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想い出の時を刻む

趣味を楽しみながら、今日の思いや出来事を綴り、想い出として残していく日記

見果てぬ夢Ⅱ

2015年06月15日 | 思い出

 昨日のことだがぶらり散歩に出かけ、プチ野鳥観察をしていると、川の土手に鳩が舞い降りてきた。川の水を飲みに来たようで、かなりきつい傾斜にも関わらず身体を斜めにして、水をうまく飲んでいた。

 最初は一羽だけだと思っていたのに、改めて見直すともう一羽の鳩が横にいた。いつみても可愛いものである。

 

 ブログを始めて間もない頃、鳩について少し語ったが、私は鳩が大好きであった。ただ、普通公園に沢山いるドバトとはちがうレース鳩が好きなのであった。それは私が少年の頃から大人になるまで、かなり長い間、鳩を飼い専門的に鳩レースを楽しんでいたからである。

 

 いろんな事情が重なり飼育を断念してからも、また、かなりの年月が経ったが未だに忘れられなくて、鳩を見ると無性に飼いたくなる。

 

 だから、こうした自分の思いを断ち切るために、普段私はなるべく鳩の姿を見ないように努めている。

 

 ところが、昨日のように偶然、鳩が目に入るとまた、鳩への思いがまたつのってくるから困ってしまう。もう、いい加減忘れてもいいようなものだが、まだ子供のように鳩が好きだし、可能ならばまた飼育を始めたい思いはある。が、それは叶わぬ夢とわかっているので諦めている。

 

 ただ、こうして鳩を思いだし、文字で語るだけでも心が躍るから不思議である。

 レース鳩


孫と海

2015年05月25日 | 思い出

 昨日、孫と須磨の海に行ってきました。そこで撮った一枚の写真がすごく気に入ったので紹介させていただきます。今日はこの一枚の写真で終わりですが、見ていると本当にいろんな事が想像されて楽しいです。

 


日常と非日常

2015年05月19日 | 思い出
今日、天気が良かったので昼時間にぶらりと近場の公園に散歩にでかけみた。

あまりにも心地が良かったので、ベンチに腰かけ何も考えず目の前の光景だけを見つめていると、本当にのどかな雰囲気でなぜか昔に返ったような気分になった。

そして、花や鳥や静かに流れる川の水音全てが心に安らぎをくれたようだった。


そんな雰囲気を味わいながら、あ~何時も見かける日常の景色も、気分を変えて穏やかなこころで同じ景色をみると全く違った非日常の世界に見えて来るんだと云うことに初めて気づかされた。


そんな穏やかな心をいつも抱いて生きていると、人生本当に楽しいと思うのに、私はなぜできないのかな?未熟者の宿命であろうか?


花の気持ち

2015年03月29日 | 思い出

  春、美しく咲き乱れる花に人の群れ。冬、花散れば人の姿なし。

  今日、知りあいの結婚式に参加した帰りに満開の木蓮の木を見つけた。するとなぜか先のような言葉が頭に浮かんできた。

 

 それは結婚式の場で見つけた一つの光景から思いだされた言葉だった。華やいだ結婚式の場には、かつて私の働いていた会社で活躍をされ、人々の注目を浴びてこられた大先輩たちが多数出席されていた。そして、その大先輩たちをよそに若者たちは大いにはしゃいでいたが殆どの若者が大先輩たちに敬意を表すことがなかった。

 

 何気ない光景だったが、私にはなぜか淋しく思えてならなかった。花は根があり幹があって咲くのと同じように、今は老いてかつての輝きは失ってしまったが、今日の楚を築かれた先達たちの立派な功績をけっして忘れてはならないと思う。そして、そうした功績を残された先達たちをいつまでも尊敬し、またその意思を継いでいくのが大切であろうと思う。

 

 時代も変わり、世代も交代したが、変わってはならないものもある。それは人に対する思いやりであり、尊敬の念であると思う。だからこそ若者に期待したいのは、人は輝いている時ばかり見つめるのではなく、輝きを失っても先輩たちを大切にし敬う事を忘れないで欲しいのだ。

 

 


久しぶりの再会

2015年02月05日 | 思い出

  昨日、東京から私の親友が訪ねたきた。久しぶりの再会である。昼の2時過ぎに会ったのだが懐かしい話で会話が盛り上がり、いつしか気が付けば夜中まで話し込んでいた。

 

 彼と知り合ってから、もう20年が過ぎる。

 

 彼は東京に住み私は神戸に住んでいる。いわゆる遠距離恋愛のような付き合いだ。(男同士だからと言って野暮な想像はしなように…ハハハ)彼と初めて出会ったのは会社の研修旅行の船の中だった。

 

 

 以前から彼の顔は知っていたのだが私は関東の人とは気性が合わないと感じていたので、彼と話すこともなかったのだが、彼はそんな事にはおかまえなしで、私に積極的に話しかけてきた。そのお陰で打ち上げの宴会が終わる頃には二人で親しく話をする関係になっていた。

 

 だが、いくら親しくなったと言ってもその場限りの関係に過ぎないし、お互い職場に帰れば、遠く離れた知人に過ぎないのだが、不思議なことにそれから研修があるたびに彼と出会うようになり、いつの間にか彼が私の身近な存在になっていた。

 

 こうして彼との付き合いが始まったのだが、彼と本当に親しくなったのはそれから何年も過ぎてからのことである。

 

 ある年の年末、彼から電話があり、友人3人で神戸に来ると言ってきた。私は何か仕事の関係で来るものだと思い、何も考えず彼らを出迎えたのだが、後で彼に聞いてみると、仕事とは全く関係なくただ私に会いに神戸まで来たと言うのである。

 

 私はその話を聞いて驚いたのと同時に、私のようなくだらない男に会うため、高いお金まで使って来てくれた彼の気持ちがありがたくて胸が熱くなった。その日は4人で夜遅くまで楽しく飲んだ事を今でも鮮明に覚えている。

 

 

 それから、彼は毎年のように私を訪ねて神戸に遊びに来てくれるようになった。そして仕事でこちらに出張に来ても必ず私と会って二人で食事をしたり飲みにも出かけている。

 

 

 今、私は仕事を引退し、彼はまだ現役でバリバリ働いているのだが、二人の関係は変わることなく続いている。

 

 彼は今風に言うとイケメンでありスタイルもよくおしゃれでもある。それでいて本当に気さくで飾らないし、人の優しい人間であるからみんなに好かれている。特に彼は私と飲みに行くと女性の人気をいつも独り占めにするほどモテ男である。お陰で私はいつも彼の引き立て役にまわされ大いに迷惑をしている。だが、私はそんな彼が大好きだし、義理堅い彼の人柄にいつも魅力を感じ尊敬もしている。(ちょっと羨ましいけど、わたしには真似ができません)

 

 わたしは、こんな彼と親友になれたことを本当に誇りに思うし、彼を永遠の友としてこれからも永くつきあって行きたいと願ってる。

 

 

 今日は彼と久しぶりに再会し、楽しい時間を過ごした昨日の余韻がまだ残っていたので、少し過去の想い出を書いてみた次第である。