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あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

~イギリスメディアレポート~新聞編1

2005-06-13 23:43:22 | 海外事情
今日は、独立後初の仕事日です。が、緊張感が全くありません…(笑)。

午前中は渋谷のセルリアンタワーで、某ベンチャー企業の社長と打ち合わせ。
ここの1Fのカフェは吹き抜けで天井が高く、ソファもゴージャスでなかなか気持ち良いです。

午後は退職の挨拶も兼ねたアポを3件行き、その後は自宅で企画書作成をしました。


さて、今日から好評のイギリスのメディアレポートをまた復活させて連載したいと思います。

前回はBBCについてお伝えしましたが、今回は『イギリスの新聞について』です。

レポーターは、前回と同じ蛍合宿への参加が決まった(!)ガイド表紙モデル風戸さんです。


◆高級紙と大衆紙に真っ二つに分かれるイギリスの新聞

イギリス国民は、階級によって教養の落差が大きいと言われています。

日本のように義務教育が発達し、国民の平均教養レベルが高い国には、なかなか想像のつきにくい世界かも知れません。

だから、その国の民度を計る物差しとして、新聞は格好のバロメーターになります。

その辺を、風戸さんに聞いてみました。

「イギリスの新聞はまず、大きく二種類に分けられます。エリート向けの高級紙と、約半分サイズのタブロイド紙といわれる大衆紙です。日本に例えると、全国紙とスポーツ新聞みたいなものですね。

両者の違いは何かというと、高級紙は署名記事スタイルで、ジャーナリズム精神に対する責任感のようなものが感じられる作りになっています。一方大衆紙は、政治的なテーマもスキャンダラスに表現したりと、わかりやすさ、面白さ、安さを常に追求している傾向があります。

イギリスの新聞業界は、まさにこの二極化した中でそれぞれが生き残りをかけているのです。」

ちなみに写真は、英フィナンシャル・タイムズ紙。

日本でいうと日本経済新聞、アメリカでいうとウォールストリート・ジャーナルですね。

おそらくベッカムは絶対読んでいないと思います(笑)。

明日は引き続き、イギリスの新聞業界の詳細をお伝えします。

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