あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

有名カメラマンと打ち合わせ

2007-11-05 13:05:40 | プロジェクト
今、会計士ネットワーク企業の情報誌の全面リニューアルを手掛けています。

具体的な改変ポイントを、以下に列挙します。

◆雑誌のコンセプト
◆台割構成
◆クリエイティブ全般(表紙、フォーマットデザイン、トーン&マナー)
◆流通ルートの整備
◆制作&印刷コストの交渉
◆記事広告営業、純広告営業

その目玉の一つが、表紙の全面改変です。

雑誌にとって、表紙は命です。表紙は、全てを物語ります。どんなコンセプトなのか、どんな人に読んで欲しいのか、どんな情報が詰まっているのか…。

今回は六本木に事務所を構えるプロのフォトグラファーTさんに、お仕事をお願いしました。本日は、今回デザインをお願いしているデザイナーさんを交えての、一回目の打ち合わせです。

「この雑誌は、ニューズウィークやタイム、フォーブスのようなコンテンツにしたいんですよ。自社の宣伝は極力抑え、編集部の中立的な視点で会計事務所経営に役立つ情報や事例を伝えていきたいんです。でも、表紙は流行通信のようにスタイリッシュで、中身はGQのように洗練された感じにしたいんです」

「確かに、この業界で今までそんな雑誌はないよね。かなりインパクトはあると思うね」

「例えば今回アメリカ会計事務所事情という特集を組むんですが、エンロンの崩壊からアンダーセンの崩壊、最新のアメリカの会計事務所経営スタイルまでを伝える予定です。そういった、経済ジャーナリスティックな視点も大事にしたいと考えているんです」

「かなり面白そうだね。そういう意味では、今回の表紙は大事だね」

「そうなんです。今回の表紙モデルは、国立大学に国費留学で来ている外国人留学生ですが、“インテリジェンス&エレガンス”をコンセプトに、連続シリーズを企画しています。彼女の紹介で、今後もヨーロッパから国費留学で来ている大学生に出てもらう予定です」

「いいね。かなり斬新な企画だと思うよ。彼女の場合は目が特徴だから、そこにグッと焦点を合わせるといいと思うよ。ちょっとビジネスチックなトーンを演出するなら、フィナンシャルタイムズを持たせるとかね。ストライプのシャツで新宿の高層ビルをバックに、抜けた感じで撮るとかね」

こんな感じで打ち合わせはトントン拍子で進み、来週水曜日早朝の撮影が決定しました。

プロのクリエイティブの迫力に触れる瞬間を、今から楽しみにしています。

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