あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

パタヤの叶恭子に出会う

2007-05-04 21:18:19 | 海外事情
こんにちは。

日が落ちて夜になると、バンコクほどではないものの、パタヤの街もまた違った趣を醸し出します。

この夜は後輩と別れ、単独行動の夜にしました。お互い事情はわかってきたので、二手に分かれて、歩いてパタヤをリサーチすることにしたのです。

その理由の一つに、パタヤの街中ではメータータクシーが、バンコクに比べて圧倒的に少ないことが挙げられます。

タイのタクシーは非常に安く、初乗りが35バーツ(※日本円で約100円)なので、どこに出かけるのにもタクシーを使います。移動手段としてはバスやトゥクトゥクもあるのですが、やはりお店の前までクーラーの効いた快適な状態で運んでくれるタクシーの魅力にはかないません。

そんなわけで海沿いの道を歩いていると、目の前にお洒落なカフェが見えてきました。どこかで見たことがあるなと思っていると、六本木にもあるハードロック カフェでした。中を見ると、ポロシャツに短パンスタイルの白人男性が、楽しそうにハイネケンを飲んでいます。

そのまま歩いて行くと、ちょっとした暗がりにさしかかりました。そこで、事件は起こりました。

暗がりの向こう側から、女性が近寄ってくる気配を感じました。「ついに来たな」気持ちの準備は出来ていたので、恐怖心は全くありません。むしろこれから何が起こるのか、楽しみです。

まだ顔は見えませんが、そのシルエットから大柄でスタイルがいいのがわかります。月明かりに照らされて姿を現したのは、叶恭子そっくりのオカマちゃんでした。ウィンクをするやいなや、「○○○○、○○○?」と拙い日本語で、放送禁止用語を交えながらアピールしてきます。

こちらはその気は毛頭ないので、ノーを連発しながら足早に去ろうとしたその瞬間、今度は背後から二人づれのオカマちゃんが「カモン!カモン!」と言いながらまとわりつき、左サイドのオカマが僕の短パンに素早く手を入れてきました。見事なカウンター攻撃です。咄嗟にその手を跳ねのけましたが、その素早さは魔裟斗のキック並です。ポケットには何も入れてなかったので大丈夫でしたが、バーツ紙幣をまとめて突っ込んでいれば、おそらく何枚かはやられていたでしょう。

さらにオカマが加勢しても困るので、その場を素早く立ち去りました。アウェーでの戦いの不利さを実感できた、なかなか刺激的な体験でした。

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