ミラノはミラノ

ミラノ在住のおねえさん(うそ)おっさんの気まぐれ場当たり日記

正負の法則は、政府の法則なのか??

2012-06-23 00:06:57 | 日記

民主党のロゴって水平線に沈みゆく太陽のようですね。

変なタイトルですね。ゴメンなさい。
イタリアでは、日本のテレビ番組を視聴できないので(正確にはできるんですが、ちと面倒)Youtube等で動画を楽しんでいます。
何か1つキーワードを入れて検索していくと、いろいろなものが絡んできて、そこから全然違うジャンルに飛んでみたりと、遊んでるとあっという間に時間がたってしまいます。

昨日は、そんなランダムな選択肢からたどり着いたのが、美輪明宏さんが出演なさっていた2006年頃のTV番組
そこでは、美輪さんの著書「正負の法則」に関する内容をご自身が事例を用いながら説明していました。
美輪さんによると、人生は山あり谷ありで、いいときもあれば、悪いときもある。
なので、いいときにはしっかり気持ちを引き締めなければならないし、その反動がいづれやってくるということを覚悟しておく心構えが必要で、また逆に悪いときは、必ず脱却できるのだから、悲観的にならずに、どん!と構えてれば怖いもんなしだと、こんな内容でした。

なるほどな!と思って聞いていましたが、ふと「政治は、民主党政権は?」という疑問がむくむくとわき上がってきて、彼らは負ばっかりで正なんてあるんだろうか?ということに思い至りました。

私たちは、彼ら政権にとっての正負と、我々国民にもたらされる正負を同時に考えなければならないのかも知れません。
だって、彼らは曲がり形にも日本という国を運営しているのですからね。

我々国民にとっては、彼らはどうも負でしかないように思います。
前回の総選挙は、マニフェスト選挙とも言われ、各党がマニフェスト(選挙公約)を前面に出しての戦いだったことを皆さんは、覚えてらっしゃるだろうか?

国民の多くは、民主党のマニフェストを見聞きし、これなら我々日本国民が幸せになれるかもしれない、最低でも現状よりはよくなるだろうという思いで、清き一票を民主党に投じた結果、彼らが戦後の長い自民党政権を打ち破り、与党第一党として君臨できた訳です。
しかしマニフェストの多くは実現不可能だったり、途中で腰折れになってしまうものも多くありました。
これだけでも許し難いのに、消費税増税に政治生命をかけるという首相まで登場したのですから、これは、マニフェスト詐欺と言っても過言ではありません。
彼らは、政策を見直し、議員定数を削減、無駄なことを省けば増税なんて必要ないと言ってきましたが、全く真逆なことをやっているのですね。

これで内閣支持率が未だ二桁もあるなんて信じられません。

選挙というものは、マニフェストを介した国民と議員の契約あるいは、信託ということもできます。
消費者保護のために儲けられたクーリングオフ制度が選挙にも適用できればいいのに。
まして欠陥商品や不良品をを買わされた場合は、一方的に解約だってできるのに。
あんな欠陥だらけ嘘だらけの民主党が国政を担うリーダーなんて、ちょっとぞっとしませんか?

考えようによっては、この欠陥と嘘は、公職選挙法による贈賄よりも悪いような気がします。
贈賄だってかなり悪辣な方法であるのは確かですが、そういう不正よって当選した議員が、選挙公約をしっかり守ることだってあり得ますからね。
しかし民主党は、明らかに故意に公約を実現しないことや、まったく公約と逆のことをしようとしているのですから、これほど国民を馬鹿にしたことは、近代日本史を振り返っても、見つけることはできません。

やっぱりこの人たちが我々国民にもたらすことは負のみだと判断してもよい時期にきていると思います。

彼ら自身にとっての正負の法則は、党として政権を勝ち取った時が正の頂点で、そこからは一気に谷に落ちているようなもので、次回の国政選挙では、谷のどん底まで国民から追い落とされるのは、火を見るよりも明らかでありますし、場合によっては、原発事故の対応も含めて、過失致死罪や詐欺罪等で国民から訴えられる可能性も孕んでいます。
政治の頂点に立った人間が、次は監獄ということもあり得るのかも知れません。
登り詰めた山が高いほど、谷もまた深いと美輪さんは、仰っておりました。

私たち国民は、しっかり谷底に落とし込まれたようなものですから、明るい明日を信じて、コツコツと階段を上って行きましょう。

 

 

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