想い出の時を刻む

趣味を楽しみながら、今日の思いや出来事を綴り、想い出として残していく日記

考えさせられた一日

2015年10月25日 | 感想

 昨日は京都、今日は大阪と最近はこんな調子で少し忙しい。そんな訳で今日もようやくこの時間になってパソコンに向かってブログを書いてます。

 

 遅い時間なので、今日はこの二日間に出会った方の印象を簡単にお話したい。

 

 3人の方とお会いしたのだが、そのうち二人の方はお寺の住職さんだ。お一人は40代の若い住職さんだが、文化財の保護活動に熱心な方で1時間ほどお話を聞かせてもらったが、保護活動に傾ける情熱が普通じゃない事を感じられたし、話も上手で魅力的な人であった。年は若いが話から学ぶことが多かった。

 

 もうひと方は年齢が60を過ぎた経験豊富な住職さんだが、最近のお寺の事情やら、お葬式を取り巻く環境の変化などを聞かされて驚きと新しい発見があって面白かった。ただ、この住職さんとは古い付き合いで、よく知っているが、最近少し人が変わったように感じられて残念だった。

 

 最後にお会いした方は、御年82歳になられるある団体の役員の方だが、私がここ1年の間に知りあった大先輩である。この方とはボランティア活動について色々お話を聞かせてもらったが、さすが経験豊富な人生を歩んでこられた人だけに、参考になることが多かった。

 

 ただ、今日の話の中で二人が同じように、小さな集団でも人間が心を通わせ、一つにまとまるよいうことが本当に難しいと、お互い嘆きあわざるをえなかったのが少し寂しく思えた。

 

 いずれにしろ、昨日、今日と出会った3人のお方の貴重なお話を聞かせてもらって、わたしは貴重な勉強もさせてもらい、いい刺激もうけた。

 

 しかし結局、私が最後に感じたことは人生どうあるべきかを充分わかっていても、そのような人生を歩むことの難しさをつくづく思い知らされたことだった。

 

 


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