あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

景山民夫の本を発見

2008-08-23 09:54:10 | マスコミ関連
引越しで持ってきたダンボールを整理していたら、景山民夫の「トラブル・バスター」という本が出てきました。

この本は学生時代マガジンハウスでアルバイトをしていた時にもらったもので、その文体が絶妙で、当時かなりのインパクトを受けました。故景山氏のセンスが最高に生かされた作品の一つと言っていいでしょう。

ちなみに、景山氏のプロフィールを簡単に。

氏は警察官僚の父を持ち、武蔵高校から慶應文学部に進んだ後、アメリカ放浪を経て、放送作家へ。「しゃぼん玉ホリデー」や「タモリ倶楽部」などで活躍する一方、「オレ達ひょうきん族」ではそのプロレス好きが高じて、レスラー役でも出演したこともある人です。

文学面での功績も多く、直木賞他数多の賞を受賞されています。ただ、晩年は「幸福の科学」に没頭し、最後は書斎での火の不始末による焼死という非業の死を遂げています。

晩年の生き様が影響しているのかどうかわかりませんが、景山氏の作品は絶版になっているものも多いらしく、この「トラブルバスター」もそのようです。

いろんなサイトを見ていると復刊を願う声も多いので、このブログでのその内容を紹介できればと思います。

景山氏の知的でシャイな、そしてユーモラスなキャラクターが浮かび上がってくるはずです。

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