悪状態verで、私を狂わせてくれたのは当然凶悪状態verなのでした。
この凶悪状態verは内部的には連チャンモード・連チャン休止モード・通常（ハマリ）モードと３つのモードが存在していたようで、連チャンと連チャン休止モードによって即連と引き戻しを繰り返しているように見せておりました。状態の凄さは大したもので一状態で５０００枚から時には万枚も狙えるような激しい連をすることも。私が知りうる歴代の裏物の中でもトップクラスの凶悪性を秘めた台でした。

そんでこのリズムボーイズとの馴れ初めは前橋市の問屋町にあった遊元というお店でのこと。
ふらりと立ち寄った店にあったのは弱性連verでして最初の印象は「楽しめる裏物だな～」程度の台でした。それから度々打ちに行ってたのですが、このverは中毒に掛かるような代物ではありませんでした。
ではどこから狂い始めたというと、この後しばらくしてから高崎方面へ偵察に出かけたときのこと。デルタ３２６？というお店だったと思いますが、リズムボーイズの島が満席になっておりまして「なんでこんなに人気あるんだ？」と不思議に思ってよくよく覗いてみたところ信じられないようなドル箱の山を積んでる人が数人。他の人達もガンガンと千円札をサンドにぶち込んでいます。まさしく鉄火場の様相。あきらかに私が知っているそれとは挙動が違いました。そんな光景を目の当たりにしたらフツフツと裏物好きの血が騒ぎ始めました。「オレもこの爆裂状態を味わいたい！」

それからというもの、週末は元より会社帰りにも高崎に通い詰める始末。しか～し、私の打つ台はただの一度として爆裂してくれません。
単発・単発・２連・単発・・・・・という地獄のようなハマリしか味わえず。週末が来るたびに無人のＡＴＭと店を何度も往復する群裏好。負けまくりのくせに毎週店に通う私を店員が嘲笑してたことも悔しくてはっきりと覚えています。だって私が退いた台が１Ｋで何度カマ掘られたことか・・・。あまりに連チャンしないので本気で遠隔を疑いましたよ。。。（後で知ったことですが、この台は３０００Ｇ程度の吸い込み周期を持っていてその周期毎に状態突入抽選をしていたみたいです）
私が本気で通い詰めたのは恐らく２ヶ月程度、この間に失ったお金は約１００万、週末ごとに１０万という金が飛んでいった計算になります。この間、例の爆裂状態をただの一度も味わえませんでした。

それでも最後の最後に一度だけ爆裂状態を掴んだことがありました。
爆裂と言ってもビッグ・レギュラー混みで１０連程度、１．５箱程度の小規模な爆発でした。このときは爆連に突入した喜びより今までに費やした時間と金額の損失を悔やんだものです。借金までして賭けた１００万の価値がこの程度の爆裂状態なのかと。はっきりいって虚しくなりました。今思えばこの時にその後のスロットとの付き合い方を学んだのかもしれません（自分の収入と勝負していいコイン単価の機種がはっきりとしたということでしょうか？。おかげでミリゴやアラジンＡは「俺の打てる台では無い」と真っ向勝負することを避けれました。もしリズムボーイズにこのことを教えてもらってなかったらミリゴの頃に私は自己破産してたかもしれませんね）。

この時期が金銭的には私の底辺でしたね～(^。^)。一応この借金は私の安いプライドにかけて後にちゃんとスロットで返済したので安心してください。ただここから這い上がるのはもっとずっとずっと後のお話。機会がありましたらそれも紹介したいと思いますので期待しないでお持ちくださいませ。
今回は大変長くなりましたがリズムボーイズをお届けしました。