あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

多極化促すネット活用

2008-10-13 23:58:54 | マスコミ関連
こんばんは。

今回は、第二回目の連載です。


~~多様化促すネット活用~~

今、インターネット上で情報を収集する日本人の約65%は、Yahoo!を使用します。残りはGoogle他が続きます。

かつて良い税理士を探したいと考えた経営者は、本や親しい経営者による紹介が主
な手段でした。そして今は、その主な手段はインターネットに取って変わりつつあります。今や全てのビジネスの入り口は、インターネットの検索サイトになり、そこで表示されないことは、情報収集の対象にならないくらいのインパクトを与え
ているのです。

税理士を探すユーザーは、インターネットを活用して情報を収集し、エリア、価格、具体的サービス内容、所長の人柄といった項目で対象を絞っていき、直接会い、顧問税理士事務所を決定します。

片や、選ばれる方の税理士も、インターネットの特性を把握し、PR戦術に応用する
技術に長けた集団が生まれつつあります。

インターネットによる情報のオープン化は、サービスの多様化を促進し、それはすなわち税理士の多極化を意味します。全国で32,000~33,000あると言われている税理士事務所ですが、ここ数年大きく3つのカテゴリーに分かれてきています。

多様なサービスを有した総合百貨店型税理士事務所、ある特定分野に特化した専門型税理士事務所、数人で経営する個人事務所型税理士事務所です。

最初の総合百貨店型税理士事務所は税理士法人の形態を取っているところが多く、クライアントも大手が多いのが特徴です。相続対策や資産の流動化といった通常の決算業務以外の高付加価値サービスを売りにしており、顧問料も比較的高い傾向が見られます。

次の専門型税理士事務所は、国際税務や特定の業種に非常に強いといった、強いカラーのある税理士事務所です。

最後の個人事務所型税理士事務所は、所長以外に数人のスタッフがいる形態の事務所です。それら大きく3つの形態に分かれたそれぞれの税理士事務所が、新しい顧客獲得の有力な手段の一つとして、インターネットに注目し、かつ活用しているのです。

SEOと言われる特定キーワードの上位表示技術は、その中でも非常に重要なものです。インターネット上でのPR力が、今後更に新規顧客獲得に大きな影響力を持つようになることは間違いありません。

インターネットの技術は、この業界にも強力なパワーシフトを起こしているのです。

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