あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

電通某社長のコトバ

2005-04-25 23:05:46 | マスコミ関連
久しぶりに部屋を片付けていたら、懐かしいメモが出てきました。

電通の某社長の「今、広告マンに求められる力」についてのコトバです。

以下、要約します。

広告会社にとってクライアントに対する基本的な機能と役割は、クライアントのコミュニケーション活動に“効率的”でかつ“創造的な”コミュニケーションサービスを提供していくことである。

すなわち的確にクライアントのニーズに応えて、クライアントの営業活動、事業の繁栄に貢献し、合わせて消費者へのコミュニケーションを行い、生活の向上に寄与していくということだ。

その意味で電通の営業マンは、マーケティング能力、クリエイティブへの理解、そしてクライアントの課題を解決するビジネス能力を持たなければならない。

電通マンの条件としては、以下の4つが重要だ。

◆コミュニケーション能力
→自分の意志や考え方を伝えていく能力。ビジネスとしては、広告という情報に転換して伝えていく能力。

◆プランニング能力
→問題解決する時に、発想やアイディアを企画の形にして提案できる企画力。これを絶えず養わないと、クライアントの問題解決ができない。

◆クリエイティブ能力
→常に新しい視点をもって物事にあたり、そこから営業していく能力。

◆プロデュース能力
→総合してまとめ上げてビジネス化していく能力。

非常にわかりやすく、かつシンプルですよね。

特に最後のプロデュース力は、ビジネス上一番重要だと前から感じていたことなので、“やはり、そうか!”の思いを強くしました。

電通は世界最大の広告代理店ですから、そこの人材に求められる要素を身に付ければ、世界中どこでも通用する人材になれるということです。

そういう意味では、この4つの能力には普遍性があると思います。

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